図書目録ナカノ セイゴウ ノ ヒゲキ資料番号:000001986

中野正剛の悲劇

サブタイトル
編著者名
猪俣 敬太郎 著者
出版者
今日の問題社
出版年月
1959年(昭和34年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
272p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/N39
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 東条内閣への宣戦
小さな新聞記事の陰に
重臣会議の鬼子―東条内閣
松岡の場合と中野の場合
「東条総裁に敬礼ッ」
見ざる聞かざる言わざる法
決闘の火蓋を切る
大審院の歴史的判決
老咢堂、東条に諌言
軍門に降るか、玉砕か
松方以来の大干渉
ついに一国一党へ
蘇峰、東方会員を戒む
珍重す東条三尺の剣
商相岸信介との鞘当て
権威ある者のごとく語らん
ゼロとネロ
自由の暁鐘は都の西北に鳴る
東条内閣への宣戦
「戦時宰相論」
メリー・ゴー・ラウンドの馬
敗戦必至に愕然とする
2 重臣工作
勅任調査官の大臣切腹論
猶興居と振東塾
弾圧には抵抗あるのみ
「内閣不可侵法」よろめく
官僚と政治家
「野次将軍」三木の登場
改正戦時刑法罷り通る
角のない牛を飼え
鳩山・三木・中野起つ
ヒビの入った一国一党
「君、ソロバン玉がわかるか」
三木武吉の中野説得成らず
松前博士とチフス菌
大川、重臣工作に参加せず
木戸内大臣暗示す
重臣という名の人々1
重臣という名の人々2
骰子はすでに投じられた
「近衛さん、笠の台が飛びますヨ」
独身の仏壇守として生きたる也
近衛・宇垣の軽井沢会談
宮様は動かず
一人の護良親王なし
「東条は倒れるから見ていてくれ」
ピストルや爆弾は覚悟の前
重臣会議一場の喜劇となる
時すでにおそし
もし浜口・犬養ありせば
大記者三山の忠告
「東条を殺すんだッ」
3 一斉検挙
弾圧第一号
警視庁の握った一枚のメモ
御用暗殺団
頭山、亡命を勧める
最後の弁論
その前夜
“宮中無血クーデター”
黒い自動車
残されたただ一本の刀
十号独房
「先生、お体を大切に」
首相官邸の大評定
総理大臣と検事総長の激論
「中野を殺したのは自分だ」
謎の東京憲兵隊
「人に迷惑なし」
司法権厳たり
「先生、これを形見に下さい」
「武士らしく自決せよ」
4 自決
彼岸の人
最後の団楽
「王郎酒酣にして……」
歪んだ憲兵情報
自決準備完了
ヒトラーとの訣別
死してこそ正成
遺書「護国頭山先生」
死への跳板・大西郷全伝
明るい死顔
憲兵は知っていたか?
陽明学徒の面目
なぜ切腹を選んだか
東条との闘争はなおつづく
政府が撒いた悪質なデマ
「中野が東条に勝った」
中野はなぜ死んだのか?
志、凛として生く
フランケンシュタインの悲劇
頌徳碑変じて十字架となる

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