重慶政府戦時経済政策史

序論　重慶政府戦時経済政策概論
第１編　支那事変勃発より漢口陥落迄
公債最低価格令の公布
資金の海外逃避とモラトリアムの断行
食糧の国家管理と民需米の調整
救国公債の発行と一般公募
金の国家買上と献金運動
税制の整備と増税
国家総動員法「農鉱工商管理条令」の公布
為替管理の断行と法幣第一次崩壊
貿易管理実施と輸出ビル集中政策
地方金融機構改善弁法と漢口金融会議
第２編　漢口陥落より第二次欧州大戦勃発迄
漢口・広東の陥落と西南交通の建設
工廠の奥地移転と工業建設
難民救済と強制労働
転口貿易統制と対日経済封鎖
遺産税と過分利得税の創設
関税担保外債の支払停止
第二次金融会議と全国生産会議
法幣安定資金の設定と法幣第二次崩壊
第二次モラトリアムと新匯劃の発行
輸入の全面的禁止と商業レートの設定
法幣再度崩壊と第二次欧州大戦の勃発
第３編　第二次欧州大戦勃発より大東亜戦争勃発迄
非常金融体制の整備と四行聯合弁事処総処の創設
法幣第三次崩壊と闇市場支持の放棄
インフレ激化と奥地物価の狂騰
インフレ抑制策としての節約建国儲蓄運動
食糧不足の深刻化と米穀管理
戦時建設三ケ年計画の樹立
第三次財政会議と地租税の中央移管
カリー特使の訪支と第二次法幣安定資金委員会の設置
資産凍結の実施と貿易為替管理の大改正
マニラ会談と香港経済会議
第４編大東亜戦争勃発より現在迄
米英の巨額借款貸与と蒋介石の印度訪問
米弗公債・関金券の発行と物資局の設置
国家総動員法の制定と国家総動員会議の設置
西北地区の中央化と経済建設工作