図書オウシュウ センソウ ニチロク ヒョウロン000004160

欧洲戦争日録評論 第2巻(1915年上半季)

サブタイトル1~10
編著者名
三宅 覚太郎 著者
出版者
報効学舎
出版年月
1916年(大正5年)3月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
881p
ISBN
NDC(分類)
209
請求記号
209/Mi76/2
保管場所
閉架一般
内容注記
付(別冊):第1巻の附図
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1月1日 東普魯西及ガリシアに於ける独墺同盟軍期俟的反動の価値
墺軍ニイダ河畔に敗る
墺軍カルパシアン山より撤退す
独逸も亦墺軍の敗退を容認す
1月2日 仏英聯合軍は期俟的反動を起すべき機会の悉皆を空過せり
聯合軍の進出堅確なり
聯合軍些少の前進
独逸飛行機ダンケルクを襲ふ
独墺軍の作戦失敗
南阿叛軍敗る
1月3日 小企図の続発続生は大成功を準備する所以の道にあらず
遅々而かも威力ある聯合軍の前進、聯合軍着々進出す
聯合軍の靭強なる抵抗
英国戦艦沈没
墺軍ガリシアより駆逐せらる
独墺同盟軍の攻撃失敗
仏国戦艦魚形水雷に罹る
伊太利ヴアロナを占領す
ルーマニア及伊太利の乗ずべき機会
濠洲軍プゲンヴイル島を占領す
1月4日 政略の掣肘を受くる独逸軍の戦略的結果
西方戦局に重大なる変化なし
西方戦局の砲戦
英国新軍編成
独逸軍ワルシヨウ侵略の企図挫折す
露軍三たび匈牙利に入る
土耳其軍高加索国境を横る
1月5日 戦略的成功の哲理
聯合軍の砲戦有利
西部一般戦況
聯合軍有利に進出す
露軍の作戦稍恢復
高加索に於ける露国一要塞陥落の報
土耳其軍サリカミシユ附近に奮闘す
1月6日 戦場の広狭兵力の大小は兵学的哲理を左右するの力なし
西方戦場の砲戦
独墺同盟軍の企図失敗
土耳其軍大にサリカミシユに敗る
1月7日 地形応用と兵力運用の戦略的関係
仏軍アルサース進撃
アルサースの激戦
独逸軍アルサースの敗北を認む
独墺軍振はず
高加索に於ける露軍有利
土耳其軍大敗
1月8日 戦史の記録を破れる守勢陣地
聯合軍の小成功
雪中墺軍を追撃す
高加索に於ける露軍の大勝
1月9日 国軍膨脹の趨勢は戦略戦術応用の余地を短縮しつゝあり
西方戦域無事
露軍ムラワに攻勢を執る
土艦ゲーベンの損傷
1月10日 露墺両軍の戦略的にカルパシアン山脈利用の巧拙
聯合軍多少進出
仏独軍局部的応接
独逸軍の攻撃不成功
仏軍の攻勢有利
英国戦艦フオーミダブル最後の勇侠
ポーランドに於ける独逸軍対壕に依り前進す
黒海に於ける小衝突
1月11日 カルパシアン山南と鴨緑江右岸に於ける露軍作戦の対照
局部的仏軍の奮戦
仏軍所々に進出
露軍ブゴヴイナを横断す
露軍ブゴヴイナを占領す
ポーランド及ガリシア未だ結氷期に入らず
1月12日 露軍のブコヴィナ侵略の価値果して如何
仏軍榴弾砲の威力
独逸軍の局部的逆襲不成功
独逸飛行隊ダンケルクを襲ふ
東方戦場静穏
土耳其敗残軍の活動
土耳其巡洋艦損害を被る
土耳其糧食運搬船の被害
1月13日 カルパシアン山脈の争奪は遂に決勝戦を誘致すべし
聯合軍の部分的成功
ソワツソン附近に於ける仏軍の勝利
瑞西の中立防衛
独逸軍困惑の状局外観
独逸飛行機活動
露軍の部分的成功
露軍の戦況靭強
墺国潜航艇仏艦を襲ふ
ブラジル沖に英艦隊衝突
1月14日 果して聯合軍成功の端緒なるか
エースヌ流域に於ける仏軍の活動果して有望か
独艦水雷に罹る
ポーランドに於ける部分戦
1月15日 ルーマニアの蹶起を促さんが為にする露国政略的手段の深浅は露軍固有能力の尺度に反比す
ソワツソン附近堡塁争奪戦
仏国方面の作戦天候に妨げらる
独逸潜航艇トヴアーを襲撃す
スーハに対する独逸軍の攻撃
高加索方面露軍有利
土耳其軍タブリツ侵入
土耳其軍埃及を侵さんとす
ルーマニア遂に起つか
1月16日 仏白両国方面に於ける独逸軍の陣地編成要領
ソワツソン東北方附近に於ける独逸軍の反撃
独逸軍ソワツソン方面に大兵を集合す
聯合軍の砲撃ウエステンドを破壊す
東普に於ける露軍の敗報
露軍オルチに土軍を粉砕す
1月17日 敗因を累積しつゝある聯合軍の不統一なる間歇的小企図
仏白方面局部戦
独仏両軍の交換的小成功
露軍の局部的成功
高加索方面に於ける露軍有利
1月18日 ゴルツ将軍の指揮せる土耳其軍高加索国境に於て外線作戦に大敗す
聯合軍の交換的勝敗
北方翼に於ける聯合軍の成功
聯合軍の小成功
露軍の前衛トルヌに進向す
露軍トルヌ方面に於て部分的有利なり
墺軍タルノーヴを砲撃す
カルウルガンに於ける土耳其軍大敗
土耳其軍更に大敗
1月19日 高加索方面に攻勢を執りたる土耳其軍戦略配備の誤謬
仏軍の小成功
平凡なる戦況
露軍カラウルガンに大勝す
1月20日 高加索に於ける土耳其軍攻勢作戦の失敗は基礎配備の不条理に原因す
西方戦場の小衝突
露軍の戦況多少有利
土耳其軍の大敗
土軍エルゼルム道を開放す
1月21日 ヴイスツラ河右岸よりトルヌ方面に対する露軍の進出は陥穽に陥る陋策に過ぎず
独逸軍の小企図
仏軍メツツに接近す
ツエツペリン式飛行船英国北海岸を襲ふ
東方戦場の小衝突
ポーランドに於ける対峙軍の交換的企図
土耳其軍益益敗退す
仏艦ダーダネルスに沈没す
1月22日 独逸海軍飛行船の英国海岸訪問の真価
西方戦場到る処砲戦
聯合軍の砲戦稍有利
独逸軍の部分的襲撃不成功
独逸海軍飛行船英国東岸を襲ふ
露軍の戦況概して有利
露軍有利に土耳軍を追撃す
露国水雷艇土船を撃沈す
仏国潜航艇行衛不明
1月23日 壮言放語は人を欺くと同時に己れを欺く
北海岸に於ける独逸軍陣地後退
独軍の小成功
独逸軍の襲撃不成功
仏国政府の誤れる観察
露軍ムラワ方面に活動す
露軍の小成功
1月24日 英米両国国際関係の乖離
聯合軍の経過概して有利
独逸軍到る処に於て多少不利
仏軍一進一退
独逸潜航艇英国汽船を撃沈す
米国船舶購入法案の影響
英米衝突の危惧
1月25日 独墺同盟軍の戦略的危地はカルパシアン山脈にあり
仏白方面に於ける独逸軍の活動
独仏軍互に攻勢
独逸軍の活動激烈なり
独逸軍の活動到る処に不成功
北部ポーランド及南部ガリシアの戦況
露軍の攻勢準備
独逸軍匈牙利に赴援す
墺軍キルリババに敗る
チヨロク河沿岸に於ける露土両軍の交戦
露国黒海艦隊の活動
1月26日 戦略的に理由の徹底せざる北海に於ける英独海戦
聯合軍の砲戦有功
アルゴンヌ方面夜戦
英軍飛行機白国沿岸独逸軍の陣地を襲ふ
英独海戦
墺軍の大部隊ブコヴイナに進出す
独墺軍部分的攻撃失敗
土耳其復た敗る
独逸ルーマニアの行動を詰る
南阿聯邦軍の戦況有利
1月27日 巨艦巨砲高速力は海洋戦に於ける戦術戦略的成敗の運命を左右す
西方戦場に変化なし
聯合軍多少成功
英独海戦主力艦隊の兵力
独墺同盟軍カルパシアン地方に活動す
ポーランド及ガリシアに於ける小衝突
1月28日 英国襲撃の捷路を得んが為め北海岸方面に傾倒せられつゝある独逸軍の攻勢は誤謬なり
独逸軍の攻勢再興か
英独海戦に於けるライオンの損傷
英国仮装巡洋艦沈没
東方戦場の戦報極めて瞹眛
ブゴヴイナ及カルパシアン地方に対する独墺軍の注意
ポーランドに於ける無益の小衝突
ガリシアに対する墺軍の活動
露軍独逸のツエツペリン飛行船を射落す
露国潜航艇独艦を襲撃す
米国の船舶購入案の影響
1月29日 イープル及ラバツセー方面に於ける聯合軍軍の陣地は果して難攻不落なるか
聯合軍の部分的成功
イープル及ラバツセーに於ける独逸軍の敗北は事実なり
勝報区々
独逸巡洋艦撃沈せらる
露独両軍相互に部分的攻勢
英土両軍真面目に接触す
独逸の穀物制裁政策
1月30日 蘇士運河地帯に於ける英土両軍の作戦に関する判断
独逸皇帝誕辰祝賀戦大に敗る
仏艦撃沈せらる
東普及ガリシア方面戦況変化
露軍カルパシアン撤退の弁疏
高加索方面の土耳其軍不利
埃及方面の前哨戦
1月31日 戦略的に無能なる露軍
独帝誕辰紀念日に於ける独逸軍の努力敗る
露軍の戦況良好
独墺同盟軍の一大集団カルパシアン山南に集中す
墺軍ガリシアに進出す
独逸軍死傷総数
英軍シイリアに於て電線を切断す
高加索方面露軍戦況有利
2月1日 蘇士運河東岸に於て執るべき英軍の防備
英軍の一部独逸軍の襲撃を撃退す
東普及ガリシアに於ける露軍振はず
土耳其軍タブリツに敗る
露軍アルメニアに入る
土耳其軍蘇士運河に接近す
2月2日 英土両軍の作戦に及ぼす砂漠地方の影響
西方戦場に於ける小衝突
西方戦場に於ける重砲戦
独逸潜航艇英国汽船を撃沈す
ヅクラ附近に於ける〓軍不利
ポーランドに於ける塹壕戦
露軍タブリツを占領す
黒海に於ける露土両艦隊の衝突
2月3日 露軍の敵は露軍自らの拙劣優柔なる戦略にあり
独逸軍イープル攻撃失敗
独逸軍の襲撃処々に於て不成功
独逸飛行船ドヴアーを襲ふ
ヴイスツラ河左岸に於ける露軍の小成功
カルパシアン山中に於ける露軍の戦利
ヅクラ、ウゾク方面大戦
2月4日 不断政略に悩まされつゝある独墺同盟軍と政略の係累なき露軍
ポルジモフに於ける露軍の勝利
ヴイスツラ河右岸の独逸軍撃退せらる
カルパシアン山脈に於ける戦闘
聯合艦隊ダーダネルス要塞を砲撃す
伊太利の予備兵召集準備
英国は食料品を戦時禁制品とす
禁制品に対する米国の態度
船舶購入法案譲歩
2月5日 独逸海軍の活動刮目に堪へず
西方戦場に於て砲戦盛なり
独逸英国の増加軍輸送を阻止せんとす
露独両軍一般戦況
露軍の戦況持久
露独戦況大観
露国潜航艇独艦を撃沈す
土耳其軍タブリツを撤退す
英軍蘇士運河河畔に土軍を破る
英軍イスメリア附近に土軍を破る
2月6日 蘇士運河は英軍の為め絶対的不落の堅陣地なり
独逸軍ヴエルダンを攻撃す
東方戦場に大戦酣なり
プヅラ流域に於ける激戦
露軍の勝利
協商三国経済的結合
土耳其軍蘇士運河を攻撃す
英軍運河岸に土耳其軍を撃退す
2月7日 蘇士運河の堅陣地たる所以
西方戦場の砲戦
英軍三百万
独逸海上交戦区域を宣言す
独逸英仏間の交通を絶たんとす
独逸の宣言に対する米国の態度
露軍チルジツトに近く
プヅラ河畔に於ける露軍成功の影響
ポルジモフの激戦とカルパシアン山方面に於ける露軍の不振
墺軍の容認せる露軍の戦況
カルパシアン山に於ける露軍の不利
ポーランド及ガリシアに於ける一般戦況
土軍の蘇士運河攻撃
土軍蘇士運河攻撃失敗
2月8日 独逸海軍は果して精神的に亡滅せんとするか
濠洲援軍増派
英国の沿岸封鎖宣言の理由
英国の沿岸封鎖を断念す
露軍の部分的進出と防払
2月9日 同盟二国の経済的持続力と協商三国の経済的同盟
仏白方面変化なし
露軍の戦況一般に有利
2月10日 ワルシヨウ正面に対する独逸軍企図の失敗に終るべき者なることは既に多くの実例あり
西方戦場無事
仏白方面は砲兵戦のみ
英軍死傷総数
英国戦艦沈没
露軍の戦況概して有利
蘇士運河附近に於ける土軍総退却
2月11日 カルパシアン山脈に於ける露軍の攻勢果して熟したるか
仏白方面局部的歩砲戦
英国商船行衛不明
英軍の衛生状態佳良
独逸軍の死傷数
ポーランド及ブコヴイナに於ける一般戦況
ポーランド及ガリシアに於ける露軍有利
露独墺我的観察
露土両艦隊交換的活動
ダーダネルス砲台大損害を被る
2月12日 交戦列国の国内事情が作戦に及ぼす影響
東普及カルパシアン方面露軍有利
東普及ポーランド方面に於ける露軍の成績
カルパシアン山方面に於ける激戦
独逸議会の意気
露国議会の意気
英国殖民大臣の教書
2月13日独逸軍の連続不断の機動と露軍作戦の弊害
独逸潜航艇英国汽船を襲ふ
英国陸軍三百万の予算と独逸貿易の圧迫
英独両国に対する米国の抗議
露軍一般戦況概して有利
露国一日の戦費
2月14日 英国飛行機大挙襲撃の価値如何
アルゴンヌ方面独逸軍の襲撃不成功
英国飛行機三十四隻独逸潜航艇根拠地を襲撃す
東普に於ける激戦の兆とカルパシアン地方に於ける露軍有利
東普方面果して大決戦か
露国水雷艇黒海沿岸砲撃
英米の反感
米国軍艦ヂブラルターに派遣
船舶購入案撤回
2月15日 東普魯西に於ける独逸軍は果して露軍の包囲に陥らんとするか
英軍重砲の威力
英国飛行機大挙襲撃記録を破る
東普魯西に於ける露軍の撤退理由
東普及カルパシアン地方に於ける露軍の小成功
蘇士湾沿岸に於ける英土軍の小衝突
2月16日 東普魯西に於ける露軍の作戦は失敗なり
西方戦場の小作戦
東普に於ける露軍振はずカルパシアン地方の小衝突
米独間の形勢不穏
2月17日 戦資は猶兵力の如し
カルパシアン地方露軍多少有利
墺国艦隊出動
協商三国戦時財政
2月18日 最近歴史に由来する露軍の一大宿弊
英軍砲兵の威力と天候の妨害
英国飛行隊再び白国に於ける独逸軍根拠地を襲ふ
英独両国報復的海港封鎖及列国の態度
各方面に於ける露軍の戦況不振に傾けり
協商三国経済的互済
英国海軍の成績
独逸食