世界大戦 第4巻
第四十一章 ダーダネルス新作戦
困難益々加はる-「クイン・エリザベス」よりの砲撃-三月七日より十二日に至る攻撃-サー・イアン・ハミル
第四十二章 三月十八日
攻撃計画-致命的な不用意-戦闘開始-堡塁征服さる-「ブーヴエ」機雷に触れて爆沈す-「インフレキシブル
第四十三章 ド・ロベツク提督の計画変更
サー・イアン・ハミルトンの問題-遠大な決定-神聖な艦船-矛盾-リマン・フォン・ザンダース将軍、ドイツ
第四十四章 独潜水艦最初の敗北
第一回対独潜水艦戦-戦前の潜水艦の勢力-一九一三年のフイツシヤー卿の覚書-イギリス潜水艦隊の能力-二
第四十五章 時局急迫
フイツシヤー卿の態度-巡洋戦艦隊-フイツシヤー卿と海軍大臣-フイツシヤー卿の立場明白となる-弾薬欠乏
第四十六章 上陸戦
一九一五年四月二十五日
ガリポリ半島の記述-三個の主要択一案-攻防の問題-勢力の均衡を甚しく欠く困難-四月二十六日-トルコ軍
第四十七章 ダーダネルス攻撃影響下の東方情勢
フアルケンハインの主張-ドイツの新攻撃軍-攻撃を蒙れるダーダネルス-ダーダネルス攻撃の影響-フアルケ
第四十八章 上陸後の諸情勢-国内及び国外に与へし上陸の諸影響-イタリー将に参戦せんとす-英仏伊三国海
第四十九章 英政府の瓦解
一九一五年五月十四日の戦時会議-チヤーチル氏と「クイン・エリザベス」-英本国侵入の懸念について-戦時
第五十章 日暮れ行く舞台
欠点多き戦時統帥機関-ダーダネルス委員会の第一次集会-最後的決定の遅延-意見の対立-延引の結果-ガリ
第五十一章 スヴラ湾の戦闘
三項目より成る計画-参戦兵力-ヘレス攻撃-ローン・パイン山脈-アンザツクよりの出撃-スヴラ湾の上陸戦
第五十二章 バルカン諸国の潰滅
バルカン諸国の嫉妬-共通なる利害-聯合国の定見なき政策-ロシアの敗戦-ダーダネルス攻撃戦への期待-セ
第五十三章 ダーダネルスの放棄
結果-サーイアン・ハミルトンの召還-モンロー将軍の報告書-キツチナー卿に対する影響-フオン・ウセドム
第五十四章 一九一五年の総決戦
回顧-ガリボリ最後の舞台-ウエミス提督の努力-トルコ軍の窮状-撤兵の最後的決定-十二月八日付ウエミス
写真・付図目次