井上幾太郎伝
序(宮原国雄)
序(笹本菊太郎)
第1部 正伝
誕生から陸軍出身に至る
生い立ちと環境
小学校時代
土地調査員時代
中学校時代
陸軍士官学校時代
工兵将校としての井上将軍
日清戦役に参加
陸軍大学校に入校、北清事変に参加
第一次独逸留学時代
日露戦争に参加
第二次独逸留学時代
第二次参謀本部々員時代
工兵第十大隊長時代
陸軍省工兵課長時代
陸軍省軍事課長時代
陸軍運輸部本部長時代
航空の創始と井上大佐
臨時軍用気球研究会幹事
飛行機の重視と偵察、操縦教育の開始
大正元年特別大演習に飛行機の初参加
木村、徳田両中尉の殉職
帝国飛行協会の発足に果した役割
航空隊の青島戦出陣
所沢―大阪飛行のモ式機と雄飛号
軍事課長に栄転
陸軍少将に進級、運輸部本部長に栄転
航空の育成と井上少将
大正六年特別大演習と井上少将の再出馬
大正七年の航空関係行事
航空制度改善に関する意見
臨時軍用気球研究会の概要
搭乗者保護条例の改正
国立航空学研究所と内閣航空局設置に関する意見
航空工業の濫觴
井上将軍と中島知久平
航空と工兵
フランス航空団フオール大佐一行の招聘
地上事故突発の跡始末
大正八年の制度改革
航空学校分校の開設と航空部隊の増強
航空局の開設
イタリヤ親善機の飛来と朝鮮飛行
第一次世界大戦の戦利押収品
検閲の開始と典範令の編纂
空軍独立の提唱
満洲飛行と航空航法の洞察
第三師団長時代
震災の救援
師団対抗演習
第二次軍備改編と第三師団
上陸作戦と船舶工兵
航空軍備の完成に励む井上大将
宇垣陸相の軍備改変
近代航空の基盤完成
軍事参議官時代
帝国在郷軍人会々長時代
乃木修養会総取締時代
隠棲時代
落穂を拾う
隠棲時代
第2部 追懐篇
祖父の思い出(井上尚直)
父を語る(林みよし)
晩年の父を偲びて(井上はつ子)
忘れ得ぬ固い握手(森喜久子)
叔父幾太郎翁を偲ぶ(井上義雄)
叔父を思う(深井清)
想い出(鈴木さだ)
故井上陸軍大将閣下を偲ぶ(別府明朋)
思い出の数々(小笠原隆)
隠棲の井上将軍と語る(郡捷)
井上幾太郎翁の思い出(伊藤治郎)
回想(内田治守)
特命検閲使井上大将を迎う(高室勘三郎)
井上将軍の追想(笹本菊太郎)
井上閣下の想い出(玉置美之助)
井上幾太郎閣下の追想(宇佐美興屋)
井上さんの追憶(御原福平)
井上幾太郎大将を慕う(原田二郎)
井上幾太郎さんを想う(岡村寧次)
井上将軍の想い出(伊藤赳)
井上将軍の追憶(長嶺亀助)
井上大将の想い出(桑原四郎)
井上大将の思い出(値賀忠治)
井上将軍の思い出の数々(永淵三郎)
井上大将閣下の思い出(高橋常吉)
井上幾太郎閣下の思い出(寺元志雄)
井上将軍の追憶(和田定続)
井上幾太郎の人間像(石橋健)
追憶(下田竜栄門)
井上大将の思い出(青木武三)
想い出(柴田秀雄)
井上大将の追憶(山口槌夫)
故井上幾太郎大将の憶い出(松村黄次郎)
井上幾太郎閣下に就いて(猿渡篤孝)
年譜・口絵あり