図書目録ニホンシ ノ ソウテン資料番号:000003621

日本史の争点

サブタイトル
編著者名
和歌森 太郎 編者
出版者
毎日新聞社
出版年月
1963年(昭和38年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
315p
ISBN
NDC(分類)
210.1
請求記号
210.1/W23
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

日本人は、いつ、どこから来たか
六種族の混合説
天孫民族の意味
コロボックル説とアイヌ説
縄文、弥生式土器をめぐって
日本人の故郷は日本とする説
歴史が体質を変える
石器時代日本人の系統
騎馬民族説
種族文化の分析を通じて
柳田国男氏の説から
「邪馬台国」はどこか
大和と九州の対立
『魏志倭人伝』による方位と距離
筑紫平野とする説
里程、日程が問題点
綿密な富来氏の説
大和地方説の根拠
多角的研究でも謎解けず
孝古学からの大和説
鏡の出土をめぐる推論
発音表字からさぐる
政治的社会の考察へ
法隆寺は再建か非再建か
端緒は書紀の記事に
天智九年の火災
明治時代に花々しい論争
高麓尺を使った建築
再建説支持の人々
大正期につづく二説の対立
史学会で激しい応酬
論争の新しい展開
本院の地下調査
解体修理で大きな収穫
様式からも白鳳時代
“再建”の時期はいつ
薬師寺は白鳳か、天平か
移建説をめぐって対立
文献、遺品からの検討
カギにぎる実物遺品
焦点は金堂の三尊
岡倉天心は天平説
山田寺の仏頭を発見
残された礎石のナゾ
東塔の年代に重要な〓銘
修理後の新しい展開
遺品は真実のみ語る
東大寺の大仏はどういう意味のものか
政治危機克服に一役
大仏造像の詔を発布
抗争エネルギーを吸収
光明皇后が果たした役割
造営を主導した官人
何が造像を誘ったか
金鐘寺の起源と沿革
仏体が先、銅座はあと
造営を担当した人々
宇佐八幡上京の背後
古代国家は奴隷制だったか
第一次大戦後に研究対象へ
アジア的生産様式の論争
本格的な論争始まる
“国有奴隷”の新見解へ
基盤には親族共同体
奴隷制的大農場経営を証明
疑問残る“英雄時代”
新しい問題提起
“郷”単位の農民集団に
労働編成などの研究が必要
エゾとアイヌは同じか
夢さそうアイヌの祖
シーボルトの説
中尊寺のミイラ調査
副葬品にみる蝦夷文様
津軽海峡がもつ人種学上の意味
長谷部博士の報告
遺体研究の役割
ミイラの指紋検出
エゾ、エミシの呼称のちがい
蝦夷はやはり日本人
封建制はいつ成立したか
あいまいな「封建」の意味
中国歴史思想の影響
土地恩給と主従関係
身分的人間関係が軸
地頭制度の再検討へ
主体は新興名主層に
永原教授の幅の広い研究
太閤検地の封建革命説
むずかしい“時代区分”
なぜ鎖国したか
明確さ欠く“概念”
鎖国は利益だった
徳富蘇峰、損失を強調
キリスト教侵略説
侵略説は幕府の宣伝
金銀銅の海外流出防止説
商業資本の抑圧説
糸割符商人の策動説
オランダの商権拡張
徳川幕府と外交転換と貿易統制
明治維新は、いつからいつまでか
維新の意義と現在との関係
王政復古史観の時期区分
平民主義の維新論
アカデミズム維新史とその周辺
活発な資本主義論争
天保期に維新の原型
安政改革に注目の論文も
明治六年と十年説
維新と自由民権運動
ブルジョア革命とみる人々
ソビエトの明治維新論
フランス革命と対比
明治維新=民族革命論
外圧の世界史的意義

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