一系の天皇　海の巻

序の部　道統の内面
一つの世界観《同根線上の「日本と米国と世界」》
一系の天皇・大嘗会の解明につきる
大嘗会の骨格をなすコトバ
政事（まつりごと）次元のコトバ
統合・高天原史観の証しライフサイエンス
天皇の概念

第１部　大嘗会と統合・高天原史観
大嘗会と人間の真実《求める人間像と〈赤子の私〉》
外面から推察した大嘗会（祭）《蜂須賀女史とマッカーサー米大使と甘露寺宮司》
外人が観察した大嘗会（祭）《レ・モズレーとロンドンタイムズ》
大嘗会（祭）と式次第《即位大嘗祭式次第》
大嘗会と人間の真実《統合・高天原史観とライフサイエンス》

第２部　統合・高天原史観とモデル国家像
日本民族の真実《その本然のすがた》
神武維新と年中行事《「アマウツシ」の実践（神武維新・中里義美著）と那須の植物誌（裕仁著）》
日本民族の系統・その論理的把握《「縄文（土器）と、しめ縄」の器教》
日本民族・系統発生の実態《ヒラルキー形成とファミリィ・ツリィ》
想定大嘗会《「命界と文明」「現界と文化」「神界と現界」「現界と未来」》
近代日本の反省と天之御柱《五箇条の御誓文から四十一年御製まで》
伊勢神宮《統合・高天原史観を原基として「Ｄ・キーンの神宮観」》
今上裕仁天皇《そのときの素顔》

第３部　統合・高天原史観と天皇観
天皇観論《清水幾太郎の天皇（観）論・サイレント・マジョリティとヴォーカル・マイノリティ》
《天皇のアイデンティティとカール・マルクス》
三島由紀夫と天皇観
もう一つの昭和史と天皇《若干の事例の中の天皇と正常への指標》
結語にかえて《「日本の元号」と「憲法、皇室典範」と「自然法―世界に示す理想の「モデル憲法」として―》
これからの人たちのために《若者との対話》