図書カネモチ ダイミョウ ビンボウ ダイミョウ000004406
金持大名貧乏大名
サブタイトル1~10
編著者名
松好 貞夫 著者
出版者
人物往来社
出版年月
1964年(昭和39年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
270p
ISBN
NDC(分類)
210.5
請求記号
210.5/Ma91
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
史料調査会旧蔵資料
目次
1 大名のやりくり借金
武辺と律義は禁句
江戸の金と大坂の銀
鬼神に見える町人の顔
やりくり経済の帳尻
土佐二十四万石の財政
2 江戸住居の旗本・御家人
自由を足す江戸の街
蔵前の札差と札旦那
切腹した水野十郎左衛門
田宮伊右衛門と浅野長矩
3 水野越前守の経済倫理
水野忠邦の人生行路
江戸屋敷の留守居役
大阪の新町・蜆川・道頓堀
借金踏み倒しの弁
大名の家計と交際費
農民の村方退転
4 寛政の改革とその波紋
松平定信の考え
蔵宿債権の棒引き
重陽の節句と質草
余剰金三十三万八千両
貧乏の癌細胞と余病
改革政治の窮極は何か
5 松平定信から水野忠邦へ
改革政治の長所と短所
定信の強気と弱気
隠された意図と逃げ道
水野忠邦の登場
水野政権の路線と課題
6 無利息二十カ年賦
棄捐の回避
改革政治の限界
狐と狸のばかし合い
三つ巴の算用場
7 江戸町会所資金の蚕食
江戸町会所の資金
仁恤とは天地のちがい
江戸の市街地区別
相互扶助の納税義務化
徳川幕府の闇金融
8 百鬼夜行の武家社会
水野忠邦の政治生命
本庄茂平次の悪業
江戸府内の小型天一坊
めぐる因果の小車
石川疇之丞の告白
死罪になった御金改役