図書タケムラ ノ ランガク000003839

武雄の蘭学

サブタイトル1~10
編著者名
有馬 成甫 著者
出版者
武雄市教育委員会
出版年月
1962年(昭和37年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
65p
ISBN
NDC(分類)
402
請求記号
402/A72
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
付:武雄蘭書目録
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

2 武雄鍋島家
祖先
後藤資茂の入部
塚崎城
鍋島を名乗る
武雄領知行高
士卒数
奇跡的経済
温泉の恵み
驚嘆すべき事績
3 長崎警備
警備船
黒田・鍋島両家の交代警備
湾口砲台
露国使節レザノフの来航
大掛りの警戒
ナデジユダ艦長の所見
日本侵略計画
露国打払令
4 フエートン号事件
文化五年八月十五日
蘭人捕えらる
異船のボート港内を廻る
英国軍艦旗を掲ぐ
糧食を供給す
英艦出港
奉行自尽
5 文化両事件の影響
日本人の対外感情
攘夷論の原因
英米露の行動
開国論の基調
6 長崎湾口の砲台増設
露船入港のときの警備法
港内備場新設
佐賀藩処分
新台場
増台場
7 増台場の内容
奉行の諮問
四ケ所の台場
その備砲
砲の威力
8 鍋島十左家門茂義
求めらるる人物
彼の性格
政治家として失敗
品川別荘を破却す
勤慎を命ぜらる
家督相続
御叱りを蒙る
家老職を辞す
蘭学に没頭す
佐賀藩の先駆となる
政治に失敗し学問に成功す
9 蘭学への接触
直正公襲封
蘭船見学
中村涼庵
蘭学は医学と兵学に始まる
10 武雄の種痘
日本への最初の紹介
楠林宗建佐賀侯に献ず
江戸・京都等へも伝う
江戸の種痘館
武雄蘭書中の種痘書
ジエンナーの著書
種痘に関する日本文献
11 西洋砲術
天保三年平山醇左衛門を長崎に派遣す
高島秋帆
スチユルレル大佐
十左衛門の入門
高島流の内容
直伝を受く
秋帆武雄に来る
莫児テイ児皆伝を授く
日本最初の臼砲
その銘記
清水竜門の野戦トウ銘
大砲鋳造し十左衛門西洋砲術の門を開く
12 佐賀藩への伝授
藩士坂部三十郎(茂義の実弟)の入門
阿片戦争
直正公西洋砲術を閲す
岩田射場に於ける演練
賞状
13 威遠流砲術
十左衛門及び武雄藩士佐賀の砲術師範となる
徳丸原演練参加者
蘭砲製造掛
秋帆事件勃発
高島流を威遠流と改む
稽古人
御火術方
平山の処刑
14 西洋科学の摂取
西洋砲術の拓いた途
佐賀藩の業績果を結ぶ
武雄蘭書の部門別分類
目録
蘭学に携わつた人々
茂義の逝去
15 男爵鍋島茂昌
明治維新の変革
各藩の実力は西洋兵術の修得にあつた
朝廷よりの命令
武雄の西洋砲術認めらる
出兵
武雄隊の編制
砲隊の威力
天顔を拝し勅諚を賜わる
庄内方面の転戦
凱旋復命
武雄帰着
中央の要職を辞す
男爵を授けらる
逝去
その風格
16 西洋武器の輸入
高島秋帆の手を経て輸入
各藩の軍事力拡張
慶応年間輸入急増す
西洋に於ける廃兵器処分問題
武雄の輸入数量
薩長連合の契機
長崎に於ける便宜
火薬の現量
科学用品の輸入
之に要した莫大な費用とそのなぞ
武雄軍団在庫兵器
驚嘆に値する事実
小城藩蓮池藩との比較
付録有り