ドイツ海軍の反乱

第１章　開戦より革命の熟するまで
戦争感激と挙国一致
戦争渋滞と感激の冷却
内政紛糾と社会党分裂
軍権擡頭と平和催告
無制限潜水艦戦と露国革命の影響
平和問題をめぐる軍事当局者及議会の抗争
露独平和会議と一月罷業
戦局の逆転
休戦提議と革命の成熟
第２章　革命一年前の海軍小暴動及び其後の経過
海軍小暴動の顛末
海軍小暴動の清算
暴動後に於ける外界刺戟
第３章　海軍怠業より艦隊出動の中止まで
艦隊決戦計画と海軍怠業
軍艦チユーリンゲン艦上の経過
海軍怠業当時に於ける兵員心理
艦隊の分散帰休
第４章　キール海軍暴動
暴動の突発と陸上混乱
暴動当時に於ける海上の経過
暴動後の経過
第５章　ウイルヘルムスハーヘン海軍暴動
動乱波及及当時の状況
在港艦艇上の経過
動乱後の経過
第６章　海軍暴動波及より革命まで
ブルンスピユツテル
クツクスハーヘン
ハンザ諸港の動乱
動乱海岸線より内陸に波及す
革命勃発当時の独乙隊
ベルリンの革命
第７章　革命直後の独乙海軍
革命より革命の安定まで
一般兵士委員会
海軍中央委員会
地方海軍兵士委員会
軍艦兵士委員会と独乙艦隊の末路
国民海兵団