アメリカの歴史　２

第２５章　友好的な時代（一八一五－二三）
戦後のナショナリズム
西部の不況と「ミズーリ妥協」
対英関係の回復
モンロー主義

第２６章　アダムズ（二代目）対ジャクソンの政争（一八二五－三三）
少数派大統領の苦闘
泥試合の大統領選挙
ジャクソンと庶民の民主主義
スポイルズ・システムの弊害

第２７章　連邦法無宣言と銀行戦争（一八三三－三七）
カルフーンと南部の州権論
ウェブスターの連邦護持演説
サウスカロライナの挑戦
戦うジャクソン

第２８章　外交とインディアン政策（一八三○－三八）
フランスとの確執
ラテン・アメリカとの関係
インディアンの強制移住
民衆の大統領ジャクソン

第２９章　ヴァン・ビューレンからハリソンへ（一八三七－五八）
一八三七年の金融恐慌
お祭り騒ぎの大統領選挙
カナダ独立運動の挫折

第３０章　北部社会の経済的発展（一八二○－六○）
アメリカ的なるものの形成
運河と鉄道の建設
移民の大量流入
産業革命の波

第３１章　デモクラシーの牙城ニューヨーク州（一八二○－六○）
ニューヨークの発展
オールバニー・リージェンシーと民主党
地代反対戦争
文学と芸術の開花
アメリカを描く画派

第３２章　南部諸州と奴隷制（一八二○－五○）
棉花王国
奴隷制度の実態
騎士道文学の流行
南部の科学と宗教

第３３章　改革への鼓動と北部の文化（一八二○－五○）
社会改革者たち
奴隷制反対運動と南部の反撃
ニューイングランドのルネッサンス
教育制度の充実
科学技術の進歩

第３４章　太平洋帝国（一七六六－一八六○）
西海岸への道
開拓者とオレゴン・トレール
モルモン教徒の共同社会

第３５章　テキサス併合とメキシコ戦争（一八二○－四八）
アラモの砦
ローン・スター共和国
ポーク大統領の領土拡張政策
メキシコシティー入城

第３６章　妥協と繁栄（一八四六－五四）
ウィルモット修正条項をめぐる論争
ゴールド・ラッシュと南北の妥協
繁栄と「若いアメリカ」運動
日本の開国
パナマ地峡をめぐる英米の紛争
カナダとの新しい経済関係
快速大型帆船競争

第３７章　奴隷制をめぐる対立（一八五四－五九）
大草原の開拓と大陸横断鉄道
不知主義党騒動
流血のカンザスと共和党結成
ドレッド・スコット裁判
リンカン対ダグラスの公開討論
アフリカの奴隷貿易

第３８章　フォート・サムターの砲声（一八五九－六一）
奴隷解放を賭けた大統領選挙
棉花諸州の相次ぐ分離
苦悩にみちた選択

第３９章　緒戦の局面（一八六一）
悲劇の開幕
二人の大統領と二つの内閣
南北両軍の現実
リンカンの戦略とブル・ランの敗北
両軍の戦術
外国勢力の動向

第４０章　北部の危機（一八六二）
北軍司令官マクレランの作戦
グラント将軍とシャイロの会戦
北部海軍の封鎖作戦
リッチモンド攻防戦
リー将軍とマナサスの会戦
アンティータムの激戦と奴隷解放宣言
フレデリックスバーグの会戦

第４１章　南北戦争と内外の情況（一八六一－六五）
戦時体制下の南北の政治
緊迫する海外情勢
南北の徴兵制度と社会
戦争と黒人の地位

第４２章　南部の敗退（一八六三－六四）
東部戦線－ゲティスバーグの決戦
西部戦線－ヴィックスバーグ包囲戦
シャーマン将軍のアトランタ攻略
グラント軍とリー軍の死闘

第４３章　リンカンの勝利と死（一八六四－六五）
アーリー軍のワシントン奇襲攻撃
アポマトックスの会見
フォード劇場の凶弾

第４４章　南部の再建（一八六五－七七）
戦後の南部社会
新政府の黒人政策
下院選挙と宥和政策の行き詰まり
軍政から南部州政府再建へ
大統領弾劾裁判と南部の復帰

第４５章　共和党王朝（一八六九－九三）
戦後の対英外交とカナダ自治領の成立
「金めっき時代」
大統領選挙と二大政党間の取引き
ガーフィールド大統領暗殺と行政改革
一八八○年代の政治

第４６章　大西部開拓と近代工業の展開（一八七○－一九○○）
大陸横断鉄道の完成
インディアンとカウボーイ
良き時代の農村生活
鉄鋼業の発達とビッグ・ビジネスの誕生
カナダの発展

第４７章　新しい生活様式（一八七○－一九○○）
労働組合の台頭
カトリック教徒のアメリカ化
「金めっき時代」の文化
レジャー・ライフ

第４８章　恐慌から繁栄へ（一八九○－一九○○）
恐慌と人民党結成
南部黒人の暗黒時代
クリーヴランド大統領の不況対策
米西戦争とフィリピン併合