図書ゲンダイ ニホンロン000005751

現代日本論

サブタイトル1~10
編著者名
鶴見 祐輔 原著/沢田 謙 訳者
出版者
大日本雄弁会講談社
出版年月
1927年(昭和2年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
211p
ISBN
NDC(分類)
302
請求記号
302/Ts85
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1講 旧勢力
重大なる結果
太平洋時代
日本の米国化・米国の日本化
明治維新の特色
英仏露の帝国主義
モーロー主義の東洋進出
明治維新に対する外国干渉
明治新政府の外交政策
米将軍ル・ジヤンドル
前米大統領グラント
誰か日本の帝国主義を難ずる!
第2講 自由主義の擡頭
驚くべき日本語の大家
自由主義は保守勢力を圧す
藩閥闘争に於ける自由主義
文筆・教育方面の活動
憲法と議会と政党
自由主義の発達を碍げしもの
選挙費に纏る弊害
政治的腐敗の原因
世界大戦後における自由主義
思想運動および婦人運動
対支文化事業
東洋文明の光栄に還らん哉
第3講 都市および農村の労働運動
日本に社会革命来るべきや
日英両国の比較
産業革命と労働運動
サンディカリズム・共産主義時代
労備運動穏健化す
農村問題―その特色
小作労働運動
農村は自由主義の揺籃
排日法と労働運動
長夜の夢は破れたり
第4講 日本の思想的潮流
日本国民性の特色
異邦思想の接受力と消化力
調和を愛する心
活動哲学と楽天観
日本思想の根本
武士道と民衆教育
国家主義思想の全盛時代
自由主義思想興る
大震災の影響
驚くべき日本の新聞
日本の新聞の特色
新聞発達上の障碍
日本の雑誌・単行本
日本思想は何処へ行く
日本語は容易い
第5講 現代文学―小説と戯曲と詩歌
日本生活を米国の炉辺へ
美術と文学の国
第6講 現代文学―小説と戯曲と短歌(続)
新浪漫主義・人道主義
武郎と実篤と百三
プロレタリア文学
第7講 日本国民生活に対する米国移民法の衝撃
日本の米国に負へる恩義
教育制度と阿片問題
米国宣教師を徳とす
親善なりし日米関係
排日法は紳士協約違反
反対論を駁す
無礼なる排日法案通過
太平洋問題における日本と米国
問題は時期と方法
東西文明の融合
震災当時の愛情を憶ふ
噫! 新時代は来るべきか