陸戦兵器の全貌 上
- サブタイトル
- わが軍事科学装術の真相と反省 5
- 編著者名
- 菅 晴次 [ほか]著
- 出版者
- 興洋社
- 出版年月
- 1953年(昭和28年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 12,483p
- ISBN
- NDC(分類)
- 559
- 請求記号
- 559/Su21/1
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 総説―第二次大戦間に於ける我が陸戦兵器の歩み(元陸軍兵器行政本部長陸軍中将・菅晴次)
対ソ防衛態勢に伴う新兵器の研究と整備
北方準備兵器の南方への大転換
大戦間兵器部門を悩した諸問題と之に対する管下の活動とその努力
防空態勢の確立強化
陸戦兵器部門の航空協力
離島作戦部隊に対する補給方法
資材逼迫下に於ける生産増強の要請
国土防衛必勝兵器の創造
兵器行政機構の変遷とその立場
我が陸戦兵器に対する米軍兵器部長の酷評
第2部 火器篇
銃器の変遷とわが機関銃兵器の実相(元陸軍少将・銅金義一)
第一次欧州大戦迄の変遷と発達
第一次大戦より満州事変迄の変遷と発達
満州事変より支那事変迄の発達過程
支那事変より太平洋戦争迄
太平洋戦争より終戦まで
銃器の生産再開とわが国の銃器製造技術(元陸軍大佐・岩下賢蔵)
銃器製造の特徴
銃器製造の規模
銃器製造の要素
野戦砲の変遷とその偉力(元陸軍大佐・沼口匡隆)
野戦砲の種類
野砲
山砲
歩兵砲
対戦車砲
迫撃砲
野戦重砲
驚異的一五糎高射砲とその観測器材
高射砲の誕生から一五糎高射砲まで(元陸軍大佐・沼口匡隆)
高射算定具の設計研究とその概貌(元陸軍中佐・杉本清蔵)
日本の算定具発達の過程とその将来(元陸軍少佐・岡本正彦)
緒言―算定具とは?
算定具の濫觴
算定具の発達
日本の算定具の生い立ちとその回顧
日本算定具の特色―電気算定具―
結言―算定具の将来―
ロケット砲及びロケット弾とその応用
旧陸軍に於けるロケット弾並びにロケット効果の応用(元陸軍少将・野村政彦)
ロケット砲の実態と今後の応用(元陸軍中佐・尾形康二)
特殊臼砲の震駭的威力(元陸軍少将・桑田小四郎)
研究の経緯
台覧実験の失敗
特殊臼砲の構造機能及び使用法
東条大臣の賞状
時間と鶴
深孔中グリ作業の劃期的能率増進及び精度向上の研究(元陸軍技術中佐工学博士・木下秀雄)
陸軍に於ける深孔中グリ作業改善の必要性とその研究経過
期待される深孔中グリ作業の実用化
中グリ頭の型式と作業条件
高速深孔中グリ盤の具備すべき条件
深孔仕上作業としての砥上作業
高速度を要する孔内面に対する理想的加工方式と精度
第3部 弾薬類及び弾道篇
地上弾薬の展望(元陸軍大佐・今井清市)
地上弾薬の種類
弾薬の構造機能
弾丸の威力とその効用
爆雷の効力
代用資材の研究とその成果
弾薬の整備貯蔵方法
特殊弾の着想と実戦化の記録(元陸軍技術中佐・深津一之)
焼夷弾登場のいきさつ
各種照明弾の効用
近接戦に必要な発煙弾
信号弾の効用
通信弾の特徴とその効用
目標指示弾とは
目標弾について
防空弾としての打上阻塞弾
火砲弾薬用信管の発達(元陸軍少将・桑田小田郎)
曝露戦時代(複働信管時代)
陣地戦時代(瞬発信管時代)
トーチカ戦時代(破甲信管時代)
航空戦時代(高射信管時代)
対戦車戦時代(徹甲信管時代)
特殊信管誕生記(特に空気信管とは?)(元陸軍技術少佐・渡辺三郎)
超小型信管の出生記
近接信管の流産記
長時限信管遂に現わる
革命児たる空気信管の発明遂に成る
航空爆弾の特異点(元陸軍少将・正木博)
航空爆弾の弾形
爆弾の弾道性と言うこと
構造上の観察
爆薬及び爆弾の効力
航空戦術上から見た爆弾効力
航空爆弾に於ける特殊目標と特殊弾
艦船攻撃用爆弾の特異性
長延期信管の目的とその効力
夜間照明弾の着想とその効用
地表一定距離で爆発する構想の特殊爆弾
いわゆる有耳爆弾とは
奇想天外の通信線破壊用爆弾
鉄製実包及び鉄製砲用薬莢の完成と今後の問題
資源の欠乏と実包(元陸軍少将・銅金義一)
鋼製実包用薬莢の完成まで(元陸軍技術少佐・木越安一)
砲用鉄製薬莢の研究とその生産(元陸軍技術大佐・安藤彦次)
爆薬は斯くして自給出来た(元陸軍技師・石田栄)
何故足らなかつたのか
化学構成上の要件
これでは近代戦には応じられぬ
化学構造から見てどんなのが良いか
新爆薬は斯くして出来た
何んな用い方をしたか
爆弾炸薬の研究とその実用化
爆破用爆薬の生産まで
特殊爆弾用強力炸薬の出現
特殊用途の爆薬
弾道学の今昔(元陸軍大佐・坂口楯雄)
我が国に於ける弾道学の一般的歴史
我が国に於ける弾道学の発達と終戦前の状況
第4部 離島に於ける兵器急造の工夫と生産の苦心及びその回顧(元陸軍大佐・諏訪部正人)
太平洋戦争に於ける重要拠点であつたラバウルの思い出
ラバウルとは如何なる処か
戦争末期に於けるラバウルの状況
孤立無援の離島に於て敵襲に備えての自活兵器急造の創意と工夫
兵器の創意工夫とその製造
黒色小粒薬の製造
爆弾砲の製造
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