図書ゼン ドクテイ ジジョデン000005339

前独帝自叙伝

サブタイトル1~10
編著者名
ホーヘンツォルレルン ウィルヘルム 手記/大阪毎日新聞社 訳者
出版者
大阪毎日新聞社
出版年月
1923年(大正12年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
10,377p
ISBN
NDC(分類)
288
請求記号
288/W73
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 ビスマーク公を中心として
ビスマークを評す
新人と旧人との衝突
外務省の空気
ビスマーク公の植民政策
ビスマーク公の大陸政策
初めて露都に使す
禍根を残したビスマーク公の対露政策
排独の仏露両国
父の臨終
独逸皇帝として
親露?親英?
時代は一新転
独逸の政党
労働争議に直面して
ビスマーク公の社会政策を排す
時代に先じた労働法
失業者を救ふ
海軍創設
第2章 ビスマーク公退任以後
第二代宰相カプリヴイ将軍
要害地ヘリゴランド島の獲得
再び宰相の更迭
露仏関係
第3章 独逸東方策より世界大戦へ
青島を占領するまで
英米仏の密約と大戦
第4章 黄禍論
独露二帝問答
日独戦争
第5章 クリユーゲル事件
英独両国の難局
打電の主
露仏の英国攻撃提議
南阿の英雄セシル・ローヅ
英国訪問の結果
ホーヘンローエ公の辞職
第6章 若き者の時代
初めての若き宰相
外務省の黒幕ホルスタイン
英独接近
英独同盟の夢消ゆ
タンヂールの風波
欧州の平和将に破れんとす
ビユーロー伯の対内政策
エドワード七世の訪独
デイリー・テレグラフ紙事件
第7章 ベートマン・ホルウエツヒを宰相に迎へて
年来の知己
エドワード七世の死
平和宰相
因循なるベートマン・ホルウエツヒ
選挙権拡張
独逸憲法論
独露親近
ヴイクトリア女皇の除幕式
アガヂール事件
第8章独逸海軍拡張
英国の密使来る
カイゼル自ら対英回答を起草
英国の魂胆
英国特使ホールデン卿
海軍拡張案
英国のぺてん
エピソード
第9章 アルバニア問題
アルバニア王選挙
ウイード親王
アルバニア事情
バルカン同盟と露帝
第10章 共助者の群
新時代の施設
土地法改革
国防と鉄道
鉄道網の完備
大運河開鑿
教育の振興
学制改革
独逸法律の精神
その他
閑話一席
大臣選任は不偏不党
第11章 科学と芸術
スラビ博士
カイゼル・ウイルヘルム学会
碩学ハルナツク博士
歴史家シーマン博士の達見
建築の興味
考古学研究
詩聖の跡
第12章 宗教論
教会との関係
独逸と加特力
新教の団結
精神的慰藉者
エルサレム教会
宗教我観
第13章 陸軍と海軍
ホーヘンツオルレルン家の伝統
壮丁の養成
士官の忠誓
武器の改善
忘れ難い友人
海軍法成る
偶然の好機
造船術の進歩
運河の拡張
弩級艦の出現
潜航艇の能率
チルピツツの果断
第14章大戦
サラエヴオの悲劇
御前会議は無根
外務省の不明
聯合側の戦備
秘密結社
独逸軍隊の誇
英軍のヴアンダリズム
法王と平和
講和調停を依頼す
第15章 退位前後
御前会議
戦勝の見込なし
退軍の命令
ヒ元帥の落胆
対米通牒とカイゼル
退位勧告
国内形勢悪化
宰相から飛電
万事休す!
三個の弁
第16章 戦争責任者問題
戦争の責任
審問は以ての外
戦争の責任と私の態度
第17章 戦争の原因とヴエルサイユ条約
戦争原因の根本
仏国の復讐心
露国の南下策
包囲政策の目的
再び英独関係
平和第一主義
対露好意
米国の立場
ウイルソンの不信
誤れる観察
誤解された正義
過失と罪悪
不挑戦の金言
英国の宣伝
ヴエルサイユ条約改訂の要
第18章 独逸の将来
たゞ独逸あるのみ
革命
独逸に望む
光輝ある将来
附録 最近の前独帝