図書セイナン センソウ000003890

西南戦争

サブタイトル1~10
日本歴史新書
編著者名
圭室 諦成 著者
出版者
至文堂
出版年月
1958年(昭和33年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
225p
ISBN
NDC(分類)
210.62
請求記号
210.62/Ta78
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 西郷の帰郷
世論の硬化
政府の動き
西郷の期待
反対論擡頭
紛争つゞく
征韓論敗る
西郷の退京
暴力革命論

第2章 同志としての大山
県令の思想
大山の略歴
台湾問題
私学校保護

第3章 ずれた社会
郷士の制度
真宗の禁制

第4章 私兵をもつ
私学校設立
賞典学校など
教育の理想
相つぐ増強
まず県政を

第5章 封建温存の政治
身分について
世禄について
救助米について
秩禄処分について
地租改正について

第6章 良識の批判
箕浦勝人の批判
朝野新聞の批判
勝海舟の批判
木戸孝允の批判
福地桜痴の批判
末広重恭の批判

第7章 各地の暴動
熊本の乱
秋月の乱
萩の乱

第8章 暴力の礼讃
反政府系新聞
政府弾劾十二ヵ条
二大党派ありて両立せざる論
圧制政府顛覆すべきの論
暴虐官吏は刺殺すべきの論

第9章 明治九年の鹿児島
国民の審判
暴発への道
鹿児島通信
県令の上京

第10章 明治九年十二月
海老原情報
柏田始末書
山崎探偵報告
藤瀬探偵報告

第11章 明治十年正月
海老原穆の意見
村田新八の意見
林友幸内務少輔の視察
黒田清隆の報告

第12章 火薬庫を襲う
鹿児島火薬庫
兵器弾薬掠奪
大山と桐野

第13章 西郷刺殺計画
川路利良の構想
訓諭大要
警部らの帰郷
帰郷後の活動
私学校党怒る

第14章 いわゆる口供書
谷口登太の報告
中原警部ら逮捕
連日の拷問
中原尚雄口供書
口供書成立
板垣退助の批判
市来四郎の批判
野村綱の自首

第15章 西郷隆盛たつ
率兵上京決定
部隊編成終る
出陣のいろは歌
壮途につく
桐野利秋の構想
意気天をつく
通用せぬ率兵理由
慓悍無謀

第16章 征討命令いづ
二月八日上申書
二月十二日上申書
川村純義報告
征討命令いづ
島津家に勅使

第17章 熊本守城戦略
西郷の感慨
天守閣焼く
鎮台の放火
樺山資紀の実話
谷干城の意見

第18章 包囲五十余日
第一次攻撃
第二次攻撃
急襲か包囲か
薩軍の配備
柳原前光報告
薩軍の投降勧告
石塘のせきとめ
戦略的批判

第19章 薩軍と熊本士族
熊本士族の向背
薩軍の働きかけ
熊本士族参加の心理
池辺吉十郎
熊本隊の編成
熊本隊の宣言
熊本隊の活動
民権党の動き
協同隊の編成
協同隊の活動

第20章 薩軍と百姓一揆
福地桜痴の観察
農民の生活
戸長征伐
百姓一揆

第21章 田原坂陥落
植木の戦闘
高瀬の戦闘
庶民の戦争観
田原坂の激戦
両軍の対峙
四月十五日
剣突鉄砲・蓬莱豆

第22章 篭城終る
背面軍の構想
背面軍の編成
薩軍熊本より撤退

第23章 日向に遁る
人吉陥つ
都城おつ
延岡おつ
続々官軍に投降
三田井へ
逃避行

第24章 城山陥落
城山の篭居
降服の気運
城山陥落

第25章 薩軍の総合戦力
私学校党
熊本隊その他
都城隊など
西郷に饗応
貧しい装備
乏しい軍資
戦後の処分
賊名を除く

第26章 官軍の総合戦力
征討軍団編成
五万八千動員
兵器・弾薬
軍艦と船舶
電信・運輸
官軍の軍資

第27章 戦後の鹿児島
岩村県令赴任
まず救恤
帰順の工作

第28章 戦後の熊本
戦場としての熊本
商業都市へ
士族授産
自由民権

第29章 紀尾井坂事件
紀尾井坂事件
竹橋事件
新しい展開