図書キギョウカン キョウソウ ト ギジュツ000005734

企業間競争と技術

サブタイトル1~10
編著者名
昭和同人会 編者
出版者
東洋経済新報社
出版年月
1960年(昭和35年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
17,321p
ISBN
NDC(分類)
509
請求記号
509/Sh97
保管場所
閉架一般
内容注記
監修:安芸皎一,大来佐武郎
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

監修者の言葉(1)(安芸皎一)
監修者の言葉(2)(大来佐武郎)
緒論
企業競争の問題点
企業競争の本質と類型
企業競争におけるランチェスターの法則
技術革新と競争
過当競争の本質
貿易自由化の再認識
企業大規模化の3方向
企業大規模化と二重構造
第1章 日本企業の特質と技術
企業組織はなにで決まるか
戦前の企業形態の特色
戦後の企業形態
日本産業の発展方向
貿易自由化と産業構造政策
貿易自由化の課題
自由化のインパクト
自由化と産業構造政策
第2章 競争における技術の役割
技術進歩の方法と促進要因
技術進歩のにない手
方法別にみた類型
要因別類型
目的別,段階別類型
技術進歩に必要なバックグラウンド
技術的独占の意義と可能性
特許とノーハウ
創業者利潤の生成過程と独占の維持
独占下における技術交流の動機
対抗者の発生と独占の崩壊過程
競争手段としての技術
技術競争
市場開拓と技術
価格競争と品質競争
国際競争と技術
技術導入と企業競争
技術面での系列化と集中化
コンビナートと競争
コンビナートの意義
コンビナート形成の要因
企業間競争からコンビナート間競争へ
第3章 鉄鋼業
戦前における企業間競争
日本鉄鋼業の成立にみられる特色
第1次大戦と資本の再編成過程
恐慌の進展と企業間競争の激化
企業間競争と技術
海外における競争と集中
戦後における特色
平炉メーカーの銑鋼一貫化
第1次合理化計画
第2次合理化計画
鉄鋼業における集中形態の特徴
独占品種と新製品をめぐる競争および自由化の展望
第4章 造船
戦前における発展
発展の過程と特徴
技術進歩と企業間競争
戦後の発展と企業間競争
技術水準の平均化と建造能力の拡大
計画造船と生産の分散
戦後の企業間競争
過当競争発生の原因
資金の供給
今後の課題
産業機械工業への本格的転換
転換における問題点
第5章 自動車
企業競争の面からみた日本の自動車工業の歴史
第1段階(明治末年から昭和11年まで)
第2段階(昭和11年の自動車製造事業法制定から昭和20年終戦まで)
アメリカ自動車工業の場合
現状の評価と課題
第6章 重電機
戦前におけるわが国重電機工業の発達
重電機工業の成立
外国資本との技術提携
第1次大戦による転換期
過当競争の発生と業界再編
重電機工業の発展と独占化
技術進歩と生産集中
戦後の重電機工業と企業間競争
戦後の合理化
戦後の重電機工業の特徴
火力技術の導入競争と系列化
家庭用電機の生産の伸びと販売競争
重電機工業の企業形態
国際的な電機工業の独占体制
今後の課題
重電機工業の国際競争力
家庭用電機の販売競争
第7章 電子工業
電子工業の歴史
電子工業以前
電子工業の誕生
戦争中
戦後の数年間
電子工業の発達
アメリカでの電子工業
電子工業の問題点
通信工業との相違
電子工業の中核
電子工業の現状
技術者の供給状況
アメリカの対日観
経営者の態度
第8章 セメント
戦前におけるわが国セメント工業の発達
セメント工業の発生(明治8年~明治26年)
発展期(明治27年~大正12年)
カルテル時代(大正13年~昭和14年)
国家統制時代(昭和15年~昭和20年)
戦後のセメント工業
戦後統制期(昭和20年~昭和24年)
現代(昭和25年~)
わが国セメント技術の進歩
製造技術
労働生産性,原単位など
セメント企業の現況
将来の問題
需給バランス
燃料消費
その他
第9章 硫安
わが国硫安工業の発展と技術進歩
戦前における生産拡大
戦後の復旧競争
最近の合理化の努力
硫安工業における発展の制約条件
需要拡大テンポの鈍化
資源的条件の不利
企業規模の拡大と経営上の問題
技術革新と寡占
硫安工業の今後の方向
第10章化学繊維
化学繊維工業にみられる寡占の性格
レーヨン工業の創設と発展
戦時統制と企業整備
戦後の復興過程における寡占の維持
海外における化学繊維資本の形成
合成繊維の登場
第11章 石油化学
石油化学工業の発展
化学工業原料としての石油の有利性
わが国石油化学工業の導入
石油化学工業第1期計画を中心として
石油精製副生ガスの利用計画
化学会社による総合的計画
アンモニアガス源転換と関連した計画
次期計画をめぐって
わが国石油化学工業の当面する根本的問題
国際競争力の強化
外資導入のあり方
計画の調整
第12章 電力
電気技術の発生と電気事業
大電力網の形成と競争の激化
国家管理と再編成
再編成後の発展
今後の問題
第13章 原子力
原子力開発体制の進展
民間における動き
日本原子力産業会議の誕生
民間原子力グループの誕生
日本原子力発電株式会社の発足
問題の所在
民間主要産業グループの構成とその動き
三菱グループ
日立グループ
住友グループ
三井グループ
第一グループ
原子力研究所の原子炉建設をめぐる動き
日本原子力発電(株)の発足とその動力炉導入をめぐる動き
日本原子力発電の発足
動力炉導入をめぐる動き
わが国原子力産業と今後の問題
索引有