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大西郷全集 第3巻

サブタイトル1~10
編著者名
西郷 隆盛 [著]
出版者
大西郷全集刊行会
出版年月
1927年(昭和2年)11月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
28,1326p
ISBN
NDC(分類)
081
請求記号
081/Sa18/3
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

西郷隆盛年譜
年譜
西郷家系図

西郷隆盛伝記
第一章 幼少年時代
誕生の地
家系と家庭
体格及び容貌
通学-腕を傷ふ

第二章 青年時代
郡方書役となる
家計の貧困-借金して高を買ふ
修養と交友
島津家騒動
島津齊彬と襲封
父の死-出府の命を受く

第三章 斉彬勤仕時代
初めて都に上る-庭方役拝命
藤田東湖に交る
世子虎壽丸の夭折
斉彬の訓海-隆盛等斬奸を思止まる
隆盛漸く斉彬の機密に参す
農政に関する隆盛の建言
篤姫の入輿
将軍建儲問題(一)
君公のお供をして帰国す
再び出府を命ぜらる
将軍建儲問題(二)-左内隆盛を訪ふ
対外条約問題
将軍建儲問題(三)-大奥の反対表面に現る
将軍建儲問題(四)-斉彬の建議
将軍建儲問題と条約問題の交錯
井伊直弼の大老就任
隆盛帰国して斉彬に謁す
斉彬の命を奉じて京都に出づ

第四章 勤王志士時代
密勅水戸に降る
京都鍵屋の謀議(一)
梅田源次郎まづ捕へらる
京都鍵屋の謀議(二)
危険月照の上に迫る
京都鍵屋の謀議(三)
月照の京都脱出
神出鬼没の行動
月照を伴うて西下す
藩情一変-月照追放と定まる
船は進む月明の海
忽ち苫屋に水煙が立つ
蘇生の隆盛、死人として取扱はる
土中の死骨
潮がかりの船中

第五章 大島潜居時代
苦中の苦-哀れな島人の生活
誠忠組へ親諭書下る
島にて知る櫻田の兇変
龍郷の先生

第六章 上阪勤王時代
隆盛召還の事情
隆盛、久光の大策を難ず
隆盛、久光に先発す
隆盛、久光を待たず急遽上京す
堀の永井と同論するを戒む
隆盛、大久保と伏見にて語る
隆盛、久光の怒に触る

第七章 南島謫居時代
船で聞く寺田屋事件
徳之島に流謫せらる
上国の事情を手紙で知る
仮妻二児を伴れて隆盛を訪ふ
隆盛の獄舎生活
土持の好意
島民の大指導者
英国軍艦鹿児島砲撃の報至る
京都政変の報至る
赦免の御沙汰
島の土産-島民救済の建言

第八章 禁門戦役前後
隆盛上京、軍賦役となる
池田屋の変
禁門戦争-長兵入京
禁門戦争-一橋の硬論
禁門戦争-隆盛の意見
禁門戦争-出兵の拒絶
禁門戦争-部署定まる
禁門戦争-長州終に敗る
禁門戦争-分捕米の施与
追討の勅命下る

第九章 征長時代
征長の準備
始めて勝安房と語る
征長軍の大参謀
長藩の恭順-三家老の自刃
長州処分-五卿動座問題
奇兵隊の反抗
隆盛敵地に入る
解兵の決定
隆盛国に帰る
五卿動座と筑前藩論の一変

第十章 王政復古運動第一期
隆盛幕府を見くびる
再征長の出兵拒絶の決議
幕府再征の議を決す
薩長連合の運動(一)
薩長連合の運動(二)
幕府再征に行悩む
外艦兵庫に来る
幕閣の狼狽
青天の霹靂-将軍の辞表
兵庫開港に関する大会議
隆盛雄藩会議を策す
長州再征の勅許
幕府進退両難に陥る
討幕の決心
江戸藩邸を引払はんとす
幕府薩藩に媚ぶ

第十一章 王政復古運動第二期
薩長協和の成立
長防処置の表裏
外国関係の一変化
大策準備のため帰藩す
藩政改革と陸海軍拡張
五卿救援
征長抗議、出兵峻拒
英国公使の薩藩訪問
再征幕軍各地に敗る-薩藩の再征抗議
兵庫小豆屋にてサトーに会ふ
孝明天皇崩御-明治天皇御践祚

第十二章 王政復古運動第三期
復古運動の大遊説
四藩会議-長防処置と開港問題
四藩会議の思想的背景
四藩会議の夭死と薩長関係
四藩会議中に於ける西郷と乾の密盟
薩土の盟約
英国通訳サトーとの会見
英国水兵殺し事件

第十三章 大詔煥発前後
隆盛討幕の計画を長使に明かす
幕府の智謀原市之進殺さる
同志の往来
薩長芸三藩連合出兵策成る
大政奉還の建白
大政奉還
討幕の密勅降る
忠義を奉じ大兵を率いて上る
坂本、中岡暗殺さる
大詔煥発-小御所会議
退官納地の勧誘-長兵入京す

第十四章 戊辰戦役時代(一)
江戸の藩邸焼打さる
三職会議-戦機漸く動く
鳥羽伏見の戦-官軍大に勝つ
隆盛大捷を藩地に報ず
慶喜、関東に去る-隆盛の計策
対外問題に就ての苦心

第十五章 戊辰戦役時代(二)
征討軍の組織成る
江戸の恐慌
山岡鉄太郎、勝の書を携へて駿府に至る
隆盛、徳川家処分案を示す
両雄の会見(一)
両雄の会見(二)
両雄の会見(三)
徳川家処分に就ての三職会議
江戸開城
慶喜の退隠幽居-旧幕臣の不平
上野の戦争

第十六章 戊辰戦役時代(三)
隆盛、忠義を奉じて藩地に帰る
隆盛北越に出軍す
官軍諸方に戦ふ
隆盛一部将と戦功を争ふ
荘内藩降伏の一佳話
予め兵隊の怠惰に赴かんとするに備ふ
京都惣引払ひにつき周到なる計画を立つ

第十七章 藩政参与時代
日当山温泉への高踏
藩政改革
隆盛参政となる
箱館戦争-隆盛兵を率いて赴く
賞典録及び叙位を辞す
山口変乱と隆盛
福岡藩贋札事件と隆盛
政府の腐敗-横山安武の自殺
勅使来還麑-上京に決す
親兵の徴集
津田出との関係
隆盛参議となるに決す

第十八章 在朝時代
在朝の陣立
廃藩置県
軍制確立
宮中粛清
警察と銀行
岩倉大使の欧米派遣と留守内閣
西国御巡幸と島津久光

第十九章 対韓問題
対韓問題の沿革
遣使問題閣議に上る
隆盛自ら渡韓に決す
対韓問題の布石
岩倉、遣使問題破壊にかゝる
廟堂に於ける大論戦
三條急病にて倒る-征韓派の最大打撃
対韓問題終に決裂す
右大臣の踏張り方-隆盛参議を辞す

第二十章 退耕と私学校
脱出す人間虎豹の群
喰違事件と民選議院建白
佐賀の乱
征台の役
私学校
隆盛と荘内
鹿児島県治と隆盛
明治九年の内乱

第二十一章 十年役の原因
政府の鹿児島去勢策
県政改革問題
所謂刺客問題
私学校徒の火薬庫掠奪-隆盛小根占より帰麑す
中原尚雄等の口供
隆盛大山に決心を告ぐ
川村海軍大輔の来麑
野村綱の自訴
暗殺事件是非

第二十二章 十年戦争
十年戦争の地域とその規模
問罪の師-薩軍鹿児島を発す
熊本城攻囲戦(一)
政府、県令、久光、隆盛間の関係
熊本城攻囲戦(二)
連隊旗奪はる-田原坂の戦
人吉より日向路へ
可愛獄突破戦
一路鹿児島へ
党薩諸隊
海軍の活動

第二十三章 終焉
薩軍決死隊の米倉襲撃
城山の籠城-洞窟に潜む隆盛の大愛
官軍の城山攻囲
城山陣営の評定
河野、山野田の川村参軍訪問
城山陥落-大英雄隆盛の最後

西郷隆盛文書 其三
詩歌
詩歌のはじめに
南竄集
京華集
鶴城集
東都集
田園集
言志集
詠史集
題書集
温泉集
游獵集
逸題集
和歌

漢文
代政照子述
送大山君東行序
染川実秀君墓碑銘
祭戊辰戦死者文
送木尾君、日高君、救仁郷君三之仏国序
学校

草稿

続補遺
川畑魯水への答書   安政元年九月二十八日
大山正円への答書   安政三年五月三日
高田平次郎への書   文久三年春か
得 藤長への書    文久三年十一月十七日
川口量次郎への書   慶応ニ年二月十八日
吉井、黒田への書   明治元年八月二十三日
松崎九兵衛への書   明治三年十二月五日
伊地知正治時務建言書 明治四年九月
伊地知正治勤農建言書 明治四年九月
迫田重遠への答書   明治六年一月二十一日
松方正義への書    明治六年六月十九日
西郷隆盛外貳百九拾貳名非役給返還口上書 明治七年十月三十日
篠原冬一郎への書   明治七年十二月十四日
西郷小兵衛への書   明治八年四月二十六日
大山巌への答書    明治九年三月二十八日