日露海戦敗軍の真相
- サブタイトル
- 編著者名
- クラド 著者/樋口 石城 訳者
- 出版者
- 博文館
- 出版年月
- 1913年(大正2年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 23×
- ページ
- 292,12p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.67
- 請求記号
- 210.67/Kr1
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 海軍の戦備
日露海軍の比較
露国太平洋艦隊の弱点
露国海軍の宿弊
船渠の欠乏
砲弾の不足
露国海軍士官の軍事知識欠乏
露国当局者の誤解
戦闘準備を怠る
南米戦艦の購買
日本も亦鋭意戦闘準備をなす
土耳古の状態
破損艦と不良艦
旧式砲を装置す
智利亜爾然丁の戦艦売却
日英両国の疑懼
亜爾然丁の二艦日本の手に入り智利の戦艦英国の手に帰す
伊太利人の売惜み
露国海軍省も没常識
購入し得べき軍艦八隻あり
第2章太平洋第一艦隊
日露外交破裂の際に於る露国海軍の現状
日本艦隊の配置
露国艦隊の人員
侍従将官アレキセイエフ
太平洋艦隊の実情
日本の水雷襲撃を予想す
水雷防御網とアレキセイエフの干渉
露国司令長官の不用意
二月八日の夜襲
二月九日の海戦
旅順要塞の不用意
露艦に於る高級乗組員の意気
日本艦隊退く
日本艦隊の損害を認む
アレキセイエフ陸上より艦隊を指揮す
日本の措置と国際公法
ワリヤーグ艦長の処置
此の良策に出でず
仁川に於る戦闘は不明
日本艦隊の成功
日本軍の進行中に旅順の陸上防備を十分ならしむ
浮漂水雷
エニセイとボヤーリンの自滅
開戦の報と聖彼得堡
ウイレニウス提督
不法商船拿捕と愚なる艦長
物資の輸送
マカロフ新提督
露国海軍省の狼狽
奈古浦丸を拿捕す
レトウイザン
閉塞船
第一回日本閉塞船の失敗
日本艦隊の牽制運動
日本艦隊の浦塩砲撃
浦塩要塞の工事
マカロフと旅順
マカロフ大に艦隊実演を督励す
マカロフ着後初度の交戦
ステレグーシチイの壮烈
マカロフ属々出動す
第二回閉塞船の失敗
マカロフの策戦と掃海
四月十三日の戦闘
ペトロパウロフスク
鳴呼マカロフ提督
スクルイドロフ
アレキセイエフの希望
アレキセイエフの旅順退去
第三回日本閉塞船稍々成功す
暴風雨に露軍好機を逸す
八島と初瀬
露艦再び好機を逸す
春日と吉野
浦塩艦隊司令官
金州丸
露艦の暴状
日本水雷艇水雷を沈設す
「ボカツイリ」暗礁に乗り上ぐ
イエツセン提督の無能
スクルイドロフの任務
ベゾプラーゾフ提督日本海を荒掠す
旅順と浦塩の連絡絶ゆ
旅順戦艦修繕の終了期を公報す
ステツセルの要求
旅順艦隊長の会議
ウイトゲーフト提督自ら自己の無能を部下に告白す
ウイーレン提督
六月二十三日の出動
艦長変更の為め出動を延期す
日本水雷沈設船を観望す
ウイトゲーフト提督報告と其の弁妄
露国戦闘艦戦闘を避けて自ら傷く
再び得べからざる好機
上村提督
浦塩艦隊の失態
ベゾブラーゾフ提督の風声鶴唳
イエツセン提督浦塩艦隊を率て太平洋に出づ
露国海軍省浦塩に於ける汽船の購求を認可せず
バヤーン傷く
旅順脱出戦
ウイトゲーフト提督殪る
ウフトムスキー提督指揮を探る
ノーウイクの迂廻太平洋を走る
ノーウイクの最期
脱出戦講評
イエツセン提督朝鮮海峡に出動す
リユーリクを遺棄す
リユーリクの最期
上村提督とイエツセン提督の処置につきて
乃木将軍第一回開城談判
第3章 第二太平洋艦隊
露国応援艦(所謂バルチツク艦隊)ロジエストウエンスキイ提督の頑迷
ヘテルゴフ離宮会議
波爾的艦隊東航
マダカスカルに於て旅順艦隊の全滅と旅順の降伏とを開く
鵬程万里実に是れ空前の壮挙
ロジエストウエンスキイを評す
東郷提督対ロ提督
何故の運送船同行
露艦隊が五月二十六日を避けた理由十三の数を忌む
金曜日は海軍々人の忌み日
露国艦隊陣形
無線電信の利用を閑却す
東郷提督の報告
オスラービヤ司令官フエリケルザム提督途中に於て病歿
陣形の可否
艦の塗色
火災に就て
日本艦隊の錯誤
ロジエストウエンスキイ旗艦を去る
ネボガートフ提督司令権を握る
波艦隊の四分五裂
エンクウイスト提督マニラに遁竄す
鳴呼スウオーロフ
日本水雷艇隊蟻の如く集まる
欝陵島附近に於てロ提督を捕ふ
ネボガートフ提督の降伏
イズムルード虎口を脱す
ネボガートフと海軍法規
ロ提督の幕僚会議
仏国中佐の批評
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626

