図書目録ベイソ タタカワバ資料番号:000003542

米ソ戦わば?

サブタイトル
祖国日本に訴う
編著者名
河上 清 著者
出版者
日米通信社
出版年月
1949年(昭和24年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
256p
ISBN
NDC(分類)
304
請求記号
304/Ka94
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 冷戦から熱戦へ?
地球は割れた!
独裁的共産世界と民主的資本世界
スターリン氏の世界統一観
戦後米国の対ソ援助
米国の対ソ策一転す
西欧軍事同盟の出現

第2章 共産ロシアの帝国主義
尨大な赤色帝国
第二次世界大戦によつてソ連の獲得した領土
戦後ソ連の隷属となつた諸国
ソ連は何故にバルカン同盟に反対するか
ソ連の反動的外交
スターリン氏独ソ同盟を提言す
ソ連はドイツの再武装をはかる
羊頭狗肉の共産主義

第3章 米国の親ソ政策の失敗
大統領ローズヴェルト氏の悶死?
スターリン氏居直る
譲歩また譲歩
大西洋憲章反古となる
「四つの自由」はどうなるか

第4章 満州ソ連領と化す
一九四五年のソ華同盟条約の裏面
スターリン氏の腹の中
スターリン氏と満州
満州の工業的設備は何処へ行つたか
門戸開放主義は何処へ

第5章 日本危く虎口を免る
降服の好機を逸す
虎口に臨んだ日本
「日本捕虜を労役に使え」
ソ連の自己陶酔

第6章 ドイツの悲劇
前駐英大使ワイナント氏の自殺
何故米軍はベルリンを占領しなかつたか
米軍は何故チェコに入らなかつたか
赤軍のベルリン入り
米英をベルリンからしめ出す魂胆
ソ連の対独搾取主義
ソ連の口と腹
賠償工場の解体

第7章 ソ連のスパイ網
カナダのスパイ事件
スパイ網にかゝつたカナダの有力者
白堊館の桃色時代
米国議会のスパイ調査
国際連合とスパイ網
スパイの本拠と真の目的

第8章 ソ連のなやみ
志賀義雄君日本人を「辞職」す
祖国を棄てるソ連人
カシェンキナ夫人事件
第二次世界大戦は赤軍将兵の目を開いた
「西に行け、西に行け」
隷属国の対ソ反感
西ドイツの発展

第9章 米国の再武装
民主々義国の軍備に独裁国の軍備
米国の再武装案
空軍強化の内容
原子弾はソ連を征服し得るか
対ソ空軍の基地
「軍事的マーシャル案」とスペイン

第10章 ソ連の武力
軍備に苦しむソ連人民
戦争の初期には赤軍の勝利確実
ソ連の空軍
ソ連の海軍
赤軍の弱点

第11章 朝鮮の前途
東亜の冷戦
朝鮮は何故二つに分れたか
米ソ見解の相違
「大韓」の成立

第12章 中国と米国
日本の責任
大きな謎=中国
消えた三十九個師団
米国のディレンマ
最後の努力

第13章 祖国を顧みて
故郷米沢を想う
社会主義者時代
祖国共産主義者に告ぐ
赤化陰謀=祖国への警告
片山潜氏を想う
片山氏とジョン・リード

第14章 日本の行くべき道
真珠湾襲撃の夕
日本を滅ぼすもの
永久武装解除=永久中立
はるかに千代田城を望む
英語を日本の国語とすること

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626