図書セイネン ジダイ ノ ノギ タイショウ ニッキ000004861

青年時代の乃木大将日記

サブタイトル1~10
編著者名
乃木 希典 [原著]/渡部 求 著者
出版者
国民社
出版年月
1943年(昭和18年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
35,400p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/N93
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
海軍文庫蔵 乃木大将年譜:p391~400
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

目次第一
自明治六年=至明治十三年
○加賀白山登攀記
相撲番付表到来
囲碁雑話
新橋・柳橋・浅草の会宴
両国に相撲を観る
暁天歩して帰る
水心亭の満酔
大酌満酔
両国の観梅
大日本史を借る
梅見を約す
金を借りる
鎗屋町に居を定む
清遊夜泊
無尽講
王子稲荷に詣づ
雨を冐して縷に至る
父を伴うて亭に酌む
金毘羅に詣で植木を買ふ
履物を誤着す
馬上花菖蒲を携ふ
相生亭・水心亭の宴
大杯と大瓢
水月に餅を食ふ
物を典(質)す
誤て脛を破る
石菖を買ひ落語を聞く
書を読む
十二ヶ月の汁粉を食ふ
松川楼に鰻を喰ふ
競馬を観る
賜暇一日の快遊
実弟正誼来る
兄弟共に歓酔
○佐倉・成田地方旅記
二洲橋下の納涼
虫声と盆栽
家屋払下願
意を決して紅梅を訪ふ
弟を伴ひ北廓に遊ぶ
途上狂馬を制す
借用金の奥印
連轡黒堤に歩す
佳節僕婢に餐す
夜歩廿銭を落失
夜街頭に硯を買ふ
野営演習参謀被命
ピストル袋と膳を買ふ
馬を競ひ二度落馬
各々銭有り快遊を試む
父母兄弟に別れ小倉赴任
新厩落成
鯉魚を贈るを戒む
東向両親を拝す
遠乗会
酔倒覚えず暁に至る
可憐の女児を見る
路上童児の鼈(すっぽん)を買ふ
時計と金を貸し与ふ
夜不時整列を行ふ
弟正誼の来倉
○正誼と論ず(前原の陰謀)
北支及滿洲の事を談ず
鱗開楼の盛宴
歯痛と治療
街頭に杯を買ふ
竹根仏を買ふ
文章軌範を買ふ
城内に花を折り帰る
石を集め庭を作る
瑞夢、母に送金す
橋下に鰻を漁す
酒を携へ諸友を訪ふ
満酔書画数種を毫す
盲人親子の弾琴を愛聴す
友を招ぎ「ぜんざい」を食ふ
楼に上る
夜琵琶を聴く
柳川祇園祭所見
仏国史を読む
前原派の密事
一昨夜奇夢有り
営外に踊をなす者を逐ふ
玉木又来り滞在
骨董書画を見る
騎して花屋敷に入る
○蓑島探勝記(最長文)
陣中軌典を会読す
足立山に亡友を弔ふ
○秋月賊追討日記
賊勢猖獗
農夫賊の行進を報ず
徳山の賊船路脱走
萩の賊と戦端を開く
賊徒降伏を乞ふ
軍艦萩に向ふ進む
佐賀士族暴挙の形勢
前原・横山等縛に就く
各所の兵引揚命令
払暁水浴悪熱快癒
書を両親に送り祝賀す
両友の忠告懇切を受く
縁女周布氏に関して
○警備演習実行形況
佐賀戦記を読む
○西南戦争実記
営所司令官兼務被命
夜日本略史読尽す
小倉発熊本に入る
司令長官の意見
府中に兵食を徴す
勇武敵を呑むの名簡
熊本開城、出火
旗手河原林少尉
植木に向ふ
混戦乱闘死傷続出
軍旗を失す、生還何の面目ぞ
大将危急に迫る
白石山の戦
負傷病院に送らる
病院を脱し畚に乗り奮戦
銃傷、再び入院す
待罪始末
山県参軍に報告書供覧
石菖蒲を買ふ
霊泉の画・其昌の書
凱歌詩賦
大酔と豪飲
書を両親尊下に送る
忘年会書画徹夜の興
酔戯漫筆多紙を費す
探梅紀行(漢文)
弟集作入学のこと
馬を憐み徒歩す
清正公に関して
軍旗授与式
加藤肥後を祭る文
歩兵第一連隊長拝命
熊本出発と訣別の詩
○豊浦・萩帰省日記
横浜着船帰京
試乗落馬
朝桜花を得る
招魂社に熊を見る
阿母と静招魂社行
金百円を借りる
五十円にて縮緬を買ふ
槍屋町の家売却を決定す
七口と葡萄酒を買ふ
大酔月色好
竹橋暴動
谷中に墓参
先考一周年祭
船を雇ひ亀清に至る
還幸を奉迎す
かも鹿の皮を貰ふ
野津大佐の招宴
鎌倉行軍
金沢より横須賀へ
市川・船橋を経て千葉に至る
露営哨兵線を観る
横浜に扶桑艦を観る
原町田に両兵抗戦
明月楼に囲碁
静子を伴ひ市街に歩す
松源亭・水心亭に会す
静子の衣服を辨ず
ランプとフランネルを買う
亀清に小吉を呼ぶ
染井に金策夜帰る
市街に歩し膳を買ふ
旺んなる十二年元旦
阿母・静芝居行
謹慎五日を蒙る
競馬を観、水明楼小酌
不時呼集と雪中行軍
約束整ひ家を売る
平清の宴、売茶の会
亀清に会し飛鴎楼に一泊
向島流連の一日
水心・中村・水明諸楼に
飛鴎楼の一泊
夜兵舎を視、被服を検す
下士漢学開講
本日酩酊負傷
花月・兵庫屋の盛宴
一家芝居行、夜独り観劇
独騎墨堤に酌む
風月に宝露糖を買ふ
モールス擬戦戯
病臥と青年将軍の人気
鶏を持し小笠原を訪ふ
野津中将邸に牡丹を観る
杉翁来訪一泊
向島に歩し水神八百松に到る
泉岳寺に故人の墓を弔ふ
大酔落帽
独逸皇孫を迎ふ
途に海藤花を貰う
香を買ひ楼に上る
金六十円を借りる
新富座の観劇
椰子を斫りて食す
山県中将に身事を談ず
弟集作を送るの宴
大酔暴言を覚えず
グラント将軍の来着
湯地に夫人の送籍を促す
大村家・柳光亭の清宴
両国川開
阿母吉原に燈を見る
舟を新橋に繋ぎ一泊独寝
打魚行夜会興有り
金杉海に騎泳す
大落馬印判落失
長官の内諭を受く
舟に駕し言問に遊ぶ
静に書を送り戒む
小酌馬を逸す、車夫に謝金
短刀を静に与ふ
不忍池に連花を観る
我を評するを聞く
長男勝典出産
附乳を托す
向島百花園に入る
皇子降誕を賀す
野津中将新居祝賀大会
堤上橋上佳人多し
大行軍演習準備
酔倒二時家に帰る
香水を買ひ髪を刈る
鎮湯地行母浅草行一泊
乳呑を丹波屋に買ふ
十三年元旦の盛況
亀清・伊勢源・花月・大村に酔ふ
甲・駿・相・豆 行軍日記
陸軍首脳部一覧(明治六年)
陸軍首脳部一覧(明治八年)
陸軍職員録(明治十年)
陸軍職員録(明治十三年)
乃木大将年譜

序文・口絵及瀉眞
序文 文学博士井上哲次郎先生
同  法学博士尾佐竹猛先生
自序
少佐任官当初の写真
西南役従軍当時の写真
歩兵第一連隊長当時の写真
作詩原稿(明治十二年日記帖)
招魂社参拝記事筆跡写真版
借金・縮緬・家屋売却等 同
悲傷の心事を酒に託す 同
紀元の佳節と清快なる一日 同
大酔落帽と独逸皇孫を迎ふ 同
小酌中馬を逸し、車夫に謝す 同
我を評するを聞く 同
勝典拝神式、客去一家有故 同
乳呑を丹波屋に購ふ 同
歳暮「勿言豪興」の詩 同
行軍日記 同
表題文字(宮内省嘱託・梅園良正氏)
装丁(文部省美術展覧会審査員・望月春江氏)

目次第二
漢詩・和歌
男子功名の詩
有梅有剣の詩
贈海苔一絶
品行方正の詩
団欒・三軍ニ絶
連日春雨の詩
相対・与君ニ韻
次韻詩三首
韓国問題所懐
次韻、日夜練兵
講和、徒労慨嘆の作
贈友人(満郊麦録)
同(夢魂乗月)
梅花零落
狂体一詩
咏海棠花二絶
猛将旗下三詩
答僚友
春色・戒友二詩
次韻、進攻退守
儒仏是日の詩
酔夢醒来の詩
新緑満園
送福原大佐壮行
村行有詩
福岡城中の作
江山多情
書籍堆中之一詩
雲不動搖の詩
次韻、必定功名
梅雨一詩
烏鷺戦場の詩
細雨詩酒の詩
杜宇促帰の詩
詣招魂場
諷詩泉源美人浴
題日本武尊図
誰知神龍の詩
査吏職権の詩
次韻、満江白露
同、人間得失
豊歳二詩
所懐(欲立功)一詩
尋梅詩三首
野戦病院中の四首
凱歌次韻
戯作次、黙雷之韻
劫余風景一詩
次韻、黄●(り)一去
驟雨即興
屠蘇一酔有作
探梅一絶
探梅五言律詩
寄友一詩
軍旗授与式賀詩
熊本訣別詩
帰京旅中次韻
憶往事
懐先師
望萩城有作
懐友二詩
次郷士之韻
所懐(去年今日)
席上分韻四詩
亡友一周忌賦尊
壮心抱剣の詩
我為軽傷の詩
対敵三旬の詩
秋江ニ詩
竹橋暴徒処刑有詩
小春(狂花満樹)一詩
偶成(豊歳)一詩
秋霖排悶一詩
鎌倉行軍途上の詩
詠史蒲冠者
題秋夜読書図
搗衣曲
或歓豊瑞之詩
野梅一様の詩
演陣余聞七詩
清遊席上之詩
公子春遊之詩
送別ニ詩
送友人之洋行
弔亡友之墓
次韻満襟涼風
蓬桑男子之詩
夏日偶成一詩
観蓮即作
寄家弟松下村塾
演習途上三十七詩
歳暮書懐
(漢詩 計 百五十四詩)
怒り猪の二首
降る雪の返歌
君よしに贈れる歌
南関途上(月に雲花に嵐)
花に駒とめ...の歌
筑紫途上二首
飢ゆるとも...の歌
花時恩都
富士の絵に題せる歌
時来ぬと以下悲愁六首
血潮の歌
(和歌 計 十八首)