涙と光
- サブタイトル
- フランスの悲劇 ナチによる史上最大の虐殺
- 編著者名
- メイラン カミーユ [著]/室井 庸一 訳者
- 出版者
- 三笠書房
- 出版年月
- 1956年(昭和31年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 240p
- ISBN
- NDC(分類)
- 235
- 請求記号
- 235/Ma98
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 【Larmes et lumi〓re a oradeur.・の翻訳】
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 平和な村―マルグリットの夢
パリで奉公している母親
信心深い幼いマルグリット
おばあさんと二人暮しの田舎の家
母親の帰郷
母親に抱かれたマルグリットを訪れる怖ろしい夢告
第2章 絶望オペラ―ミシェルの最後の三カ月
病が癒えて束の間の青春にめぐまれたミシェルのかなでる美しい恋愛のアルペジオ
苦悩にみちた日記の内容
ミシェル一家の疎開と母親の娘時代の一体験
第3章 愛する人に捧げる詩―ラプローのミシェル
美しい心をうけいれてくれない愛人に対するミシェルの心情の昇華
死の迫つた日に明瞭に運命を予知して書かれた作品「リル市界隈」
純潔な観念の証し
第4章 浄らかな幸福よ―ドニーズ
未婚のまま散つたオラドゥール小学校の女教師ドニーズの、短い生涯を語る日記
彼女の心中の無意識の信仰と、彼女を失つた母親の神に対する悲痛な疑惑
第5章 薔薇色の廃墟―礼拝堂の神父さんとヌメイエ家の姉弟
孤独にたえて信仰に生きる聖なる老神父
病身ながら清純な信徒として彼に近づく避難民の姉弟
悲劇の日の近づくままに、彼らが作りあげた恩寵への道
第6章 その前夜―一九四四年六月九日
殺戮の前日のミシェルやドニーズ
村人の最後の日常生活
幸福なるべきソランジュのふしぎな苦悩
幼いナニイの口からもれた予感
子供たちのはかない幸福
第7章 殺戮の日―一九四四年六月十日
ナチのオラドゥール大虐殺
一瞬にして廃墟となつた村
焦慮と絶望
フォレ氏たちの行動
レヴェック夫人の幻視
生存者の証言
神を拒否するソランジュ
第8章 マリアへの祈り―マルグリットの三度の来訪
アメリーの驚愕
マルグリットの死
娘の最初の訪れ
夢の訪れでアメリーの救助
アメリーの帰郷
第三の訪れ
マルグリットが望み通り犠牲となつたこと
第9章 光
ラプローの住民の四散
ミシェルの両親に課せられたさだめ
机の上に発見された一枚のノート
ふしぎな光
他界からの通信
生ける神へ向つている運命と恩寵
訳註・写真目次
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