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ウイッテ伯回想記日露戦争と露西亜革命 中

サブタイトル1~10
明治百年史叢書 第26巻
編著者名
ウイッテ /大竹 博吉 監修
出版者
原書房
出版年月
1972年(昭和47年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
600p
ISBN
4562001178
NDC(分類)
238
請求記号
238/V83/2
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

監修者のことば
第28章 アメリカからの帰途
モロツコ事件
英独両帝の招待
フランス大統領と社会主義
第29章 ロミンテンに於ける独帝との会見
ドイツ群集の歓迎
ロミンテン狩猟地
独帝との会見
独帝とモロツコ問題
独帝とロシアの擾乱
独帝の肖像に書かれた銘言
ロミンテン出発。
第30章 ベテルブルグへ帰還
ラムスドルフ伯との会見
皇帝に復命
伯爵授与と右翼の攻撃
皇后と右党新聞
ビオルク条約を読む
ビオルク条約破棄の運動
ニコライ太公を動かす
ビオルク条約破棄に成功。
第31章 ブルイギンの国会
知識階級・貴族・農民の気分
世界無類の国会
御前会議
貴族階級の意見
八月六日の詔勅。
第32章 十月十七日政変前の農民問題
ロシアの土地共有体
個人主義と社会主義
私の経済財政策
国の原動力
外資輸入問題
経済的鉄道主義
保護政策か放任政策か
私有制度問題
左からの革命と右からの革命
地方官憲
ニコライ帝と農民問題
貴族社会と農民
貴族銀行の内容
農民問題と私の決意
農民問題建白書
農民の土地賦金問題
農民問題評議会の創立
プレヴエの野心
評議会突然解散さる。
第33章 十月十七日政変
大学自治に関する詔書
講堂は政談演説会場となる
集会法の発布
大臣会議組織改造
新聞と職業組合
各地に騒擾起る。
革命騒擾と各階級
革命と異民族及軍隊
私の帰還当時の情況
重臣等との会話
第34章 十月十七日の詔勅発布
詔勅文の大要
私の上奏文
皇帝に詔勅を強要した?
詔勅発布の顛末書
顛末書の内容
外国へ隠遁の決意
国難打開策の上奏
皇帝側近者の中傷
皇帝の二重人格
ニコライ太公の決意
ニコライ太公と極右党
太公と労働党首領
詔勅発布と人々の気持。
第35章 大動乱の渦中に立つ
旧式官僚を罷免
新聞界代表との会見
右党新聞まで左傾
国民政治家に入閣慫慂
官僚と新人の相違
大臣候補者の夕べ
内相候補ドウルノヴオ。
第36章 宮中に於ける陰謀家の勢力
トレポフの宮中入り
皇帝に対するトレポフの勢力
トレポフと警保局の連絡
警保局内に秘密印刷所
首相を逐ふ潜勢力
軍隊一揆の頻発。
第37章 内閣の成立・大赦・選挙法制定
冬宮内に居を移す
労働者ソヴエトと私
十月十七日の夜の帝都
新内閣組織
新選挙法の制定
内務大臣の人選難
遂にドウルノヴオ任命
百万留の不正貸出
文相トルストイ伯
会計検査院と商務大臣
その他の大臣
政治犯人の大赦
選挙法の改正。
第38章 各地の反乱と討伐隊
十月十七日前の大罷業
鉄道罷業とソヴエト印刷工組合と新聞
クロンシユタツトの反乱
反動団体の活躍
罷業終熄と陛下の優諚
ソヴエト議長の逮捕
一九〇五年罷業と労働者
軍隊と艦隊の反乱
農民一揆について
極東出征軍の動揺
シベリアへ討伐隊派遣
革命党員の脅迫
バルチツク沿岸地方の反乱
オルコフ将軍の討伐隊
ポーランドの反乱
ポーランド戒厳令
モスクワ一揆
モスクワ総督ドウルノヴオ
富豪の妻と青年革命家
モスクワの不隠高まる
モスクワ討伐隊
ドウバソフと少年革命家。
第39章 法相マヌーヒンの辞任事件
バルチツク貴族の不満
新法相アキモフ
僧侶ガボン事件。
第40章 右党派の陰謀
農民に土地を与へよ
ミグーリン教授
土地買取年賦金問題
ドウバソフ将軍の意見
クウトレルの土地分譲論
農相の同意
クウトレル農相罷免事件
皇帝意中の農相
クリヴオシエインの人物
サマリン大臣の椅子を拒絶
十一月九日法の精神
右党派の陰謀募る
大地主等の陰謀
私の辞意執奏
農相心得ニコリスキー
ストルイピンとクリヴオシエイン
いはゆる愛国主義者
外債成立と私の辞職。
第41章 外債問題
日露戦争と金貨の流出
新外債と軍隊召還問題
フランス財団と交渉
ユダヤ財団の対露態度
立憲民主党の外債妨害
新聞の輿論と外債
ココフツオフの巴里行
独帝の魂胆と独仏露同盟
モロツコ問題と独仏
アルゼシラス会議
フランス財団首脳の入露
列国の対独態度
カイゼルの頑迷
ドイツ大使の密電
ピユロー公の密電
ルヴイエ内閣の瓦解
訓令漏洩事件
ネリドフの軽卒
ドイツの術策破る
蔵相ポアンカレーの疑惑
カイゼルの中傷策
ドイツの最後の策動
ドイツ外交の失敗
外債の締結終る
外債成立と皇帝の態度
ココフツオフの貪慾。
第42章 国会開設と憲法制定
国会準備委員会
国会
参議院
地方自治
ストルイピンの憲法変改
新憲法について
憲法案に対する私の上奏大臣会議の憲法案審議
軍事外交の至上権
大臣会議と国会
警備司令官が憲法作成
憲法問題御前会議
私有財産権問題
憲法発布の促進
いよいよ憲法発布
皇帝の迷ひ。
第43章 私の首相時代に作つた主要法制
死刑法の改訂
ストルイピンの軍事裁判法
個人の不可侵権
ストルイピン式裁判法
信書検閲制度
出版法について
集会結社法
農民法の制定
教育制度の改革
ユダヤ人と学校問題
ドイツのユダヤ人社会
暗殺の頻発について。
第44章 私の退職
十月政変と皇帝
不幸な配偶者
皇帝の態度一変
私の辞意表明
皇帝の慰留
最後の決意
皇帝と後任者の相談辞職上申書
皇帝辞職を許す
外相ラムスドルフ伯の罷免
私の閣員の運命
ドワルノヴオと皇帝
ゴレムイキン内閣
外交機密文書の処置
新参議院の議長
ストルイピンの出現
大臣委員会存廃問題
私の運命。
第45章 第一国会とストルイピン
人民報復の国会
不干渉の選挙
皇室と農民
第一国会解散の原因
最初の議会開院式
ゴレムイキンと土地問題
解散とストルイピンの危惧
トレポフと立憲民主党
ゴレムイキンと解散詔勅
ゴレムイキンの罷免
トレポフとストルイピン
ウイボルグ宣言
ストルイピン暗殺計画。
第46章 私の外国行
フランス王政復古計画
ナポレオン公の断念
医聖メチニコフ
メチニコフの来訪
ドイツ官憲の密偵
私を暗殺する計画
私に対する帰国禁止
高等遊民アンドロニコフ侯
私の帰国を中止する理由。
第47章 第一国会から第二国会まで
ストルイピンの憲法悪用
農民鎮静策
特別治安維持法
反動団体の庇護
バルチツク騒擾と新総督
総督と賭場
ゴリコ・リドワリ疑獄事件
警保局長ロプヒン事件
ウイポルグ宣言事件
警視総監ラウニツ暗殺事件
軍事検察官パウロフ暗殺事件
海軍大臣更迭の裏面
対馬沖敗戦と海軍の腐敗
陸軍々制とニコライ太公。
第48章 私に対する暗殺未遂事件
再度の暗殺予告
私の著述と皇帝
時計仕掛の爆弾
更に一個の爆弾
犯人は極右党員
差出人不明の手紙
犯人捜査と官憲の冷淡
皇帝と法相の態度
爆弾事件の真相
護衛か監視か
秘密警察は伏魔殿
不思議な事件の続出
暴力団長ドウブロヴイン
保安課内に暗殺団
警視総監が暗殺計画に参加
暗殺請負人カザンツエフ
複雑な暗殺団の裏面
計画の張本人は右党と政府
首相ストルイピンの態度
皇帝の名によつて揉消す。
第49章 第二国会と一九〇七年六月三日の政変
ポベドノスツエフの死
議員ヨロス暗殺事件
工業学校内の爆弾事件
皇帝暗殺計画の発覚
猫の不幸は鼠の幸福
ストルイピンの妻
六月三日の政変
ストルイピンと選挙法
社会民主党議員の陰謀発覚。
第50章 一九〇七年政変からストルイピン暗殺まで
ユダヤ人出の大使
エレンタリ大使の陰謀
外相の親日政策
露独両帝の会見
近東問題と英露協約
対英協約締結の顛末
ペルシヤとロシアの関係
ドイツと英露条約
ロシアのヂレンマ
宗教界の腐敗
背教者ダリングムト
警保局の密偵と暗殺事件
クルロフの警察政治
クルロフ式警察組織
フインランド総督追出事件
混乱のオデツサ
トルマチエフの横暴
残忍な革命家の殺戮手段
巡査の士官殺害事件
モスクワ警視総監の罷免
ストルイピンと第三国会
外国皇族の訪露
英国皇帝の訪露
イグナチエフ伯の暗殺
フランス大統領の訪露
ユダヤ人問題と私の信念
アレキセイ太公の客死
新陸相スホムリノフ
国防委員会と国会
グチコフの人物
軍事統帥権問題
国防委員会の廃止
オースタリー大使の勢力
露墺間の危機と募債
ヨアン長老の死
海相と商相の更迭
典型的日和見主義者
官界腐敗の例
媾和談判中のできごと
対日復讐論
復讐論とアムール鉄道
イズウオリスキーの親日論
イズウオリスキー辞職の顛末
トルコ革命と十月党
皇帝の英仏伊訪問
フランス議員訪露
ブルガリア皇帝の訪露
エドワード七世の死
ユダヤ人虐殺事件
皇帝の病気とユダヤ人
ポツダムの露独両帝会見
再び英露接近
露独両帝沈黙の宴
文豪トルストイ伯の死
新文相カツソオ
農奴解放五十年祭
参議員選挙法改正案
地方自治会改革案
ストルイピン私を怨む
ストルイピンの威嚇的辞表
ストルイピンの勝利
暗殺事件は後を絶つた?
新国会議長ロヂヤンコ
外国皇族と米艦隊の訪露
ストルイピンの専横募る
ストルイピン遂に暗殺さる
ストルイピン暗殺と彼の妻
ストルイピンの功罪
グチコフ極東より帰る(中巻目次終)。