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軍部と国体明徴問題

サブタイトル1~10
編著者名
小林 順一郎 著者
出版者
今日の問題社
出版年月
1935年(昭和10年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
122p
ISBN
NDC(分類)
392.1
請求記号
392.1/Ko12
保管場所
閉架一般
内容注記
附 軍部を遇弄する政府声明
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 御時勢とは何だ
2 政府声明は軍部及び国民を愚弄してゐる
3 軍全体を甘く見ての事だ
4 怪しからんのは岡田じや
5 何故に声明文は美濃部説排撃とならぬか
6 第二項は軍部及び国民を叱つたものだ
7 至誠の者は必ず怒る筈だ
8 大義滅親
9 泥沼中の蓮花
10 多年来の問題の中心
11 天皇機関説の学説的本源
12 多年来の喧嘩の急所
13 大権は制限された権能か
14 天皇と議会
15 真に学匪じや
16彼は国家の利益を以て天皇以上としてゐる
17 軍隊は国家の間接機関
18 今迄の法理学は不備だ
19 諸外国の国家成立観念と我が国体
20 獅子には獅子の学問を要する
21 斯かる邪説は単に国体を破壊するだけではない
22 日本は既に半分以上物質抗争の阿修羅場裡と化した
23 国体明徴問題は真に容易ならぬ問題
24 道義を基礎としない法律は我が国体に合はぬ
25 皇道維新の大業
26 政府の責任
27 現政府は国体明徴のための最大障碍物だ
28 『不純』なものは現政府だ
29 此の場合の倒閣運動は不純どころか却つて忠なる所以
30 低級な感情
31 軍民一致の奮闘
32 軍人の責務
33 統帥権独立の効用
34 此機を逸するのは許すべからざる罪悪だ
35 だまされた者は愚だ、だました者は悪だ
36 軍部は言ひ訳してはならぬ
37 政府をして新に補足声明をさせることは絶対に不可
38 具体問題で政府に迫るのも拙だ
39 本分を知る軍人は直に現内閣に引退を迫れ
40 残る諸問題
41 次に来るべき内閣
42 経済機構問題
43軍部の政治干与
44 在郷軍人会は政治には干与せぬ
付録あり