図書目録テイコク リクグン ノ サイゴ ケッセンヘン資料番号:000004970

帝国陸軍の最後 決戦篇

サブタイトル
編著者名
伊藤 正徳 著者
出版者
文芸春秋新社
出版年月
1960年(昭和35年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
339p
ISBN
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/I89
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 噫 ガタルカナル島
今も伏す白骨二万
ガ島飛行場に仰天
陸軍に初耳の新作戦
反攻は一年半も早し
天皇戦局を深憂さる
ガ島死線へ突込む
軍旗を焼いて自決す
敵制空権下を急航
強敵軽視の「総攻撃」
夜襲、心臓部を突く
あと一押しで陥落
折角の大戦果を見棄てた
河畔に彼我の反撃戦
第2章 日米決戦の第一号
敗将の報告を無視
夜だけの“ネズミ輸送”
“煙たい参謀長”の敬遠?
艦砲による焼夷弾攻撃
得意の大夜襲再演
総攻撃の直前に「罷免」
暗夜に敗将は消え去る
助太刀友軍を抑制
早まてり「バンザイ」
軍旗も将も未帰還
敵の準備は遥かに密
「夜襲師団」の名折れ
反戦一中佐の抵抗
息の根を断つ「魔の海」
絶望の餓兵を置き去りに
米国には“肉弾”は無い
頼む船団も無一物
第3章 敗れて退くまで
少将同士の乱闘騒ぎ
ひと筋光る戦友愛
時遅し“不敗の布陣”
ガ島の敵空軍は30倍に
海軍の“深夜タクシー”
切込み爆破を反復
特別食で“猛兵飼育”
残兵「ギフ」に戦う
少尉唯一人、軍旗と共に生還
“ガ島撤退”への開眼
源田実曰く、「勝算なし」
撤退の詔勅伝達
“新攻勢”かと敵の警戒
「地獄」の脱出可能か
一万三千みな撤退
奪還を果さず「転進」
第4章 苦闘ニューギニア戦
序幕に「世界一の猛闘」
“砲弾の網”で包む
“断じてブナを取れ”
最後の抗戦は八人の将兵
我に倍する敵の損害
ギルワ理想の備え
指揮官残つて自決
年頭の新戦場に希望
山岳潜行に勝機を逸す
丸裸でダ海峡横断
“反跳爆撃”の新戦術
“道路作戦”に踏切る
強兵も道造りに専念
補給力の悲しい限度
陽動、十日間の力闘
戦前患者を運ぶ船舶工兵
“イモ掘り夜襲”反覆
“逆上陸”で幕営に突入
暁の敵襲に百機を失う
中隊、両師団を救う
第5章 遠海出征軍の宿命
高峰サラワケットの踏破
“蛙飛び”の新戦法
ソロモンは島伝いに
ラバウルを見棄てる
健脚部隊が大活躍
今村、後退を拒否す
“水郷地獄”を乗っ切る
比島奪還戦の本拠
「海軍記念日」に敵襲
“大和”“武蔵”を急回航
米将更迭を命ぜられる
全兵団初めて集まる
進むも死、退くも死
良将が最後の要請
安達将軍、川中島に敗る
補給難に戦局を失う
第6章 ビルマ戦は勝ちつつあり
「ビルマ反攻」の恐れ
現実に驚く大本営
敵背をつく一大隊
英印軍を包囲撃滅
初対面の敵の“立体攻勢”
ビルマ決戦へ増強
泰緬鉄道の突貫工事
働く外人捕虜五万
伝統“ビンタ”の悲劇
昔は“捕虜優遇”の国
米英に劣らぬ工兵魂
第7章 大陸打通作戦
「大陸打通」の大作戦
“勝利ニュース”提供
頼みの綱“陸路直通”
汽笛一声、黄河を渡る
大敵走らす九勇士
死守の許昌城を抜く
古都「洛陽」に入城す
肝を冷やした蒋総統
空は米軍の受持ち
“むしろ重慶に行け”
軍議一決して打通戦へ
力抜けした包囲陣
南支に「旅順戦」の縮図?
毎夜、決死隊の予行
師団長ら先ず重傷
古豪連隊長の活躍
善戦の敵も遂に開城
両都市同時に攻略
騎兵戦に有終の完勝

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