図書セカイ タイセン ヨリ ミタル カイジョウ サクセン ノ キョウジョウ000004106

世界大戦より見たる海上作戦の教条

サブタイトル1~10
編著者名
グロース オットー 著者/海軍軍令部 [訳]/チルピッツ アー・フォン 序
出版者
海軍軍令部
出版年月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
389p
ISBN
NDC(分類)
397.3
請求記号
397.3/G88
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 戦争概論(作戦と政策)
戦争の原理
戦争の本質
戦争は政策の延長に他ならず
将帥と政治家
戦争に対する政治の責任
戦争原理の閑却
政治目的は作戦計画を左右す
第2章 戦争の様式及方法
攻撃と防禦
守勢作戦の強み
目的の制限せられたる戦争と敵の圧服を目的とする戦争
遂行上限度ある戦争
例を日露戦争に求む
一八六四年に於ける丁抹との戦争
第3章 陸上作戦と海上作戦との関係
大戦略の問題
フランデルンに於ける陸海軍作戦
一八六四年に於ける丁抹との戦争
大戦中に於けるダーダネルス作戦
大戦略の遂行機関
第4章 海制権の概念
制海権とは海路管制の謂なり
制海権の効果
制海権の価値は場合によりて異る
通商破壊戦の意義
制海権と戦略的地勢
制海権の実際的利用法
第5章 制海権獲得法
海戦による勝敗の決定
決戦招来法
世界大戦中英仏海峡陣地に対する威嚇
英国東岸に対する威嚇
海峡陣地の脅威
英国東岸の脅威
スカゲラツク海戦の誘因
決戦を強ひんが為めの手段としての潜水艦戦
侵襲を以てする威嚇
決戦の戦略的効果
艦隊戦闘は目的にあらずして手段なり
英和戦争中の経過
艦隊を決戦に投することを左右する其他の条件
艦艇の行動は全艦隊の決戦を誘起するの虞あり
封鎖
封鎖の意義
直接封鎖と間接封鎖
既往に於ける封鎖法
近代に於ける封鎖法
世界大戦中に於ける封鎖実施法
一九一四年十月迄に於ける英国の封鎖法
英国の交戦地帯宣言(一九一四年十一月二日)
新封鎖手段
間接封鎖の効力に関し疑問を生ず
封鎖兵器としての機雷
機雷封鎖の効果
勝敗に及ぼせる封鎖の影響
第6章 敵制海権制圧法
待機艦隊作戦(Fleet in being)
陸上作戦と海上作戦に於ける守勢の意義
待機艦隊作戦の教義
独逸側、待機艦隊作戦の利用法を誤る
独逸の待機艦隊作戦の効果
シエーア大将の待機艦隊作戦
補助作戦
補助作戦の価値
開戦劈頭に於ける奇襲
世界大戦中に於ける独逸の機雷攻勢作戦
世界大戦中に於ける独逸潜水艦の攻勢作戦
潜水艦及機雷による攻勢作戦の戦略的意義
第7章 制海権行使法
巡洋艦戦、通商破壊戦及通商保護
巡洋艦戦の本質
歴史的経過と発展
世界大戦頭初に於ける通商破壊戦の意義
世界大戦中に於ける通商破壊戦実施法
カールスルーエ及エムデン
東亜巡洋艦戦隊
仮装巡洋艦
潜水艦通商破壊戦
潜水艦通商破壊戦の戦略的意義
巡洋艦戦の戦略的意義
協同作戦
協同作戦の前提条件
輸送船隊護送と遠征軍護送との相違
護衛隊と掩護部隊
日露戦争の場合に於ける掩護部隊
伊墺戦争の場合に於ける掩護部隊
世界大戦中に於ける協同作戦
ダーダネルス作戦
婆爾的諸島占領作戦
軍隊輸送
英国渡仏軍の輸送
米軍の輸送
米国側の所見に対する考察
附図有