図書セカイ ノ レキシ000004277

世界の歴史 10

サブタイトル1~10
フランス革命とナポレオン
編著者名
/桑原 武夫 編者
出版者
中央公論社
出版年月
1961年(昭和36年)9月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
507p
ISBN
NDC(分類)
209
請求記号
209/Se22/10
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

旧制度のヨーロッパ
フランス革命と日本人
フランス革命をいまこそ理解できる
アンシャン・レジーム
大陸諸国
海洋国家
フランス社会の構造
貴族の堕落
僧侶の階級分化
絶対君主はむつかしい仕事
ルイ十六世の毎日
王さまはどれだけ金を使うか
王室の空洞化
経済の発展とブルジョワの成長
人民大衆とは農民のこと
富農、中農、貧農
農民の悲惨さ
生かさぬように殺さぬように
絶対窮乏化だけで革命は起こらない
啓蒙の世紀
啓蒙思想とはなにか
楽観的進歩主義
なぜ啓蒙思想はフランスに生まれたか
敵の中に味方がいる
社会科学者モンテスキュー
懐疑論者ヴォルテール
重農主義者ケネー
百科全書派
自由主義者ディドロ
ディドロのパースナリティ
ルソーのパースナリティ
ルソーの思想
なぜ啓蒙思想はひろがったか
フランス人の読み書き能力
啓蒙思想の普及
サロン
カフェの誕生
感傷の世紀
政治と文学
『フィガロの結婚』
革命劇上演
上からの改革
旧制度の崩壊近づく
全体を土台からやりなおす
チュルゴーの改革
矛盾対立の交錯
銀行家ネッケル登場
カロンヌと名士会召集
貴族反動の中心、高等法院
イーデン条約
時限爆弾
ラファイエット頭角をあらわす
地方三部会の復活
全国三部会を召集せよ
ラモワニョンの司法改革
屋根瓦の日
バルナーヴの登場
ブリエンヌの屈服とネッケルの再任
高等法院は敵だ
三部会の召集
革命の哲学者シエース
選挙規則
社会不安と陳情書
どういう人が三部会に選ばれたか
革命のはじまり
三部会開かる
一つの国の三つの国民
シエースの作戦指導
国民議会をつくろう
議会への強硬処置
球戯場の誓い
親臨議会による威圧の試み
国民議会は承認されねばならぬ
パリ市民の抵抗
ミラボーの本質
信任は下から、権力は上から
ジャコバン・クラブ
中央集権の国
パリ概観
パリの抵抗組織
デムーランのアジと市民の蜂起
バスチーユへ、バスチーユへ
バスチーユ陥落
国王ついに屈服
自由、平等、博愛
革命の全国波及
復古と革新、否定の否定
地方都市革命
大恐怖
封建性の廃止決議
社会の対抗関係の転化
人権宣言
憲法審議と諸派の対立
宮廷とパリ市民との再対立
マラー登場
ヴェルサイユ行進
財政こそ中心課題
アッシニヤの発行
僧侶基本法
人民主権の実体
中央と地方の行政権
司法組織
シエースの幻滅
革命指導者の保守化
新しい王党派
宣戦・講和の大権
共和政の成立
連盟祭
反革命の動き
ナンシー事件
ミラボーの死
国王逃亡をはかる
ヴァレンヌで捕わる
逃亡失敗は歴史の必然
国王を戦争と急進化への防壁とせよ
バルナーヴの方策
シャン=ド=マルス事件
立法議会の発足
ロラン夫人とジロンド派
ジャコバン・クラブの変容
ロベスピエールの出身
コルドリエ・クラブとダントン
ピルニッツ宣言と開戦気運の高まり
世界革命論の勝利、そして開戦
将軍たちの怠慢と敗戦
国民衛兵パリに集まる
八月十日の革命
革命独裁への道
二重権力
国民公会とは
市民よ、武器をとれ!
革命軍最初の勝利
最初の流血
共和国の誕生
国民公会の議員たち
最初の激突
国王の運命
国王死刑の決定
国王の刑死
国王の死の意味するもの
革命フランスの孤立
インフレと内乱
将軍の裏切り
ジロンド派の弱点
最後の激突
最後の蜂起
独裁のプログラム
六月、七月の危機
美徳と流血
大公安委員会の成立
革命独裁政府
流血はじまる
ジロンド派の最期
ひろがりゆく恐怖政治
革命政府の確立
総力戦の組織化
国民軍の勝利
左右の分派が動きだす
分派闘争
分派の断罪
ダントンの死
流血の支配
美徳の支配
国民祭典はどうして発想されたか
最高存在の祭典
祭典の意味するもの
勝利者にとって致命的な勝利
暗殺計画と陰謀
十二人の独裁者の内紛
テルミドール八日
テルミドール九日
テルミドール十日
革命の終結
テルミドール反動とは何か
政治屋の支配
軍人独裁へのジグザグ・コース
革命政府のあと始末
金ピカ青年隊
ジェルミナールの蜂起
白色テロと王党派の擡頭
不完全な平和
ブルジョワ権力の機構
ヴァンデミエール将軍
コルシカ人
革命への共鳴とコルシカからの転向
ジャコバン派ナポレオン
均衡権力をめざして
平等主義者の陰謀
経済的社会不安
ナポレオンとジョゼフィーヌの結婚
名誉と栄光と富奇蹟的な連戦連勝
戦争と政治
輝かしき平和
実いまだ熟さず
ピラミッドの戦い
もう一度、そして最後のクーデタへの動き
まさにあなたがさがしておられた男です
クーデタの背景
ブリュメール十八日
ブリュメール十九日
共和国の皇帝
ナポレオンとシエース
ふたたび権力は上から、信任は下から
ボナパルトがいるのよ
革命は終わった
所有、平等、自由
マレンゴの危機
アミアンの平和
恐怖と利益
中央集権化の推進
ナポレオン法典
人民は宗教を必要とする
宗教協約
レジョン・ドヌール勲章
終身統領
実質的帝政
誘拐か、それとも暗殺か
それは犯罪よりも悪い
共和国の皇帝
戴冠
ナポレオン帝国
一週間は平和、一ヵ月たてば戦争
ふたたび戦雲ヨーロッパをおおう
ウルムとトラファルガル
三帝会戦
対仏大同盟の選手交代
イエナ、そしてアウエルシュテット
ポーランドの解放
いかだの上の首脳会談
新しい身分制
ローマ王をもとめて
独裁権力の毒素
自由の抑圧
教育の整備
法王とのいざこざ
財政と経済
陸によって海を征服する
巨人的格闘
私の政策はフランス最優先だ
ブルジョワの離反
ヨーロッパ・ナショナリズム
ナショナリズムの力
危険きわまる隣人―スペイン
狐の知恵と獅子の威力
五月二日の蜂起
常勝軍、最初の降服
スペインの潰瘍が私を破壊した
ドイツ・ナショナリズム
シュタイン登場
シュタインの改革
シュタイン追放
反仏抵抗運動
ナショナリズムの変容
ロシアの反仏熱
ロシア遠征
ボロジノの戦い
別の世界、モスクワ
一将功成らず万骨枯る
ロシア農民と革命
諸国民の戦い
同盟軍フランスに侵入せんとす
カルノーのナショナリズム
策士タレイラン
ナポレオンの退位
ナポレオン伝説
伝説と現実のあいだ
エルバ島皇帝
可憐な愛情と宿命的な野心
エルバ島脱出
一個人による一国の侵略
自由主義皇帝
列国ナポレオンを法の外におく
世紀の大会戦はじまる
リニー、カートル=ブラの激戦
ナポレオン、楽観的に過ぐ
ワーテルローの大敗
百日天下の終末
健康地セント・ヘレナ
「英雄」絶命
ナポレオンの資質
ナポレオンとヒトラー
第二段階の最高者
ナポレオンの本質
流血と栄光の四分の一世紀―まとめ
革命を理解せよ
ブルジョワ国家の成立まで
近代産業国家への道
フランス革命と明治維新