機密兵器奮竜
序(吉田隆)
「もう理屈をいっている秋ではない」 昭和一八年一一月上旬~一二月下旬
海軍艦政本部第四部
第九回戦備考査部会議
反骨の造船官
超「空の要塞」
緊急防空
地対空誘導弾への模索 昭和一九年一月上旬~三月上旬
崩壊に瀕す絶対国防圏
浅野中佐事件
ビーム・ライダー誘導装置
プロペラント
電波探信儀
無人か有人か 昭和一九年三月下旬~六月下旬
(一)金物~(九)金物
海軍技術研究所理学研究部
マッターホーン計画
ドイツの無人飛行機
深海の使者
強力極超短波
野に放たれて 昭和一九年七月上旬~八月上旬
第四部長の縁切り状
サイパン玉砕
ロケット技術の胎動
誘導弾開発方針の決定
「輝く海軍技術見習尉官」
反特攻をめざして 昭和一九年八月上旬~一一月下旬
液燃ロケットの追試
浅間山射場
十文字翼の風洞実験
フィリピン戦線に特攻隊編成
蠢動するマリアナ基地
高高度精密爆撃
開発態勢の転機 昭和一九年一二月上旬~昭和二〇年二月下旬
レイテ決戦の崩壊
歴戦の新所長
「正月に非ず、十三月」
液燃ロケットのプロトタイプ
第二技術廠電波兵器部
「懐中の金大事の時に心細く」 昭和二〇年三月初旬~四月上旬
無差別焼夷弾爆撃
三菱製液燃ロケット
軽井沢軍都
人間爆弾「桜花」全滅
沖縄決戦
戦力化の目途 昭和二〇年四月上旬~七月上旬
特型噴進弾二型の試射
特型噴進弾四型の試作
帝都焼尽
特型噴進弾あらため「奮竜」
本土決戦準備
射場スパイ事件
軍学民協同態勢 昭和二〇年七月上旬~八月六日
ロケット戦闘機「秋水」墜落
熱海新兵器設計所
「奮竜」タスク・フォース
ポツダム宣言
タイムリミットはいつか
量産型「奮竜」四型
「地球が裸になった!」 昭和二〇年八月六日~八月一三日
広島に原爆投下
長崎に原爆投下
「また何をか言わん」
和平か抗戦か
「空はもう死を降らさない」 昭和二〇年八月一四日~九月二日
ポツダム宣言受諾
玉音放送
「自分の墓のようだ」
帝国海軍解体
参考図書あり