図書カイコク ト ペルリ000002053

開国とペルリ

サブタイトル1~10
ラジオ新書 57
編著者名
桑田 透一 著者
出版者
日本放送出版協会
出版年月
1941年(昭和16年)8月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
151p
ISBN
NDC(分類)
210.58
請求記号
210.58/Ku98
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 米国捕鯨業の勃興
米国捕鯨業の濫觴
一大発展の端緒
抹香鯨の重要性
抹香鯨偏重の事情
世界捕鯨漁場の変遷
十八世紀中葉における米国捕鯨業
苦境より再建へ
2 米国捕鯨業の東漸
復興の暁鐘鳴る
米捕鯨船の太平洋進出
日本漁場の発見
太平洋捕鯨時代来る
米国捕鯨業の黄金時代
日本捕鯨界の実情
3 捕鯨業を開国の素因となす諸論証
尾佐竹博士の説
大隈侯の「開国大勢史」
田保橋教授の「近代日本外国関係史」
村川博士の「日米外交史」
石川実氏の「米国の東漸」
大日本文明協会の「日米交渉五十年史」
米山梅吉氏の「開国先登提督彼理」
徳富蘇峰翁の「近世日本国民史」
藤谷みさを氏の「皇国二千六百年史」
大川博士の「日本二千六百年史」
ロシターの所説
4 米国対日政策の発展
ポルター提督の開国建議
ジヤクソン大統領の方針とロバーツ特使
捕鯨業との因縁
米支貿易の発達
モリソン号及びマンハツタン号事件
阿片戦争と日本開国論再燃
積極政策の第一歩
ビツドル提督の訪日とその経緯
エヴエレツト公使の憤激
5 ペルリ渡来前の列国と日本
幕末の日蘭関係
英船の来往
露船の来航
仏船の来航
日本開国の諸機運
6 米捕鯨船遭難とペルリの登場
ローレンス号事件
ラゴダ号事件
事件の重大化とグリン中佐の訪日
その他の小事件
グリン中佐の復命書
アウリツク提督の日本遠征
アウリツクの失脚とペルリの登場
7 フイルモア内閣の対日方針
共和党と民主党
ペルリの生立ち
米国政府の対日要求
ペルリ、広汎なる権能を与へらる
ペルリの発航と和蘭の対日警告
8 ペルリ日本侵略の鋒芒を現す
マデイラ島よりペルリ意見を吐露す
エヴエレツト長官の返簡
両者の意見一致す
徳富蘇峰翁の論評
米国大統領の更迭と政策一変
ペルリ小笠原父島に貯炭所用地を買収
琉球占領の意思明確
ペルリ父島占領を主張す
ペルリ琉球支配権獲得を報ず
琉球に最後通牒を発して威迫
慄然たらしむるペルリの行動
9 ピアース内閣とペルリの対立
第一回訪日の不結果にペルリ侵略の決意を固む
新海軍長官にペルリ釘を刺す
ペルリと駐支米公使との確執
ピアース大統領ペルリを忌避す
ドツビン長官のペルリ牽制
ドツビン長官侵略的行動を絶対拒否す
戦艦増派も拒絶
露仏両国の策動
ペルリ第二回訪日期を繰上ぐ
ペルリ琉球占領論を固執
ペルリを恩人にあらずとなす所以
ペルリの第二回訪日と琉球占領計画の明示
ピアース内閣驚倒、ドツビン長官訓令を発す
琉球占領案に対するロシターの見解
ペルリ一片の褒詞を以て報いらる
幸運なりしペルリ
10 ペルリの訪日意図を侵略となす諸論証
大川博士の「日本二千六百年史」
斎藤文蔵氏の「日本最近外交史」
大隈侯の「開国大勢史」
「小笠原島総覧」
小林庄次郎氏の「幕末史」
桑原三郎氏の「アジア侵略秘史」
岡部精一氏の「幕末維新史」
米人トリート教授の説