図書アア トヨカワ ジョシ テイシンタイ000003047

ああ豊川女子挺身隊

サブタイトル1~10
8.7豊川海軍工廠の悲劇
編著者名
辻 豊次 編著/豊友会 編者/八七会 監修
出版者
甲陽書房
出版年月
1963年(昭和38年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
480p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ts41
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

題詞(妙厳寺住職・福山忍裳)
序(豊川市長・牧山英之)
序(中部日本新聞社長・与良ヱ)
序(豊川八七会長・磯部鷹三)
序(日本紅卍字会長・大島豊)
はじめに(辻豊次)
序章 悲唱
挽歌(水芦光子)
おとめの霊にささげる(芦田高子)
第1章 徴用令書下る
四囲の反対をおし切って
ただ一人旅空で応召
老いたる父の愛情
密入廠をたくらむ
病父のよめる出動の歌
海軍ではたらくよろこび
第2章 ふるさとをあとに
身の引きしまる壮行会
あすを予知出来ぬ哀れさ
浅野トヨ子さんを知る
和田工手とのつながり
大雪で駅前旅館に仮泊
女性のヒロイズム
第3章 第十二女子寄宿舎
潜入者の作戦勝ち
健身修練所の生活
着いたその日に訓練
長谷川久子先生のこと
第4章 寮生活の実態
たのしい演芸会
食べたい一心の願い
カネの茶碗に竹の箸
正月と天長節〔遺稿〕
つつましい恋ごころ
動員学徒との冒険
意外千手観音のおねり
第5章 兵器増産戦場
辛かった朝のかけ足
馬車馬とカマキリ
私は農場で働いた
第6章 空襲下の作業
三河地震が黒い前ぶれ
決死隊のクジ引
空中戦と最初の爆弾
第7章 工廠の分散疎開
飯田の航海工場だより
山の横穴に津工場
第8章 孤独感と悲愁
疎開で寮はひっそり閑
結婚で帰郷がつづく
娘に死を知らせるな
一日ちがいの生き別れ
第9章 運命の日、八月七日
工廠ついに潰滅
ああ豊川海軍工廠最後の日
凄惨! 目をおおう現場
悲壮! 山本少年の死
ふしぎに残った第一機械
第10章 第十二女子寮の悲劇
九死に一生、奇蹟の生還
一瞬吹っ飛んだ91寮
年少工の死体求めて
女子青年隊の蹶起
第11章 遺体の処理
疎開工場の友情も空し
戦争は神への反逆
第12章 終戦の詔勅
廃墟のなか涙できく
成松大尉が最後の訓示
最後までやりぬいた女青
遺骨なき遺骨とどく
六年目に遺体発掘
第13章 殉難の霊に捧ぐ
指を切られた北村敏子さん
引揚げの車中で殉死を知る
けがれなき白百合の花
終戦の日娘の悲報
一と月おくれた最後の手紙
赤いリボンで結んだ遺髪
神さまになったくに子
戸が開けば帰ったと思う
白木の箱で迎えた妹
晴れの除幕の綱を引く
明るい人気者の紀ちゃん
十二女子挺身隊のみな様へ
第14章 遺族の願い
靖国合祀だけでは不十分
遺族は手を握って起ちましょう
国家は何を保障したか
みたまは平和を叫んでいる
第15章 詩歌集 鎮魂賦
第16章 編著者の記録 悲願みのる日まで
芳名録あり