徳川時代の賄賂秘史
- サブタイトル
- 編著者名
- 中瀬 勝太郎 著者
- 出版者
- 東洋経済新報社
- 出版年月
- 1935年(昭和10年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 216p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.5
- 請求記号
- 210.5/N42
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 賄賂史概観
平安朝時代
鎌倉時代
足利時代
戦国時代
徳川初期の賄賂
第2章 元禄時代の賄賂
賄賂は徳川家の御為め
賄賂は将軍を尊む為め
柳沢吉保の擡頭
桂昌院に従一位の位階を斡旋す
将軍に愛妾を献上す
家宣柳沢を馘る
柳沢の皇室尊崇
第3章 白石時代
新井白石の出頭
荻原近江守の黜陟
近江守の焼太り
荻原近江守の収賄
賄賂禁止令
請願禁止令
長崎よりの請願
補欠者の後任と賄賂
家督相続と老中招待の強要
下勘定所の間仕切撤廃を命ず
第4章 田沼時代
田沼の賄賂観
田沼に一矢
田沼が勢力を得るに至つた理由
薩摩侯との握手
伊井田沼に贈賄して大老となる
中秋の贈り物
岩石菖の山
池の鯉
稲荷堀の下屋敷
田沼の面会料百二十両以上
まゝごと
君と寝ようか五千石取ろか
収賄の為め死刑に処せらる
巡見使の任用と賄賂
佐野善左衛門と田沼
田沼の断罪状
京都禁裡の役人の不正
田沼愛妾の親元の富裕
京人形の贈賄
馬の贈り物
七曜の星の紋
田沼の失脚
田沼没落当時の財産目録
田沼家来の拐帯
第5章 松平定信時代
松平越中守の出頭
贈収賄の大弾圧
賄賂は既に膏盲に入る
越中守の贈賄
年頭祝義の賄賂
乳人大崎の陰謀
役料の贈賄
賄賂の強要
時計の山
小堀政方馘らる
越中守の世評
第6章 家斉親政時代
水野出羽守忠成の擡頭
水野の豪奢
土方の豪奢
八戸侯南部遠江守の賄賂と飢饉
津軽侯と失敗
越中守の逼塞御免と中屋敷の取上
賄賂公行に対する薬の効能に真似た落書
平戸松浦侯の贈賄
老中の家来等の大名苛め
第7章 大御所時代
大御所の収賄
白鴨一番で五百石
長持五棹の賄賂で勘定奉行
任官在官退役皆な賄賂による
お坊主の賄賂強要
進物取次番の賄賂強要
徒目付組頭の貰ひ物
中村玄益のお炙と賄賂
第8章 水野越前守忠邦の出馬
大御所の弊政を改む
将軍家慶に愛妾を献ず
越前守の収賄
老中太田備中守の収賄
町奉行矢部定謙の贈賄
御側衆(将軍秘書官)柴田出雲守の賄賂の横領
渋川六蔵の上申
酒井雅楽頭の贈賄
大塩平八郎賄賂を斥く
賄賂を出さずば救助を許さず
百五拾両のものが千六百両
水野越前守の収賄振り
第9章 一般幕吏の収賄
奥祐筆組頭の収贈
祐筆組頭の料理切手
祐筆の盗難
一夏中に仙台平三百反
御納戸頭の役徳
大奥女中衆の収賄
女中衆の親元の大金儲
幕府の賄賂は大奥より
松平越中守定信の出世亦婦人の力
大奥女中衆への戒訓
役人に対する落首
幕末より維新にかけて
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