名将能久親王殿下
- サブタイトル
- 編著者名
- 晴雲会 著者
- 出版者
- 晴雲会
- 出版年月
- 1956年(昭和31年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 89p
- ISBN
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/Ki72
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 能久親王殿下は、御出征の当時から兵食を求めて召し上つた
2 近衛師団突如台湾守備の命を受け、殿下一時御失望の態に見えたが、側近の直諌を承けて翻然お考えを改め
3 殿下『珍重なる』支那骨董品の本質を看破され、豊かな御常識の蓄積を示し給う
4 「台湾入り」。「焼藷記念日」のお定め―鳴呼それは遂に実現しなかつた
5 上陸第二日第三日殿下の御難行
6 基隆攻撃と殿下―猛将の一決御見事
7 殿下、台北に御移転。此の地に御駐陣中にお窺い出来た御人格発現の事例
8 殿下愈々台北を後に南進の行に上り給う。初日より「仁政成つて歓声湧く」の景
9 殿下御不例を秘し給うて、南進御継続の後、新竹に御入城
10 「義民軍」と自号する一団掃討さる
11 殿下の注意深き対民衆御態度の事例が後壟の御滞陣中及びその他に数多し
12 彰化への御勇進は殿下御自身の御主張に由る。殿下仰せらく「………糧食は到る処甘藷畑あり、之に頼る
13 彰化の敵頻に虚勢を張る。殿下御自ら敵情御偵察中、敵の一砲弾御頭上を掠めたが、何の御異常がなかつ
14 「彰化卦山一撃中」
15 殿下彰化に御滞陣三週。台湾副総督新任(南進軍司令部新設、兵力増強)。近衛師団将兵に悪衛流行(殿
16 殿下は速かに彰化を引払つて南進をなすべきを主張された。されど豪雨洪水師団の前進を阻む。殿下御自
17 嘉義城難なく我に占拠せらる
18 嘉義御滞陣間に敵帥劉永福、人を使わして和を請うたが、殿下之を峻拒せらる
19 台南三面攻撃の命令。近衛師団は北方より台南に向う。殿下御発進の前夜に瘧御発病
20 殿下は御乗馬を遂におやめになりて轎を御使用。師団は必要に因り迂路を取る。此の期間に劉永福台南か
21 殿下御最後の御乗物。最後の戦闘御指揮
22 台南へのその日。昨日歩兵第三旅団敵全力の脱走した台南城に進入。殿下二十二日夕刻台南御入城の上、
23 殿下御危篤の御枕辺に樺山総督立つて近衛師団の功績を称え、殿下御任務の完了を宣す
24 能久親王神去り給えり。御無言の御恙なき御凱旋
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