図書目録ニホン ケイザイ ズセツ資料番号:000005687

日本経済図説

サブタイトル
岩波新書
編著者名
大内 兵衛 [ほか]著
出版者
岩波書店
出版年月
1955年(昭和30年)7月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
19,212p
ISBN
NDC(分類)
332
請求記号
332/O91
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

日本経済総観
発展のテンポは早い(1)
発展のテンポは早い(2)
生産上昇の刺激剤としてインフレが使われた
旧いものが残っている
人口多く資源乏し
戦争によって発達し戦争によって滅びた
独占が高度である
日本人は貧しい
人口
人口は世界の第五位
人口増加は急速である
出生率・死亡率は減退した
人口のわりに労働力人口が増加する
農業者はなお全就業者の半数に近い
人口は農村から大都市に集中する
労働
就業者の三分の一は家庭従業者
雇用者の増加速度は遅い
小事業所の労働者は多い
軽工業より重化学工業の労働者が増えた
潜在失業者は増加している
賃金水準は先進諸国と格段の差がある
小企業の賃金は大企業の六割
賃金の格差は戦前に戻った
労働組合の組織率は国際的にみて高い
労働争議は主に賃金から起っている
エネルギー
石炭と水力に依存している
エネルギー消費は劣っている
電化は進んでいる
鉱工業生産
工業生産の伸びは速い
重化学工業の進出が大きい
新旧生産物の盛衰が目立つ
重化学工業が前進した
工業生産は伸びたが経営規模は依然小さい
労働の生産性の水準はまだ低い
生産設備は老朽化している
資本の構成からみた日本の工業
戦後は払込資本の配分がやや平等になった
農林水産業
農業生産は小土地所有者によって行われている
米の生産は畑作物より伸びが遅い
米の反収はあまり増加しない
肥料の消費高は非常に大きい
機械力と蓄力は増加した
東北地区の反収は高くなった
米の自給は困難である
農家収入の三割は兼業収入
養蚕は衰退し畜産は発達する
漁業にはいろいろな障害がある
立木の蓄積量は次第に減少している
商業
小売店の数は多いが、その売上高は少い
小売商の売上高は少く、その生活は苦しい
商業には中小企業が多い
綿製品の流れ
鉄鋼の流れ
交通
鉄道は限界にきている
トラックの発展は素晴らしい
海運は戦争によって栄え、戦争によって滅びた
航空事業は遅れている
貿易
入超は増大した
増加のテンポはおそい
どこから輸入しているか
どこに輸出しているか
日本の販売市場(1)
日本の販売市場(2)
どういう種類の商品を輸入し、輸出しているか
日本の貿易の構造を他の国とくらべると
主な輸入品
輸出貿易の商品別構造には大きい変化があった
主な商品をどこから輸入しているか
主な商品をどこに輸出しているか
入超の大きい北米州との貿易
貿易上のドル不足はどうして埋められているか
金融
インフレの足跡
産業資金の供給における変化
預金の種類と銀行の貸付残高
政府資金の供給
日本銀行券はどうしてふえたか
外資はどれほど導入されたか
財政
膨張する財政
歳入の構成
歳出の構成
景気を調整する財政投融資
三三の特別会計と一○の政府関係機関
軍事費はすでに戦前の二分の一に近づいた
国民の租税負担は戦前の約二倍
どの所得階層にも重い税金
地方財政の窮乏
国民生活
一人当たりの国民所得は戦前価格で二二二円である
生活費は三○○倍に騰った
家計費の構成はようやく戦前に近づいた
都市勤労者の戦前並みの生活には三万二,○○○―三万六,○○○円が必要
社会保障はまだまだ低い
映画と書籍出版からみた国民生活
索引
図版目次

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