図書エイコク カイグン センシ000004153

英国海軍戦史 第3巻

サブタイトル1~10
欧洲戦争
編著者名
コルベット J.S 著者/尾崎 主税 訳者
出版者
水交社
出版年月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
901,34p
ISBN
NDC(分類)
397.23
請求記号
397.23/C88/3
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

『Naval Operations (Vol.3)』の翻訳。

第1章 聯立内閣成立当時に於ける一般情況
各支戦場に於ける作戦の進展
メソポタミア作戦
英吉利内閣の改造
独領南西阿弗利加作戦の情況
カメルーンス作戦の情況
独艦「ケーニヒスベルヒ」に対する作戦の情況
メソポタミア作戦―海陸軍聯合作戦―の情況
英軍アマラを占拠す
第2章 ダルダネルス作戦(自五月五日至六月七日)
潜水艦E一四及E一一の功績
マルマラ海の戦況
「トライアムフ」及「マゼステイック」の沈没
第三回クリシア会戦
敵潜水艦エーゲ海に現る
潜水艦E一四(ボイル少佐)マルマラ海に活躍す
「トライアムフ」U二一の雷撃を受けて沈没す
「マゼステイック」U二一の雷撃を受けて沈没す
潜水艦E一一(ナスミス少佐)マルマラ海に活躍す
敵潜水艦出現の陸軍補給作業及陸戦支援に及ぼせる影響
我が軍アチ・ババ高地の攻略に失敗す
第3章西部戦場とダルダネルス
内海、婆爾的海及白海の情況(六月乃至七月)
「ケーニヒスベルヒ」の終末
英国式作戦方式と大陸式作戦方式
英国軍事会議ダルダネルス作戦の継続を決議す
「クヰーン・エリザベス」の内地引揚とバルヂ附巡洋艦二隻及新式スループ四隻ダルダネルスに増遣せらる
潜水艦戦に関する独逸宰相及軍部の論争
独逸潜水艦北海漁船を攻撃す
独逸潜水艦英国巡洋艦を襲撃す
英国海軍囮船戦法を採る
囮船「タラナキ」C二四を撃沈す
アルハンゲルスク航路の保護
囮船「プリンス・チャールス」U三六を撃沈す
飛行船LZ三七英軍飛行機に射落さる
独国大に機雷潜水艦を使用す
クヰーンスタウン哨戒部隊新設せらる
独逸海岸に於ける英国潜水艦の作戦
婆爾的海に於ける英国潜水艦(E九及E一)の作戦
婆爾的海に於ける露独巡洋艦戦(七月二日)
E九婆爾的海に「ポムメルン」を雷撃す
独艦「ケーニヒスベルヒ」撃滅戦
第4章 ダルダネルス作戦(自六月二十日至七月三十一日)
新作戦計画
マルマラ海に於ける潜水艦の活躍
増援の来着
軽重モニトル各三隻及バルヂ附巡洋艦四隻ダルダネルスに増遣せらる
E一四及E一二(ブルース少佐)及E七(コクレーン少佐)マルマラ海に活躍す
仏国潜水艦「マリオット」土軍に降る
露国黒海艦隊の策動
土国海岸に対し封鎖を強行す
地中海輸送航路の保護
ダルダネルス回航の輸送船アレキサンドリア経由のこととなる
軍隊上陸用特殊発動ライター
第5章 スヴラ湾揚陸作戦
英国の伝統と海陸軍聯合遠征
スヴラ湾揚陸奇襲戦の準備
揚陸地点の選定
海上支援部隊の配備
南方地区(ヘレス海岸)に於ける作戦
アンザック方面作戦
ニブルネシ海岸に於ける揚陸
スヴラ湾に於ける揚陸
スヴラ湾北岸に於ける揚陸
中央及右翼の情況
アンザック海岸よりする主攻撃の進捗
スヴラ湾岸よりする攻撃
ヘレス海岸其の他に於ける作戦
E一四及E一一のマルマラ海に於ける活躍
E一一土国戦艦を雷撃沈す
航空魚雷の試用
スヴラ湾揚陸奇襲戦遂に失敗してダルダネルス作戦停頓す
第6章 スヴラ湾作戦直後の一般状況
露国戦線の潰滅
仏国の態度変化す
セルビアの危機
マルマラ海に於ける英国潜水艦の活躍
独軍リガ湾東方に露軍を圧迫す
サライ大将仏国近東軍の編成を提議す
独逸潜水艦エーゲ海に活躍す
E一一E一四及E二マルマラ海に活躍す
E一一先任将校ドイリー・ヒューズ大尉単身鉄橋破壊を企図す
E七土軍に降る
E二乗組リオン大尉鉄道破壊を企図して行衛不明となる
第7章 内海及婆爾的海の情況(一九一五年八、九月)
「アラビック」の被雷と囮船「バラロング」の活躍
独逸潜水艦戦に対する米国の抗議
独逸敷設艦「メテオール」の最期
英国アムルム・バンク沖に機雷を敷設す
英吉利海峡南西方海面に於ける独潜の跳梁
U二四白星定期船「アラビック」を撃沈す
囮船「バラロング」U二七を撃沈す
独逸駆逐艦坐礁せるE一三を砲撃す
リガ湾作戦中E一独艦「モルトケ」を攻撃す
独逸潜水艦盛に地中海に回航す
囮船「バラロング」U四一を撃沈す
「アラビック」号事件と米独交渉
潜水艦戦に関し宰相と議合はず独逸海相及大海艦隊長官辞表を提出す。皇帝之を聴許せず
独国遂に譲歩し米独国交の危機去る
第8章 独軍の作戦正面変換
ブルガリアの態度
仏蘭西戦線に於ける秋季攻撃支持のため実施せる海軍作戦
協商側ブルガリアの参戦を勧誘す
ガリシア独軍の一部ダニューブ方面に移動す
セルビア三度危機に直面す
ドーヴァー哨戒隊(ベーコン中将)の兵力
ドーヴァー哨戒隊のゼーブルッゲ砲撃(八月二十三日)
ドーヴァー哨戒隊の第一次オステンド砲撃(九月七日)
同第二次オステンド砲撃(九月十九日)
陸軍の総攻撃とドーヴァー哨戒隊の協同作戦計画(九月二十五日開始)
陸軍の総攻撃失敗す
第9章 サロニカ作戦
英国政府サロニカ救援の意志表示としてサロニカに小部隊を揚げんことを提議す(サロニカ作戦深入の端緒)
サロニカ派兵と希臘政府の態度
英国政府在ダルダネルス海陸軍指揮官に対しスヴラ湾放棄に関し所見を徴す
希臘政府との交渉渋滞す
サロニカ先着部隊の上陸と希臘政府の誤解
希臘政府の誤解解消し協商軍サロニカに上陸す
希臘首相ヴェニゼロス氏辞職す
露国ブルガリアとの国交を断絶す
サロニカ作戦に関するジヨッフル将軍の意見
サロニカ作戦に関する英国海陸軍参謀会議の意見
英国政府巴爾幹に派遣予定の兵力を埃及に控置するに決す
英国政府希臘羅馬尼両国の参戦を勧誘す
希臘皇帝飽くまで中立維持(稍協商側に好意的)を宣す
E一二及H一大にマルマラ海に活躍す
独逸潜水艦地中海に跳梁す
ガリポリ撤兵に関するハミルトン大将の意見具申
英国政府ガリポリ撤兵を決意し総司令官を交迭す
ブルガリア国セルビアに対し宣戦す(十月十四日)
英国ブルガリア海岸を封鎖す
英仏両国ブルガリアに対し宣戦す
ブルガリア軍行動を開始し、サロニカ仏軍前進す
サロニカ英軍静観して動かず
英露聯合艦隊ブルガリア領デデアガッチ港を砲撃す
E一二、H一及E二〇(ワーレン少佐)のマルマラ海に於ける行動
仏国潜水艦「トュルクォアーズ」土軍に降る
シャンティリーに於ける英仏聯合参謀会議
仏国の政変とブリアン氏の組閣
巴爾幹作戦の遂行仏国の内政問題化す
英国政府留保附にてサロニカ作戦に仏と提携するを承諾す
第10章 メソポタミア戦役(一九一五年七月乃至十月)
ナシリヤ進撃戦(七月十四日占領)
クット進撃戦(九月二十九日占領)とバスラ県平定
波斯ブシールに於ける反英騒乱
英軍アジジやに駐止してバグダッド進撃の許可を待つ
英国政府バグダッド進撃実施と決す
第11章 ガリポリの運命とクテシフォンの戦闘
軍事参議院新設せらる(十一月二日)
モンロー大将ガリポリより撤兵すべきを進言す
ダルダネルス派遣艦隊幕僚海峡突破計画を樹つ
同艦隊参謀長右計画説明のため帰国す
ダルダネルス海峡突破計画の要領
右計画本国軍部要路者の傾聴を受く
キチナー卿情況視察のためダルダネルスに出張す
ドゥ・ロベック中将海峡突破の無謀なるを進言す
仏国潜水艦「トュルクォアーズ」の降伏に因るE二〇の撃滅
E一一(ナスミス中佐)大にマルマラ海の活躍す
キチナー卿ガリポリ撤兵の恥を蔽ふため小亜細亜アヤス港を攻略せんことを計画す
本国要路アヤス攻略案に対し難色あり
キチナー卿参謀本部のアヤス攻略反対説を駁す
英仏両国政府サロニカ作戦に関し希臘政府に通牒を送らんとす
巴里に於ける英仏両国の協議会開催せらる(十一月十七日)
アヤス攻略案葬らる
キチナー卿希臘皇帝訪問の結果重要諒解成る
近東作戦に関するキチナー卿の進言
軍事参議院ガリポリ撤兵及ヘレス海岸の放棄を勧告す
ダルダネルス派遣艦隊司令長官(代理)撤兵作業の困難を説く
英仏聯合協議会カレーに開催せらる(十二月五日)
聯合軍会議(十二月六日)ガリポリの完全撤兵を決議す
マルマラ海に於けるE一一の活躍
潜水艦の活躍に因りガリポリ土軍の補給窮迫す
ダルダネルス派遣艦隊司令長官(代理)撤兵反対の陳情を為す
ウェミス少将ヘレス海岸確保のためアチ・ババ高地の占領を希望す
艦隊の陸戦支援能力向上す
モンロー大将アチ・ババ攻撃案に同意せず
サロニカ作戦に関し仏国に反協商気分醸成す
セヌッシ族リビア沙漠に跋扈して埃及西境を脅す
警備艦「タラ」ソルム港に於てU三五に撃沈せらる
セヌッシ族ソルム港を襲撃す
十一月中地中海に於て独潜のために撃沈せられし船舶四十隻に達す
クテシフォンの攻略成らずバグダッド進撃中止と為る
第12章 ガリポリ撤兵
スヴラ、アンザック両海岸より将兵九万砲二百門を撤退せんとす
撤兵実施計画―実施期を三期に分つ
撤兵開始の令下る(十二月十日)
第一期作業終了(十二月十日)
撤兵作業を敵に秘するため実施せる処置
スヴラ海岸撤兵計画
アンザック海岸撤兵計画
第二期撤兵作業終了(自十二月十五日至十二月十八日)
ダルダネルス派遣フリーマントル戦隊の兵力
撤兵用船舟の準備
海陸聯絡及射撃指揮用通信施設
第三期撤兵作業第一夜(十二月十八日)
第三期撤兵作業第二夜(十二月十九日)
塹壕に守兵ありと思はしむるために実施せし詭計
撤兵を支援する海上部隊の配備
撤退せし人馬兵器及器材の数量
陸軍高級指揮官の交迭―バードウッド中将モンロー大将に代りてダルダネルス派遣軍総司令官と為る
蘇士運河警備のため一戦隊を編成す
ヘレス海岸の保有に関して海陸軍指揮官の意見合はず
艦隊司令長官ヘレス海岸の保有を強調す
ヘレス海岸より撤兵の命下る
ガリポリ撤兵の因を成せし陸軍側の意見
クットに在る英軍を救出してバスラに移すことに方針定まる
ヘレス海岸よりの撤兵計画(将兵三七五〇〇、砲一四二、馬匹四二〇〇、車輛一九〇〇)
撤兵各海岸に於ける乗艇設備
敵飛行機に対する撤兵作業隠蔽法
第二期撤兵作業の成果
ヘレス海岸(V、W海岸)の最終撤兵
ガリポリ防禦戦に於ける土軍の損害
第13章 内海の情況(自一九一五年九月至一九一六年三月)と独逸掠奪艦「メーウェ」の巡航
地中海艦隊の増援と大艦隊に及ぼせし影響
英国巡洋艦「ナタル」火薬自爆に因り沈没す
ハーリッチ部隊の兵力
ハーリッチ部隊の作戦
バイトに於ける英国潜水艦の敵情監視
第十巡洋艦戦隊の北海封鎖
「キング・エドワード七世」触雷沈没す
通商破壊艦「メーウェ」の出動
南方大通商航路の警備
「メーウェ」本国に帰着す
独国囮船「グライフ」北海を脱出せんとして撃沈せらる
英国政府封鎖省を新設す
英国水上飛行機ハーゲ及ホーエル飛行船基地の空襲に失敗す
大海艦隊司令長官フォン・ポール辞職し、シェーア中将之に代る
シェーア中将英国海岸を襲撃して非戦熱を煽らんことを企図す
大海艦隊の一駆逐隊英国スループ隊を攻撃す
ティリット代将の旗艦「アレシューサ」触雷沈没す
独国機雷潜水艦頻に活躍して船舶の被害多し
モニトル五隻仏国陸軍と協同して白国沿岸の敵砲台を攻撃す
英本国防空配備に於ける陸海軍の分担
ツエッペリン九隻バーミンガム、ダービー及ノッティンガムを襲撃す
独国水上飛行機英蘭南岸を襲撃す
第14章 独逸陸軍より海軍の援助を要求する事並に汽船「サセックス」号の遭難
独逸潜水艦戦に関する制限若干緩和せらる
ダルダネルス及メソポタミア作戦の独墺側に与へし影響
参謀総長ファルケンハイン大将ヴェルダン攻略を企図す
ファルケンハイン大将海軍が無制限潜水艦戦に依り英国海上交通線を攻撃せんことを希望す
独国海軍無拘束潜水艦戦に依り六箇月以内に英国を降さんと豪語す
米国政府潜水艦の制令と商船武装権否認とを提議す(一月十八日)
独国政府米国の提議に気勢を得て潜水艦戦を再開す(二月)
ヴェルダン攻撃始まる(二月二十一日)
フォン・ティルピッツ辞職してフォン・カペレ大将海相と為る
「交戦区域内に於て遭遇せる一切の英船を無警告撃沈せよ」との命令潜水艦長に与へらる
UB二九「サセックス」号に無警告雷撃を加ふ
米国政府最後通牒的警告を独国政府に送る
第15章 シュレスウイッヒ飛行基地の空襲とローウェストフト砲撃
シェーア中将大艦隊の一分力を誘致撃破せんことを期す
ツエッペリン二隻ハル及イミングハムを襲撃す(三月五日)
英軍頻りに巡洋艦掃蕩、機雷敷設及飛行基地襲撃を行ふ
英軍水上飛行機を以てホーエル飛行船基地を襲撃せんとせしも之に成功せず
駆逐艦「メヂューサ」「レーヴロック」に衝突せらる
軽巡「クレオパトラ」敵駆逐艦を衝撃沈没せしむ
「クレオパトラ」「アンドーンテッド」衝突す
大海艦隊の巡戦隊及軽快部隊掃蕩のため出動し、弩級艦戦隊二隊之を支援す
大海艦隊荒天のため帰港す
独逸飛行船頻に英国沿岸を襲撃す
飛行船一隻地上よりの射撃に因り墜落す
英蘭南岸に対する空襲
サンダーランド及ミッドルスブローに対する空襲
リース、エヂンバラ及ノーサムバーランド海岸に対する空襲
ノーフォーク及エセックスに対する空襲
ダラム及ハムバー間各地に対する空襲
大海艦隊出動の徴あり大艦隊対抗配備に就く
大海艦隊帰港し会戦起らず
巡戦「オーストレーリア」「ニュー・ジーランド」と衝触す
英軍白国沿岸に機雷兼防潜網堰を設置す
サー・ロージャー・ケースメントの陰謀暴露す
独逸艦隊ローウェストフトを砲撃す(四月二十五日)
独逸艦隊ヤーマス沖に現る
砲撃の被害
英軍トンデルン飛行船基地を空襲し兼ねて敵大海艦隊を誘出せんとす
ツエッペリン飛行船イースト・ライディングを襲撃す
独逸宰相無制限潜水艦戦の開始を延期し米国の全条件を受諾す
第16章 ジヤットランド海戦直前の情況
大艦隊の南方根拠地に移転の件
フイッシャー攻勢案の検討
大艦隊北方根拠地に集結する限り艦隊戦闘生起の見込少し
第五戦艦戦隊を巡戦艦隊に附属するの案
ローウェストフト襲撃後変更せられし南方海面の警備
各艦隊根拠地の施設に関する海陸軍聯合協議会の決議
ジヤットランド海戦直前に於ける英国艦隊の配備
大艦隊附属水雷戦隊編制の変遷
大艦隊の総兵力
ゼリコー長官大海艦隊の誘致を企図す
シェーア中将大艦隊分力の撃破を策す
独軍巡戦隊に与へられし命令
大艦隊対敵出動の命を受く
南方海面警備のために実施せられし配備
英軍戦闘艦隊と巡戦隊との会合点の距離を六十浬と定めしことに関する研究
第17章ジヤットランド海戦(其の一)
第一期 巡洋戦艦部隊の戦闘
英軍巡戦隊の航行序列
独軍巡戦隊の行動
警戒部隊の触接―「ギャラティア」敵を発見す
警戒部隊の戦闘
ゼリコー長官触接を知る
ビーティー中将敵の退路を断たんとす
巡戦隊の視覚触接
独軍巡戦隊の反転―午後三時三十三分
巡戦隊の戦闘開始―午後三時四十八分
巡戦隊の砲戦―射撃目標の配当
「インデファティーガブル」の爆沈
第五戦艦戦隊の戦闘加入
巡戦隊の戦闘(其の二)―「クヰーン・メーリー」の爆沈
水雷戦隊の戦闘
独軍戦闘艦隊の出現
英軍巡戦隊北方に反転す
英軍第二軽巡戦隊の偵察
独軍戦闘艦隊の陣容
巡戦隊の戦闘(其の三)―独軍巡戦隊北方に反転す
第五戦艦戦隊の戦闘
駆逐艦「オンスロー」及「モアーズビー」の奮闘
第一期合戦終る
第18章 ジヤットランド海戦(其の二)
第二期 両軍戦闘艦隊の触接
英軍戦闘艦隊の航行序列
英独戦闘艦隊の勢力比較
ゼリコー長官の戦法
シェーア中将の戦法
英軍戦闘艦隊の行動
ゼリコー長官初めて敵戦闘艦隊の出動を知る
ハーリッチ部隊の緊張
第五戦艦戦隊戦闘を継続す
巡戦隊の戦闘(其の四)
英軍巡戦隊主隊と触接す
「チェスター」第二偵察戦隊中に突入す
第三巡洋艦戦隊「チェスター」を救援す
英軍の一駆逐隊第二偵察戦隊と交戦す
ビーティー中将味方主隊を認む
「オンスロー」及「アキャスタ」敵巡戦隊及戦闘艦隊を雷撃す
第一巡洋艦戦隊の苦戦
巡洋艦「デフェンス」の爆沈
シェーア中将英軍戦闘艦隊を認む
英軍戦闘艦隊の展開―午後六時十五分
第五戦艦戦隊の運動
英軍戦闘艦隊砲撃を開始す
フッド隊の奮戦と「インヴィンシブル」の爆沈
第19章 ジヤットランド海戦(其の三)
第三期自午後六時半至薄暮
独軍戦闘艦隊の戦闘十六点一斉回頭
ゼリコー長官敵主隊を見失ふ
煙幕及雷撃の掩護に依る反転する敵の追撃法
「マールボロー」の被雷―「ウィースバーデン」の沈没
シェーア中将離脱を策す―英軍に向ひ東方に反転す
グッドイナフ代将敵艦隊に触接す
「マールボロー」隊敵主力を攻撃す
「コロッサス」隊の戦闘加入
戦闘一般的と為る
独軍巡戦隊の突撃
独軍巡戦隊の苦戦
独軍戦闘艦隊の第二次十六点一斉回頭
独軍水雷戦隊の襲撃
第四軽巡洋艦戦隊独軍水雷戦隊を撃攘す
第二次反転後の独軍戦闘艦隊の行動
第三軽巡洋艦戦隊と第四偵察戦隊との戦闘
英軍巡戦隊敵主力艦隊を発見攻撃す
独軍戦闘艦隊の第三次十六点一斉回頭
ゼリコー長官の夜間配備
第20章 ジヤットランド海戦(其の四)
第四期 夜戦
独軍後衛と水雷戦隊との夜戦
第二軽巡洋艦戦隊と第四偵察戦隊との夜戦
第四水雷戦隊と独軍駆逐隊との夜戦
第四水雷戦隊の全滅
「ブラック・プリンス」撃沈せらる
第十二水雷戦隊敵戦闘艦隊に遭遇す
夜戦に於ける水雷戦隊の価値
第21章 ジヤットランド海戦(其の五)
終戦期―六月一日
第十二水雷戦隊の黎明襲撃と戦艦「ポムメルン」の爆沈
駆逐艦「モアーズビー」V四を雷撃撃沈す
大海艦隊離脱の目的を達す
ハーリッチ部隊の動静
英軍巡戦隊の行動
大海艦隊根拠地に達す
ゼリコー長官敵敗残艦を索めて北上す
大艦隊各隊根拠地に帰航す
第22章 ジヤットランド海戦の成果並に影響
大艦隊各隊各艦の根拠地帰着の状況
純戦略的見地より見たる本海戦の成果
英独両国政府の戦報発表の特徴
英国海軍省の第一報
独国側の第一報
英国海軍省の第二報
英国海軍某高級将校の評論
英国言論機関技術的評論を始む
英国の輿論次第に鎮静す
中立諸国新聞紙の論調概要
シェーア中将本海戦の教訓を説く
本海戦に関する専門家の意見
巡洋戦艦爆沈の原因
英国海軍の信管過敏なりしこと
本海戦は英国の軍艦設計方針の変更を必要ならしめず
本海戦の艦隊戦術に及ぼせし影響
本海戦は英国主力艦の設計、艦隊戦術若は其の統帥上に急激の変化を生ぜしめず
挿図目録有
附録目次有
別冊附図目録有