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近代日本の軍事と財政

サブタイトル1~10
海軍拡張をめぐる政策形成過程
編著者名
室山 義正 著者
出版者
東京大学出版会
出版年月
1984年(昭和59年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
374p
ISBN
4130410261
NDC(分類)
393
請求記号
393/Mu77
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1編 松方財政政策の展開と軍備拡張
財政経済危機の進行と積極政策の破綻
経済危機をめぐる認識の相違と財政政策論の対立
大隈積極財政政策の展開
積極財政と外債論をめぐる論争
勤倹論の挫折と地租米納論の登場
米納論の否決と緊縮財政への転換
松方財政政策の形成と展開
大隈財政の崩壊と松方財政路線の定着
松方財政と在野財政論
紙幣整理の展開とデフレーションの進行
松方財政下における国家財政の動向
松方財政期における海軍拡張政策の展開
海軍拡張と海軍費の構造変化
明治14年海軍拡張案の背景と性格
朝鮮事件の勃発と15年拡張案
軍艦製造費の設定と増税=軍備部方式の破綻
海軍公債の発行と特別費の設定
海軍工廠及び官民造船機械工業の動向
海軍拡張と海軍工廠の対応
官民造船機械工業と官業払下げ
第2編 日清戦後財政政策の展開と軍備拡張
初期議会における財政問題と日清戦時財政
初期議会における財政政策論の展開
軍備拡張政策とその実行にともなう諸問題
日清戦時財政とその帰結
日清戦後経営政策の形成と展開
戦後経営構想の形成過程
戦後財政政策の展開とその帰結
日清戦後経営期における海軍拡張政策の展開
海軍拡張と海軍費の構造変化
海軍拡張費の設定―第1期・第2期海軍拡張案
艦艇建造問題―輸入依存への傾斜
桂内閣の成立と第3期海軍拡張
海軍工廠及び官民重工業の動向
海軍工廠分業体制の成立
主力艦国産化への胎動―軍艦水雷艇補充基金と呉製鋼所の設立
官民重工業の動向
図表一覧有り