牛島謹爾

落葉の下をくゞる水
お話好きの少年
武士の魂
母ののぞみ
師恩のめぐみ
たふとい責任感
一番鶏から夜明まで
本虫の少年
大河の岸に立つて
慈母の恩愛
隠れた大教育家
かゞやく土台石
兄の病気
母のなやみ
兄の真心
峠のちかひ
武士道教育
恩愛の支柱
大きな希望
大河をわたる
恩師の教訓
二松学舎のぼろ学生
実業に志す
母の病気
大言、大失敗、大閉口
くるしみなやむ人々のために
誓ふ鉄石心
行け、大海のかなたへ
岩をくだく水
上陸第一歩
相見る二青年
男子一生の大業
新しき希望の村
失敗と奮起
魔の原の荒地
日本人の大事業
祖国に誓ひて
兄の純情
燃えあがる猛火
失敗と研究
大旋風
試練のあらし
大地を蹴つて
弟を思へば
兄弟、相抱いて泣く
どこまでも積極的に
一日一人十四銭の食費
日本人、こゝにあり
大海に注ぐ水
旭日昇天
『おかあさん‥‥』
母の遺言
希望と光明の家庭
大海の心
大胆で細心
人生の苦楽
海外発展の戦士
祖国のための大計画
排日問題
遺大なる民間外交家
壮厳なる落日
年表あり