図書オオヤマ ゲンスイ000002621

大山元帥

サブタイトル1~10
編著者名
西村 文則 著者
出版者
忠誠堂
出版年月
1917年(大正6年)1月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
230p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/O95
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1 兵児の国薩摩
薩摩の建国既に一千年
文武両道の薩摩人
第2 薩摩の士風及び其郷風
スパルタ的尚武の精神
郷中の少年教育
士風振作の国ぶり
第3 維新前の薩藩
島津斉彬の宿望
公武合体論の頓挫
薩藩の勤王論熱
第4 所謂寺田屋騒動と元帥
島津久光の時局観
久光大挙して入京す
所謂寺田屋の変
第5 元帥の少年時代
大西郷と元帥との血族関係
西郷家より分派したる英傑の血
第6 維新時代の元帥
江川太郎左衛門の大教訓
薩長の握手と鳥羽伏見の役
元帥の奮戦と戦功
達眼一世を曠うしたる勝安房
元帥奥羽の野に転戦す
大山弥助の名諸藩に知らる
第7 普仏戦争時代の元帥
有名なる普仏戦争
壮図破れたるナポレオン三世
元帥等の観戦
元帥の第二回仏国留学
第8 西南戦役時代の元帥(其一)
蛟竜潜んで池中に在り
西南事件の勃発
苦衷察すべき元帥の立場
第9 西南戦役時代の元帥(其二)
薩軍熊本の天を指す
大山軍田原坂に向ふ
元帥等苦戦田原坂を抜く
熊本城の囲解く
元帥の諸隊殊死して戦ふ
第10 西南戦役時代の元帥(其三)
薩軍の運命既に決す矣
追ひつ追はれつの官賊両軍
城山の包囲戦
秋風骨を埋む故郷の山
陣中に於ける元帥
優渥なる勅語を賜ふ
第11 陸軍省時代の元帥
元帥と創始時代の帝国陸軍
大日本帝国の大山巌
元帥薩人の頭目となる
軍政史上元帥の二大治績
清廉なりし陸軍省時代
鹿鳴館時代の元帥
青山穏田の元帥邸
第12 日清戦争時代の元帥
第二軍の金州及び大連占領
難攻不落の旅順口占領
敵の恢復運動に対する第二軍
第二軍威海衛を陥る
金州城内の大和桜
第13 日露戦役時代の元帥(其一)
国交断絶の機漸く熟す
陸上に於ける第一戦
海軍の戦況如何
第14 日露戦役時代の元帥(其二)
南山其他の激戦
得利寺の遭遇戦
第15 日露戦役時代の元帥(其三)
満洲軍総司令部の組織
我軍遼陽を占領す
乃木軍旅順口を陥る
第16 日露戦役時代の元帥(其四)
悠然迫らざる陣中の元帥
度量濶大部下を服す
我軍敵の企図を粉砕す
第17 日露戦役時代の元帥(其五)
奉天附近敵影なし
我軍最後の大奮戦
日露役に於ける元帥の殊勲
第18 晩年の元帥
元老としての元帥
内大臣としての元帥
公爵夫人大山捨松子
那須野の別荘
第19 元帥の終焉
突如として発病
病床に於ける元帥
悲哉将星殞ちたり
国葬の儀決定す
国葬のその日
元帥の墓誌銘
元帥の国葬と小学生徒
第20 元帥の平生
大平凡裡の大奇抜
日常生活に於ける克己抑制
第21 元帥の趣味
無頓着なる学問
石黒忠悳男の元帥評
三豪傑の遊猟振り
闇に轟く旅館の銃声
甘党から辛党へ
趣味の人としての元帥
元帥の愛馬
第22 元帥の信仰
元帥信仰の観世音菩薩
迷信ならざる真信仰
第23 政界から観たる元帥
政治界の安全弁
政治家ならざる政治家
第24 外人の観たる元帥
第25 山県公の観たる元帥
第26 元帥の逸話