小村寿太郎
- サブタイトル
- 編著者名
- 黒木 勇吉 著者
- 出版者
- 図書研究社
- 出版年月
- 1941年(昭和16年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 475p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Ko68
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 小村寿太郎略年譜:p469
- 昭和館デジタルアーカイブ
序詞 山河好し
1章 誕生
伊東の盛衰
飫肥藩の士風
2章 少年の日
虚弱の児は祖母の手に
振徳堂の学風
塾僕にして優等生
3章 藩命により長崎に留学
4章 尊父・寛平
5章 東上、貢進生となる
大学南校
貢進生制度の創始
『参議小村』
征韓論の破裂
6章 恩師・小倉処平
文武共に秀づ
江藤新平を土佐に逃がれしむ
西郷隆盛に党す
可愛岳山麓に戦傷して自刃
『小倉処平小伝』
三好退蔵の演説
小倉の思想と、小村の思想
7章 文部省最初の米国留学生
留学運動の五人組
ハーバート大学の一名物
学んで染まず
八章 新帰朝・判事時代
9章 雌伏十年
同輩は既に上に在り
気焔酒
水道町の家と、『浪人』
債鬼門に迫る
新花町の家
乾坤社同盟
伊藤博文と円朝
10章 蛟竜雲を得たり
送別会
故山を訪ふ
11章 初舞台
桁外れの代理公使
『鼠公使』
支那の『現実』を握る
『政治に統一なく国防に一兵なし』
12章 対清開戦の急先鋒
東学党の乱
清国まづ出兵す
列国虎視耽々
13章 国旗を捲く
最後の瞬間まで談笑
日章旗を立てゝ白河を下る
護衛の清兵にお礼金
空腹を押へて帝都入り
14章 伯楽・陸奥宗光
参内・二人打ち連れて
陸奥外交と小村外交
15章 第一民政長官の信念
輜重の困難予想外
露営の『現実』を体験
民政の法五章
鬼大佐との一幕
山県、桂と相識る
16章 朝鮮乙未の変
遼東還附を病床に聞く
勃発した閔妃事件
勝海舟の教訓
韓王、露国公使館に蒙塵
17章 外務次官となる
政党に入らず
伊藤を説き伏せた経世の熱
18章 駐米公使
三つの楽み
米国研究と仏語の勉強
ワシントン評
加州移民問題の展望
フイリツピンとハワイ
アイロクオア種族
近衛篤麿が驚いた話
19章 露国へ、英国へ
南阿戦争の結論
露国皇太后の追懐談
露国を語る
20章 北清事変の後仕末
『肝腎の目的は支那』
列国会議
満洲露軍の撤去を主張
21章 桂内閣の外務大臣
芝罘、仁川、釜山
内政外交に関する十年計画案
『新外務大臣を論ず』
『苦労と仕事はこれから』
22章 日英同盟
『親露派』と『親英派』
水ももらさぬ堅陣
伊藤の訪露で却つて促進
『光栄の孤立』を捨てた英国
23章 露国の満洲侵略
24章 露国宮廷政治の乱脈
カイゼルは躍る
ベゾブラゾフの怪
日本の実力を見くびる
三頭の蛇
25章 わが態度決す
無隣庵会議
露西亜熊を生捕るの法
挙国一致の義憤
小村・クロバトキン会見
26章 第一回御前会議
廟堂の新陣容
協商基礎案の提出
27章 日露戦争前夜
狂つてゐた旅順の無電
新聞は『某国』と呼ぶ
日本海軍の新威力=日進、春日
小村の眼と最後の断案
外交断絶の通告
目的地に届かぬ電報
日本皇后陛下の御仁慈
武士道日本の見送りぶり
28章 宣戦の詔勅下る
29章 軍国外相の演説
30章 戦時外交
31章講和の風吹く
露都の二大椿事
仏国口火を切る
カイゼル割り込む
ルーズヴエルトに秘電飛ぶ
大統領の勧告を露国拒絶
32章 ポーツマスに決定まで
カイゼル又現る
露帝講和に同意す
大統領の同文勧告書
ワシントンを希望した露国の魂胆
33章 講和全権、東に行く
小村、挺身して難に赴く
講和条件の聖裁を仰ぐ
日露講和会議の特異性と四要件
鹿島立ち
『アヽ日本人だね!』
大統領を初訪問
34章 好敵手・ウイツテ
35章息づまる一騎討
ポーツマス会議開く
講和条件の提示
ウイツテ焦慮の攻勢
ウイツテの回答ぶり
小村の『爆弾』=露清同盟密約を暴露
興奮したウイツテ
36章 小村引揚を決意す
決裂の危機に直面
妥協案に露帝反対
37章 最後の回訓来る
国民の希望する講和条件
満洲の軍状如何
ルーズヴエルトの宙返り
小村黙然として回訓を受く
『今日は湊川だぞ』
発熱を押して大統領と倉見
38章 行司・ルーズヴエルト
日露戦争前の米露関係
ルーズヴエルト『好意』の意図と限界
何が大統領を宙返らしたか
米国のつけた狙ひ所
39章 決然、満洲を護る
横浜埠頭に凶報を聴く
ハリマンの正体
戦後経営の消極主義につけ込む
ハリマン覚書の内容
小村激怒す
参内・勅語を賜ふ
平和克復の詔勅
毅然として神の如し
断乎後門の狼を刺す
40章 病を押して渡支
日韓協約の締結
欣一の手紙
ハリマンに最後の止め
『九月五日の夜』
画竜点晴
41章 駐英大使
ハイカラを排撃
ウイツテと再会
42章 再び外務大臣
43章 米国の東亜侵寇に応戦
日米関係の緊迫
日本威嚇の米国大艦隊東亜回航
戦時態勢で横浜に入る
ハリマンの執念
本性を露した米国政府
『満洲鉄道中立案』を一蹴
44章 粕糠の満知子夫人
45章 友と、門下の人々
杉浦重剛
小村俊三郎
桝本卯平
宇野弥太郎
結び 晩年
思ひ出の長崎
青年学生に望む『誠』の一字
『長い間の懸案』
臨終
御沙汰書
着眼今に活く
知己の言
付・略年譜あり
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