図書目録テイコク リクグン ノ サイゴ資料番号:000004832

帝国陸軍の最後 進攻篇

サブタイトル
編著者名
伊藤 正徳 著者
出版者
文芸春秋新社
出版年月
1959年(昭和34年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
326p
ISBN
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/I89
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 マレー半島への進軍
民族史上の弔歌
世界最強の師団
ドイツが“攻略”を主張
一方にらみの要害
新鋭空母は坐礁
日本を過小評価
絶対の“七十日以内”
踏査で驚く大半島
切り詰めた渡洋作戦
南進攻撃の予備演習
主将に“剛勇山下”を
敵前上陸は初経験
“上陸可能”の最後の日
陸海空、血誓の協力

第2章 シンガポール攻略
真珠湾よりも早く
兵団長自ら斬り込む
大雷雨を衝いて夜襲
一日で堅陣を抜く
前線の花「銀輪部隊」
戦車夜襲で突進
近衛師団、前線に登場す
超人的な追落し戦
水道の死活線を突破
突如、降伏の軍使来たる
落城に驚く大本営

第3章 蘭領印度の征服
“石油の豊庫”蘭印へ
ジャングル戦の予備訓練
「神兵」降下して猛闘
またも“小沢の快諾”
予想外の三面完全上陸
六人で日ノ丸掲ぐ
先陣、電撃突入の功
東回り進撃の超特急
五千万住民の協力
陸軍記念日に入城
今村軍政、輝く勝利

第4章 フィリッピン進攻
比島は空から正攻
首都先制を目標
比島を“第二戦場”と視る
一瞬、爆撃機の主力を砕く
米「零戦」に顔色なし
比島の“神風”は逆に吹く
快記録作って戦死
米軍主力、半島入り

第5章 バターン半島の難戦
主戦場へ老兵部隊を
最初の抵抗に驚く
大密林を開拓行軍
猛攻主力の敗北
“問責電”に血涙下る
前田参謀長の罷免
投降者は推定の二倍
バターンの「死の行進」
杉山総長への一矢
彼我最強の火砲戦
大物を逸して征定終る
手に汗握る脱出行

第6章 ビルマ平定戦
開戦時は進攻期未定
“象の道”から山越え
“最後の騎兵”の一展開
夜襲、肉弾戦で活路
朝飯前の首都攻略
ビルマ全土は味方
強引な決戦の発令
獲物で戦車隊を編成
“包囲撃滅”は一種の御題目
「英印軍無名勇士の墓」を建立
犠牲回避は武将の徳
一兵残さず追い払う
“空の優越”は勝利の保障
攻勢打切りに成功

第7章 外郭要地攻勢
香港戦の準備一カ年半
一日でグァム島を収む
長駆ラバウルを平定す
戦略処女地への出撃
長期戦略に陸海不一致
勝に乗じ国策一変
海軍は攻勢論を力説
魔がさした「戦略妥協」
「暴挙」か「必須作戦」か
東京空襲に備えて
山本戦略は短期決勝
南海の三群島へ遠征
F・S作戦流れる

第8章 支那大陸戦一瞥
阿南軍の大陸新攻勢
長沙の強大な支那軍
物を言う「人海戦術」
敵の退却を深追いした
犠牲実に百十五万
戦争最中に潜勢兵力倍増す
「重慶攻略戦」の延期

第9章 モレスビー攻略戦
破局招く“鬼門”作戦
上陸作戦成るか
海戦勝つも形勢非なり
其の名を「り号研究作戦」と称す
ミルン湾強襲成らず
空腹抱えて山岳戦
補給の道は唯前進のみ
成功寸前に退却令
“ガ島戦場の急”が優先
戦闘に勝ち食糧に敗る
七日も遅れた退却令
指揮官、南海に没す

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