図書グンイ ノ ミタル ニチロ センソウ000004024

軍医の観たる日露戦争

サブタイトル1~10
弾雨をくぐる担架 日露戦争従軍軍医の思出記
編著者名
西村 文雄 編著/清水 秀夫 手記
出版者
戦医史刊行会
出版年月
1934年(昭和9年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
11,388,370p
ISBN
NDC(分類)
210.67
請求記号
210.67/N84
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

軍医の観たる日露戦争
戦役の梗概
陸軍の部
戦時衛生機関の概要
各軍の行動
患者の輸送
戦地の衛生
防衛
伝染病と主要疾患
内地の予備病院
凱旋時の検衛
患者の総数
俘虜
衛生部の人員と減耗
恩賞
恩給
恩賜及び恤兵
赤十字救護事業
建安府と献上衛生材料
衛生材料
傷者の収容と後送
戦傷の経過
戦傷の転帰
戦傷の治療
治創上の意見
海軍の部
出征艦隊の行動
戦闘及び救護
戦闘死傷
患者
俘虜
海戦に於ける死傷者の処置
衛生の施設
軍医部員
恩賜
病院船
海軍病院
附録有
旅順から奉天へ
三里橋北方高地戦闘の第一線の衛生勤務
旧義屯附近戦闘時の戦線勤務
勇敢なる看護手
夜間創傷の処置
塹壕内の診療
休養室の診断
彼我陣地間の死体収容と其後の処置
白襷隊突撃後の死屍収容
戦場危急なれば援助を要す
軍医は初級戦術を知るを要す
戦場勤務の要領
補助担架卒の勤務
衛生材料駄馬と其馬卒
死傷日誌の記註
患者の失踪
体温計の上昇(詐病)
頭部損傷者の取扱
幕舎
敵前の食事分配
水の不足
旅順の厠
風の発生
幕営時の休養室と、厠に歩哨
軍医の乗馬
哀れな負傷馬
凍飯と箸
海軍陸戦隊の食事と脚気
過労と嗜好品
屠牛の臨検、腐魚の処分
痘瘡流行地に宿営
「チフス」の発生と支那人の見解
弾雨をくゞる担架
出征から戦地上陸まで
待ちに待つた動員下令
動員から出発まで
汽車輸送
広島滞在から乗船まで
船舶輸送
前進陣地戦から攻囲戦まで
ゲツクンの正体
炎天下の強行軍
苦い汁でも甘露の味
初陣
隊を見失ふ
一戸将軍に縋る
円匙の音でがばと跳ね起く
初めて傷者を見たとき
傷者はどこへ行く
敵は予定の退却!
呑気な俘虜
自慢の井戸
恵比寿顔の補充員
軍使敵に聖旨を伝達す
危く木葉微塵になるところ
旅順総攻撃から要塞開城まで
愈々第一回総攻撃!
煙草で傷者を釣る
傷者の呪ひ
繃帯よりも先づ給養
うんと繃帯を詰めて下さい
敵襲と叫べば傷者活歩す
私にも拳銃を
敵前で読経
勅語を賜る
颱風一過の跡
軽傷者を連れてこい
満洲熱の体験
小便地雷の発掘
敵は火攻、味方は水攻
夏草や強者共の夢の跡
塹壕生活
砲台の癌
人肉を溶す草
神薬征露丸
輸卒の涙
野戦カステーラの秘伝
野戦病院に転勤
聖旨を奉じて第三回旅順総攻撃
冬篭り
医官室の陳列棚
薩摩汁
担架を血に染めて
笑へぬナンセンス、間違つて生者に引導
屍体交換と慰霊祭
黒烟天に漲る
野戦病院の一夜
旅順開城
屠蘇の機嫌で最後の突撃
砲台見物
威勢よく入城
治療には手を出すな
旅順で迷子
やつと露軍医に会見
ルスキー、カイグン、グンイ
イバノフ君が鶏の真似
検食の味
青い酒、赤い酒
独逸語の先手を打たる
ルスキーの元旦
その日のこととも
舶来の鍾馗と大黒
さらば旅順よ!
地下の霊に袂別
北進から奉天大会戦前後
北進行
奉天大会戦
野犬の眼玉は光る
乃木将軍に面謁
皇陵を過ぎて
支那大官から饗応
俘虜となつた水上曹長の沈着
増祺将軍と握手
遼陽まで
兵站勤務へ
守備から凱旋まで
再び戦線へ
すつぽん料理に舌鼓
今夜の情報を見たかね!
快報来る! 敵艦隊全滅!
芝居の稽古
不思議な尺八の妙音
平和の曙光
露軍とお別れ
吾等は今や凱旋す
凱歌今日幾人還
祝捷会
工兵隊へ復帰