ヒトラー最後の日
- サブタイトル
- 編著者名
- トレボア=ローパー 著者/橋本 福夫 訳者
- 出版者
- 雄鶏社
- 出版年月
- 1951年(昭和26年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 311p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/H77
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 【The last days of Hitler.・の翻訳】
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 ヒトラーとその宮廷
ナチ政府とナチズムの真の性質
東方政策
党と陸軍
宮廷の生長
総統位継承権を廻つての葛藤
ヘスのイギリスへの飛行
ボルマン
ゲーリング
ゲッペルス
ヒムラー
ヒムラーのたいとう
シェーレンベルグとその野心
ドイツの牒報機関
一九四四年七月二十日の陰謀とその影響
ヒムラーの凋落とボルマンのたいとう
ボルマンとゲッペルス
ヒトラーの揺ぎない地位
第2章 敗北に当面したヒトラー
アヴランシュの突破
敗北に当面したナチ指導者の政策
組織と訓練の崩潰
「レジスタンス」
「人狼隊」
ゲッペルスの干渉
ニヒリズム
陰謀後のヒトラー
ヒトラーの「日記」
ヒトラーの習慣の変化、いんとん者になつたヒトラー
ヒトラーの侍医たち
モーレル教授とその麻薬
ヒトラーの健康の衰え
侍医同志の争い
モーレル反対者の解雇
シュトウンプフェガー医師の任命
ヒトラーの催眠術的な魔力と彼の血への渇望
第3章 敗北に当面した宮廷
アルベルト・シュペーアとニヒリズム
テクノクラシイ哲学とその限界
シュペーアのヒトラーからの離反
シェーレンベルグとヒムラー
ヒムラーのヒトラーへの忠誠心をむしばむシェーレンベルグ
ヒトラー抹殺の提案
ヒムラーの不決断
総統位後継者の選択難
ベルリンのヒトラー
エヴァ・ブラウン
シュヴェリン・フォン・クロージク伯とその日記
カーライルと占星学
ルーズヴェルトの死
ナチズムの愚者の天国
リッペントロップ
シェーレンベルグ、クロージク、ヒムラー
シェーレンベルグの自己偽瞞
第4章 危機と決定(四月二十日―二十四日)
ヒトラーの第五十六回の誕生日
防空壕
誕生日の謁見と会議
ヒトラーのベルリン死守の決意
ゲーリングの南独への出発
シュペーアの計画と破壊防止のための放送
ヒムラーとベルナドッテ伯
シュタイナー攻撃とその失敗
ヒトラーの精神的虚脱
ヒトラーとゲッペルスの自殺計画
「いつさいをゲーリングにまかせよ」
諌言も無駄におわる
ヨードルとカイテルの出発
その報知をうけた時のヒムラー
ヒムラーとフェーゲラインとの会見うちあわせ
ゲープハルトの防空壕訪問
ベルガーの防空壕訪問
ベルリンから南独への総撤退
コルラーからその報告をうけたゲーリング
ゲーリング、会議を開く
ゲーリングからヒトラーへの電報
ヒムラーとベルナドッテの最後の会見
シェーレンベルグの誤解
シュペーアの防空壕への最後の訪問
ゲーリングの電報を受取つた時の防空壕内の様子
ボルマンの好機
ゲーリングの解雇と逮捕
ゲーリング事件の説明
シュペーアとリッペントロップの出発
ヒトラーの決意をひるがえさせようとする無駄な努力
ロシヤ軍によるベルリン包囲
第5章 包囲下の防空壕(四月二十五日―二十八日)
執政庁内の残留者
防空壕の孤立
防空壕へ呼ばれたリッター・フォン・グライムとコルラー
グライムの旅行
ハンナ・ライチュ
防空壕内でのグライムとライチュ
グライムをゲーリングの後継者に任命
砲撃下の執政庁
コルラー、ヒュルステンブルグへ行く
防空壕生活の奇妙な影響
フェーゲラインの失踪とその逮捕、彼の位階ちだつ
自殺会議
ヒトラーの最後の頼みのつなであつたヴェンクの軍隊
裏切りへの疑い
ヒムラーとベルナドッテとの会見についての最初のニュース
第6章 ブルータス、汝もか(四月二十八日―二十九日)
デンマークでのシェーレンベルグ
ベルナドッテによる講和折衝の失敗
占星学的外交
依然としてヒトラーの後継者と見なされたヒムラー
ヒムラーの連合軍との折衝が防空壕内に及ぼした影響
防空壕内での秘密会議
フェーゲラインの死刑執行
グライムとライチュの派遣
ヒトラーとエヴァ・ブラウンの結婚式
ヒトラーの二種類の遺書
ボルマンとゲッペルス
ヒトラーの政治遺書へのゲッペルスの追加書
遺書をベルリンからはこび出す使命
三人の遺書持参者と彼等の脱出行
フライターク・フォン・ローリングホーヘン、ヴァイス、ボルト、防空壕を去る
フォン・ベロウ大佐
ヴァイドリング将軍の報告
フォン・ベロウ防空壕を去る
フォン・ベロウの使命とその脱出行
第7章 ヒトラーの死(四月三十日―五月一日)
ムッソリーニの死を知つたヒトラー
犬を殺す
防空壕居住者との告別
壕内の雰囲気の変化
ボルマンによるゲーリング一派の死刑執行命令
四月三十日
火葬準備
ヒトラーの宮廷人との告別
ヒトラーとエヴァ・ブラウンの自殺
アックスマンとケンプカ
死体を庭へ搬び出す
火葬
マンスフェルドとカルナウ
遺骨の秘密処置
防空壕内の緊張のゆるみと煙草
ボルマンからデーニツへ、デーニツの後継総統任命の件通知、但しヒトラーの死についてはふれず
ボルマンの動機と計画
ボルマンとロシヤ軍との折衝企図
クレブスをジューコフ元帥のもとへ派遣
クレブスの使命の不成功
ゲッペルスよりデーニツへヒトラー逝去の報告
デーニツ、ヒトラーの死を発表
ゲッペルス一家の自殺
集団脱出とその失敗
ボルマンの運命
残余の宮廷人の運命
ヒトラーの遺書の運命
他の脱出者の運命
ヒムラーとデーニツ
ヒムラーの不安定な位置
ヒムラーの最後の会議
デーニツによるナチ党員の追放
ヒムラーの自殺
結末
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