図書センソウ セキニン オボエガキ000004234
戦争責任覚え書
サブタイトル1~10
敗戦秘史
編著者名
長 文連 著者
出版者
自由書房
出版年月
1946年(昭和21年)2月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
232p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/C52
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
史料調査会旧蔵資料
目次
第1章 錯誤の対米開戦
開戦の御前会議
岡田啓介の苦言
戦争の下地は出来てゐた
日米交渉を牽制するもの
近衛公、木戸内府の責任
ヒトラーに操られた日本軍閥
モスクワ攻撃戦の謀略性
ヒトラーと国防軍幹部の対立
アメリカへの認識を欠く
第2章 閥族の罪禍
根強き封建的性格
反省なき責任者達
封建的桎梏の打破
天皇制について
日本歴史の再検討
皇室と神道的性格
軍閥専制の頂点へ
侵略者の戦争準備
軍閥の本体を衝く
官僚閥の宿弊
官僚特権の本質
官僚の統制権把握
合理主義者新官僚の悲劇
軍閥官僚の人権圧殺
政党の屈服と政治新体制
議会の権威失墜―官選議会へ
言論の自由の完全封鎖
財閥の共同責任
金融資本財閥の制覇と新しい侵略
大東亜戦争と財閥
第3章 望なき抗戦から降服へ
勝利の幻影僅かに半年間
致命傷となつた船腹難
八方塞りの戦力増強
労働政策に破る
労働運動の弾圧
勤労者を物資並に統制す
東条執政の破綻
作戦統帥の完敗
重臣の東条打倒工作
小磯米内聯立の矛盾
陸軍の暴発を恐れて
戦局絶望化す
戦争最終内閣として鈴木貫太郎大将組閣す
陸海軍閥の自信喪失
降服の御前会議