われら日本人 5
- サブタイトル
- 生活の歴史
- 編著者名
- 出版者
- 平凡社
- 出版年月
- 1960年(昭和35年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 26×
- ページ
- 180p
- ISBN
- NDC(分類)
- 302
- 請求記号
- 302/W38/5
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
臣民の時代 明治
明治人の形成(木下順二)
天皇をいただく新政府
ほうりだされたサムライたち
天皇のための国民皆兵
家に不学の人なからしめん
ひらかれた日本の窓
かけ足の文明開化
強兵のための富国
解放された百姓町人
たてつくものはすべて朝敵
すべての人民に自由と平等を
立身出世も実力しだい
天皇は神に,国民は臣民に
君に忠に親に孝に
一旦緩急アレハ義勇公ニ奉ス
富の蓄積,貧困の増大
青雲のこころざし
新しい苦悩のめばえ
赤い夕陽の満州で
君死にたもうことなかれ
軍備拡張,そして重税
戦争による国力の増大
婦人にも光りを
高まる罷業と示威運動
明治の幕とじる
市民の時代 大正
大正人の形成(阿部知二)
議会をつつむ民衆の喚声
余暇をたのしむ小市民
カチューシャかわいや
大正新時代の天佑
一波万波,日本をゆるがした3ヵ月
あげ潮のデモクラシー
慈善と説教以外は危険思想
午前11時58分
抜け道のない不景気
赤い屋根の下の幸福
古いきずなからの解放
子どもたちに自由と個性を
学校の兵営化
弾圧とだきあわせの参政権
しのびよる暗い足音
皇民の時代 昭和
昭和人の形成(加藤周一)
破産か閉店か
夜にげ,娘の身売り
心の憂さのすてどころ
むしばまれる青春
つかの間のしあわせ
独裁支配への地固め
15年戦争はじまる
つくりだされる非常時
勅命下る軍旗に手向うな
目算のはずれた短期決戦
戦勝になびく人のむれ
中隊長はお父さん,班長さんはお母さん
王道楽土の夢
兵隊さんのおかげです
聖戦へ民一億の体当り
本を読むより鍬をとれ
口紅をつけても非国民
相互監視の戦争協力
祝いおわった,さあ働こう
気がねの多い隣組
朕茲ニ米国及英国ニ対シテ戦ヲ宣ス
大御稜威のかげに
あまねく皇道を宣布せん
みたみわれ生けるしるしあり
神だのみの長期戦
星と錨と闇と顔
勝たずしてなんのわれらぞ
足らぬ足らぬは工夫が足らぬ
この世の生き別れ
婦女子も道づれの本土決戦
大君のへにこそ死なめ
焦土にさまよい
地獄にうめく
明けない夜はない,しかし
茲ニ国体ヲ護持シ得テ
第2の開国はじまる
飢餓のなかの一億総ざんげ
米をよこせ
石をもて追わるるごとく
ファシズムへの訣別
民主主義ばんざい
日本政府の希望により
なにをもってつぐなうか
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