図書ゲンダイ ノ ハッケン000003532

現代の発見 第3巻

サブタイトル1~10
戦争責任
編著者名
/橋川 文三 [ほか]著
出版者
春秋社
出版年月
1960年(昭和35年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
254p
ISBN
NDC(分類)
081
請求記号
081/G34/3
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

戦争責任について(竹内好)
日本ファシストの原像(吉本隆明)
東方会ファシズムの本質
東方会ファシズムの屈折
庶民的戦争体験の問題
日本ファシズムと庶民
日本軍隊論序説―問題提起のための四つのスケッチ―(村上一郎)
第一のノオト(内務班)
第二のノオト(プロレタリアート)
第三のノオト(進化論)
第四のノオト(短期戦略と権道外交)
使命感と屈辱感―民族的責任の視点―(竹内実)
不在化した〈民族〉
庶民の思想としての使命感―保田与重郎=竹内好ラインの意味―
その瀰漫と消失
戦後思想としての屈辱感
太宰治の場合―『惜別』
田中英光の場合―『酔いどれ船』
武田泰淳の場合―『風媒花』
中国の発言
使命感と中国革命
郷土意識の問題―使命感の〈無力さ〉・一つの想定
人間的・民族的存在としての問い
補論1屈辱感と贖罪意識―二つの作品から
補論2アジア・アフリカへの展望
補論3対立する極としてのアメリカ像
日本近代史における責任の問題(橋川文三)
明治国家における責任の原理
「無責任の体系」の意味
革命のリーダーシップと責任意識
「転向」と責任の問題
あとがき(編集委員会)