聖代四十五年史 続篇
総説
第一編 政治
緒論 明治維新の動機
明治維新並に更始時代
戊辰戦役
新帝国建設
庶政更革時代
征韓論と西南戦役
征韓論
征韓論後の第一叛乱
台湾征討
新制度創設の初程
樺太譲与及征韓論再興
西南戦役
西南役の余波
自由民権論と諸制度建設時代
自由民権論勃起
政府政党の対立
朝鮮事変
政府の基礎確定
政党崛起
立憲法治制度時代
帝国憲法
黒田内閣
山県内閣
帝国議会
第一期議会
松方内閣
第二次伊藤内閣
日清戦役時代
朝鮮の禍乱
日清両国の宣戦
軍国議会
征討大総督の任命
講和条約の締結
三国干渉遼東の還附
台湾ノ平定
対韓政策の頓挫
戦後経営と北清事変
列国極東進入
第九議会
第二次松方内閣
第三次伊藤内閣
憲政党内閣
第二次山県内閣
北清団匪の動乱
第四次伊藤内閣
内政整理と日露危局
伊藤内閣の瓦解
桂内閣
日露交渉
第十九議会
日露国交断絶
日露戦役時代
日露開戦
日韓同盟
軍国会議
樺太占領
日露講和
日韓新協約
西園寺内閣
日露戦後明治天皇崩御迄
滿洲経営
第二十三議会と戦後経営
皇室典範増補
鉄道国有の実行
樺太の施設
韓皇譲位
第二十四議会
第二次桂内閣
韓国併合
第二次西園寺内閣
第二編 外交
秘魯問題並に樺太問題
秘魯問題(明治政府最初の外交)
露国の東侵政略
樺太譲与
台湾問題
台湾征討
北京談判
琉球問題並に小笠原島問題
琉球の対外関係
琉球全く我が属地となる
小笠原島問題
朝鮮問題
朝鮮開国始末
明治十五年朝鮮事変
明治十七年朝鮮事変
天津条約
明治十八年日清交渉始末
条約改正問題
井上伯の条約改正
黒田内閣の改正談判
伊藤内閣の外交不振
陸奥伯の談判
日清談判破裂
日韓攻守同盟
講和条約締結
三国干渉
対韓政略の頓挫
露国の対韓策動
露国の退譲
列国の清国港湾租借並に勢力範囲の割定
改正条約実施
改正条約実施の通知
布哇(ハワイ)問題の終結
北清事件
北清団匪の崛起
列国連合軍と日本出兵
北清事変善後処分
滿洲問題
露国の滿洲領有計画
露国の宣言
魯清密約
日英同盟
滿洲撤兵条約
露国撤兵不履行と韓彊の脅逼
露国撤兵付帯条約の提出
御前会議の決定と露国の侵略実行
日露交渉
日露主戦論
日露交渉問題
露国の対案提出
露国森林会社の跋扈と砲台建築
日本確定修正案提出と露国の仏独接近
第十九帝国議会の弾劾奉答文
日露国交断絶と日露戦争
日露交渉裁判破裂
日韓同盟成立
遼東半島の封鎖と旅順開城
清国中立問題
樺太の平定
日露講和条約
米国大統領の講和提議
日露講和会商
休戦条約
講和条約並に講和に関する両勅語
講和に対する清国の態度
日露戦後の諸条約並に諸問題
日英攻守同盟の公布
日清新協約の議定
日韓新協約
大使館の設置
日仏条約の成立
日加条約の締結
日露協約の成立
亜細亜に関する英露協約
日智条約の締結
辰丸事件
日米仲裁条約の調印
日清電信及鉄道協定の成立
日米覚書の公布
海戦法規に関する倫敦宣言
韓国併合並に第二回万国平和会議其他外交近状
海牙の韓国密使事件
韓廷閣臣の力諌と韓皇譲位
日韓新協約の成立
第二回万国平和会議
韓太子の東京留学
韓国併合始末
新日韓協約
第三編 陸軍
陸軍の創設時代
昿古の異彩
明治陸軍史の展開
七科分節と軍防事務局の設置
親兵の召徴
鎮台の設置
陸軍の独立と全国皆兵制
六管鎮台と徴兵令
西南戦時と戦後の陸軍
西南戦役
竹橋暴動
軍令機関の独立と軍人への勅諭
六師団の設置と観兵式
日清戦役
宣戦と陸軍の出動
平壌の包囲攻撃
戦局の発展
旅順口の陥落
遼河平原其他の戦闘
休戦条約と講和締結
日清戦後の陸軍
台湾征討
戦後陸軍力の膨張
北清事件
特別大演習挙行
日露戦役
宣戦と出兵
海戦初期の状況
九連城附近の戦闘
第二軍の上陸と鳳凰城占領
得利寺附近の遭遇戦
遼陽附近の戦闘
沙河の戦
旅順口攻略
黒溝台附近の会戦
奉天の会戦
休戦講和と陸軍の凱旋
日露戦役後の陸軍
凱旋大観兵式の挙行
二年兵役制の実施と歩兵の増加
空前の陸軍大演習
陸軍の大拡張と明治末年の陸軍力
第四編 海軍
明治前記
北門西陲の警鐘
海防論の喚起と蒸気船の来貢
海軍教育機関の始祖
大船製造の解禁と造船所
日本海軍の一吐気
海軍の第一期時代
改元第一期時代
改元第一次の海戦
軍制改革の略成
西南戦役に於ける海軍の策動
海軍第一期の拡張と詔勅
日清戦役と海軍
海軍の策動と豊島の海戦
艦隊の陸兵掩護
黄海の海戦
北洋艦隊の殲滅と勅語下賜
海軍の凱旋と勅諭
日清戦役後の海軍
戦後海軍の拡張と観艦式
日露戦争と海軍
海戦先づ開から
第一次第二次の旅順口攻撃
旅順口閉鎖と港外の海戦
四艦一艇の喪失と封鎖宣言
島港艦隊の跳梁と旅順口残艦の出動
黄海及蔚山沖の海戦
バルチック艦隊の東来
日本海の大海戦
講和と勅語
日露戦争後の海軍
艦隊の凱旋と大観艦式
海軍力の充実
艦隊の遣米と松島艦の爆沈
海軍大演習と観艦式
第五編 教育
明治初年の教育
文部省の設置
学制の改定
教育制度の発達
教育令の発布
官制改革
教育制度の略成
小学校令の改正
教育勅語の頒布
教育と宗教の衝突
教育事業の振興
女子及実業教育の奨励
国民教育の強行
国字国語改良説の萌芽
日清戦争前後の教育界
教科書事件と教科書の国定
哲学館の倫理事件
教育界の進運
戦時初期の一頓挫と勅語
大学教授の言論問題
清国留学生問題
徳育の奨励
明治晩年の教育界
教育界の一進展
明治に於ける学風と教育界の功績
第六編 財政
明治初期の財政
維新当時の状態
明治政府当面の事業
紙幣政策並に貨幣制度
租税制度
国債
歳出入の概況
金融機関(銀行)
明治十年以後の財政
西南戦後財政始末
財政上主なる経営
紙幣整理並に貨幣制度
租税制度の改善
国債
会計法規の整頓
歳出入の概況
金融機関(銀行)
国会開設以後の財政
国会開設の財政に及ぼしたる影響
日清戦役財政始末
日清戦後の財政
日露戦役前後の財政始末
日露戦後の経営
貨幣制度
租税制度の発達
国債の膨張及整頓
金融機関(銀行)
第七編 商業
緒論 商業発達概観
維新前に於ける商業状況一斑
維新後に於ける商業状態一斑
会社事業
会社の濫觴
日清戦争以前の状況
日清戦争以前の状況
日露戦争以後の状況
会社及び旅資額統計表
經濟機関
手形交換所
保険事業
商業会議所
同業組合
株式取引所
興信所
海外貿易
維新以来の貿易概況
重要輸出入品
貿易方法の進歩
貿易一般の趨勢
商工業立国策
通商各国に対する貿易関係
第八編 工業
工業発達沿革
維新以前の工業
維新以後に於ける工業扶殖啓発時代
明治十年以後に於ける工業創設時代
日清戦争後に於ける工業勃興時代
日露戦争前後に於ける工業成熟時代
工業現況一斑
工業原料問題
各種工業
造船業
機械業
紡績業
瓦斯事業
電気事業
酒類並に砂糖製造業
製薬事業
出版事業
発明界の趨勢
織物業及び染色業
漆器及び蒔絵
陶磁器
其他重要製造業
第九編 鉱業
沿革概要
維新当初政府の施設並に制度
鉱業の新紀元
現況一斑
鉱産額
主要鉱物
作業動力
主要鉱業家
第十編 農業
第一次干渉時代
維新後に於ける黄農主義
開墾熱の旺盛
欧米崇拝
保護干渉政策の失敗
放任時代
農政の縮小及び同業組合等の奨励
老農全盛学者との対峙
第二次保護干渉時代
極端干渉政策
農業現況一斑
土地
農家
資本
農産
貿易
農政
現時の賎農主義
農商工併立必要
第十一編 水産
水産に関する制度沿革
維新以降水産に関する法制及び政府の施設
水産業の大勢
漁業
内地及び近海漁業
新領地に於ける漁業
遠洋漁業
養殖
養殖収穫価額
養殖公私有水面
各種養殖状況
製造
水産製造価額
重要水産製造
水産貿易
輸出入価額統計
重要輸出水産物
第十二編 殖民
緒論
台湾
台湾に関する日清交渉
台湾平定及土匪掃蕩
官制改正
行政
立法及司法
交通及産業
朝鮮
過去に於ける韓国
統監政治及韓国併合
行政
立法及司法
交通及産業
樺太
樺太に関する日露交渉
樺太の統治と法制
関東州
関東州の施設
郡督府の設立
第十三編 交通
維新以前の交通
往時の交通
明治の初期
通信
郵便
電信
電話
運輸
鉄道
航海
第十四編 風俗
緒論
社会の変化
風俗変遷の主因
思想及び趣味
士族気質
江戸趣味
婦人服装
服装の変遷
装飾物の変遷
食物及び料理
系統なき江戸料理
維新後の変遷
明治年中行事
朝廷と民間
明治の盛儀
第十五編 音楽
緒論
国楽
渡来音楽
俗局及流行楽
明治の音楽
国楽
軍楽
音楽教育
俗曲の種類
俚謡歌曲
段物
小唄
浄瑠璃の分派
浄瑠璃の起源
当時の名手
江戸の声曲
江戸唄
発揮の由来
楽器
演劇
緒論
国劇の系統
能楽
狂言
偶人劇
歌舞伎
徳川時代之遺物
維新前後の名優
史劇物の全盛
古河黙阿弥と守田勧彌
演劇改良会時代
西洋思想の輸入
活歴者
劇界の重鎮
壮士劇の勃興
書生芝居の発生
壮士劇発展の動機
正劇及翻案劇
小説劇及劇文学の旺盛
作者=劇評家
素人劇の流行
文士劇協会
新気運之開拓
文芸協会
自由劇場
女優問題と演劇雑誌
劇場の改革
結論
第十七編 舞踊
舞踊の変遷
舞踊の沿革
演劇及振付
舞踊の新気運
舞踊
舞踏
舞踊の種類
往古の舞踊
俗間の舞踊
第十八編 宗教
第一期維新開国後の動揺
祭政一致
基督教の刺激
第二期刷新活動の準備時代
基督教の活動準備
基督教の慈善事業
第三期基督教の順潮と之に対する反抗
思想界の競争
仏教教育
第四期宗教信仰対国家
宗教教育の衝突
下層社会の仏仰
宗教界の警醒
第五期疑問と希望
三説鼎立観
国民的自覚の勢力
第十九編 文学
明治初期の文学
前代継承の文学
硬派文学
新思想の勃興と新聞雑誌
福地櫻痴と成島柳北
漢詩界
翻訳小説と政治小説
純文学勃興
反動的現象
新文芸の急先鋒
三大傾向の勃興
外国文学の紹介
写実派の全盛
主情的傾向と評論界
三十年前の文学
日清戦役の文学
文壇の衰運
ニイチエ思想の紹介
自然主義の勃興
最近文学
詩界
第二十編 美術
明治初期の美術界
文人画の隆盛
西洋画
国粋保存と書画の勃興
第一回文部省展覧会と其作品
第二回展覧会と其作品