図書センジョウ ニカネン000004865

戦場二ケ年

サブタイトル1~10
編著者名
山岡子財家追武会 編著
出版者
盛文社
出版年月
1913年(大正2年)3月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
268p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Y42
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

日露国交の危機動員下令
海軍の大捷報宣戦の詔勅
捷報次いで到る願望成就、出発
怒涛澎湃たる玄海灘巨文島に停舶す
噫亡国白衣の民ソラ!露艦だ露艦だ
旅順方面の砲声安東県へ上陸
始めて露兵の死屍を見る激戦後間も無き湯山城
舌人笑語梨花如雪
弾丸無き小戦争軍刀の試し斬り
妾だつて日本人ですわね砲弾除けの土穴
支那人のお世辞馬糧の徴発出張
陣中の閑日月偵察任務を被命
余の初陣弾雨乱下
敵騎兵の殺到何もかも夢中
雨中の詔勅伝達式壮んなる招魂祭
凰凰城を進発す一兵卒の一騎討ち
味方同志の暗撃敵軍の士気沮喪
仕未につかぬ支那人日本人の価金五十銭
摩天嶺の激戦土人間諜の報告
宛然一幅の水彩画流水豈意莫からん
満洲婦人の風俗春夏秋一時に来る
窃かに露兵を助く滑稽な土人の大狼狽
情報頻々として到る戦局一転の兆あり
悲壮なる戦闘前一時間激戦!激戦!!大激戦!!!
任務益々重大となる倭奴、倭賊、倭冦
連日の小衝突又々前進命令
様子嶺の大激戦連日の砲声銃声
激戦後記瓜泥棒の斥候
感ずべき敵の中尉敵将弔問軍使
公然春画を貼る変挺な御馳走
豊頬紅顔の美少年口説かれて閉口
妖怪木像陳列所あゝ砲弾の犠牲
敵の小刀細工奇抜な謝罪法
大雨中の非常喇叭大々的夜襲の計画
弾丸除け稲荷夜襲の暗号符語
粋人冶郎の用具土人の痛快談
大人は日本の粋男子合の子美人の詮議
あゝ馬賊の正体露スの大馬鹿野郎
極端に面白い日極端に苦しい日
妖婦撃退戦場艶話
奇抜過ぎた弾丸除け閑院宮殿下の御奮戦
娘々廟山の風致ヤポンスキーハラシヨー
油断のならぬ露営猛烈な我砲弾の威力
数度の命拾ひ真に是れ活地獄
遼陽総攻撃着手いよいよ本舞台
壮烈なる抜刀突撃遼陽の咽喉を奪取す
今度は敵から吶喊月下の鐘楼に眠る
壮烈悲惨なる大苦戦遼陽の空は炎々紅也
電気鉄条網激戦雑記
続激戦雑記危く命を拾ふ
露軍の周章狼狼気の長い満洲人
小さな親露派露軍の詐欺手段
古臭ひ趣向不思議なる馬賊
朝仙嶺の占領腹ペコで大奮戦
陣中高原の月ポケツトから敵弾
飲料水難大陸的天候
何等の惨何等の酷須らく一春を買へ
砲十二門をシテやられる敵味方の陣地完備す
桃花娘の避難戦地の天長節
珍談奇聞其一日露両国の死傷数
珍談奇聞其二敵味方の交歓
祝砲に実弾の御見舞敵味方繃帯を巻合ふ
鼻の下に氷柱黒溝台戦記
我が秋水三尺剣日露前哨の鬼ごつこ
美酒佳肴奉天美人妙計馬賊を救ふ
不思議な支那小尉奉天大会戦の序幕
戦線実に七十里世界戦争史の新記録
長駆鉄嶺に入る余の凱旋