図書シンシキ ヒコウキ ノ ゲンリ オヨビ モケイ セイサクホウ000002599

新式飛行機の原理及び模型製作法

サブタイトル1~10
編著者名
井関 十二郎 著者
出版者
島田文盛館
出版年月
1913年(大正2年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
256p
ISBN
NDC(分類)
538
請求記号
538/I98
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
校閲:宮原二郎
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 緒論
模型の二種
実物と模型との根本相違点
斬新なる研究問題
第2章 原理の一般と其の応用
何故に飛行機は飛ぶ乎―紙鳶との比較
関係運動
作用と反作用
風圧中心と重心
曲つた支持面(曲面)
『気流形』
昇降柁と尾翼
翼端の歪曲と副翼
垂直面(左右柁)
安定
縦安定
横安定
滑走飛行
方向定
『急落』
飛行速力
第3章 模型飛行機の原動力第一部各種の発動機
最も重要な問題
模型動力の種類と最簡単なもの
爆発薬発動機
蒸汽機関
鋼鉄弾機
電気発動機
炭酸瓦斯機関
圧縮空気機関
ペトロール発動機
第4章 横型飛行機の原動力第二部謨護発動機
最簡単で最も趣味の深い護謨条
面白い性質を以て居る護謨条
護謨条伸張の実験
護謨条の特性と其の応用
護謨条の奇なる現象
護謨条の条数と捲数と弾力との実験
護謨条捲数の原則
リウブリカント及び其使用に就て
護謨条の取扱保存法
護謨条の試験法及撰択法
護謨発動機の種類と装置法
第5章 模型飛行機の支持面対主翼の構造法
支持面の要件六ケ条
実物と模型との相違
木製の曲面
支持面の設計と其形の得失
アルミニウムの支持面
組合せの支持面
布と其の取付方
彎曲即ち曲面の研究
支持面に依つて支へらるヽ力
主翼と昇降柁とを上下し得る装置
第6章 模型飛行機の副翼―尾翼昇降柁及左右柁と其構造法
副翼及び副翼の用途と作用
副翼と支持力との関係
複原性と副翼調整の必要
昇降柁と尾翼との形
昇降柁と尾翼との製作法
昇降柁と尾翼との取付け方
左右柁と尾翼とを一所に取付ける簡便法
副翼と翼端の歪曲との関係
益はあつても害の無い左右柁
左右柁の位置に就て
木及アルミニウムの鰭と受け水
鰭を受け木に挿込む方法
鰭を挿んだ受け木の取付方
鋼線を枠にして作る鰭
鋼線枠の鰭の取付方
第7章 模型飛行機の螺旋推進機
螺旋推進機の概念
今日の理論と実物との比較
ピツチ・ラシヨと模型の予測
螺旋推進機のピツチ
螺旋機の正確と不正確
螺旋推進機の釣合
螺旋推進機の速力
螺旋推進機の速力計算法
滑り即ちスリツプ
螺旋推進機の直径
模型用推進機の直径は長きを可とするの理由
螺旋推進機の数
螺旋推進機の翅の数
螺旋推進機の位置
模型用螺旋推進機の作り方
模型用螺旋推進機の試験法
第8章 模型飛行機の設計及製作法
易から難へ而して製作上の要件
枠骨及び其組立法と注意
簡単なる一層式模型飛行機(其一)
簡単なる一層式模型飛行機(其二)
昇降柁を有する一層式模型飛行機(其一)
昇降柁を有する一層式模型飛行機(其二)
同上のものに滑走車輪を附したる式
エイルロン(平衝翼)を有する一層式模型飛行機
尾翼昇降柁及鰭を有する反転一層式模型飛行機
双螺旋推進機装置のライト型二層式模型飛行機
尾翼と単螺旋推進機を有する二層式模型飛行機
複支架型一層式模型飛行機
複縦列螺旋推進機を有する二層式模型飛行機
タンデム(縦列翼)型二層式模型飛行機
最珍しい主翼一枚式模型飛行機
多層式模型飛行機