図書目録シデハラ キジュウロウ資料番号:000001931

幣原喜重郎

サブタイトル
編著者名
幣原平和財団 著者
出版者
幣原平和財団
出版年月
1955年(昭和30年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Sh26
保管場所
閉架一般
内容注記
巻末:年譜
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 生ひ立ち
素描
家格とその一族
修学時代
幼少年のころ
中学生のころ
高校生のころ
帝大生のころ

第2章 外交官として世に立つ
外交官志望
外交官修練時代
初舞台の仁川領事館
倫敦で英語をやり直す
アンヴェルスから釜山へ
釜山領事在勤中の奇功
結婚前後

第3章 外務本省在勤九年
書記官より局長まで
日露講和談判の舞台裏
師友デニソン
小村条約改正に対する業績

第4章 再び海外勤務へ
在米参事官のころ
在英参事官のころ
和蘭・丁抹公使のころ
初めて特命全権公使となる
蘭領印度に於ける懸案解決への努力
外交官としての大見識を示す

第5章 外務次官時代
五代の外相を補佐す
第一次世界大戦初期に於ける政治外交の実相
戦時外交の処理
対支諸政策の推進とその措置
超党派外交推進の信念を固む
支那参戦問題
日本の対支特殊地位を繞つて
援段政策の是正
対支条約の改正
西比利亜出兵の前後
巴里平和会議準備工作
外務省の対策
日独戦役講和準備委員会
講和会議諸対策の決定

第6章 特命全権大使として米国に赴く
駐米大使時代の外交活躍
排日運動阻止に専念す
幣原モーリス会談
西比利亜撤兵問題
ヤップ島問題を解決す
ヤップ島の委任統治権問題
日米折衝の経過

第7章 華盛頓会議の業績
華盛頓会議の開催まで
米国政府の態度
英国政府の態度
日米間の折衝
日本政府の態度
軍縮問題解決への内面協力
太平洋及び極東問題の解決
日英同盟の廃棄と四国条約の成立
山東問題の妥結

第8章 幣原外交
悠々閑地に二年
幣原外交の準備期
外務大臣に親任さる
幣原外交の本質とその指導理念
幣原外交の本質を表明する歴史的演説
幣原外交の理念とはいかなるものか
対支外交の指導原則
幣原外交事歴一覧

第9章 外務大臣時代(上)
対支新政策の推進
幣原外相の対支根本観
対支不干渉政策の厳守
華盛頓条約を忠実に実践す
中国国民党進出時代の外交施策
日ソ国交の樹立
経済外交の展開
通商貿易の促進振興
移民の保護奨励
幣原外交の中断

第10章 貴族院議員時代
田中内閣の出現
幣原「同和会」に入会す
田中外交と幣原
対支外交の転換と東方会議
山東出兵と済南事件
張作霖爆死事件の真相
幣原の「田中外交」批判
国際外交家としての地位確立す

第11章 外務大臣時代(下)
再び外相に就任す
ソ支紛争の平和的調停に成功す
幣原外交の復活
対支外交方針変らず
幣原外交の全盛時代
国民政府「革命外交」と対立す
倫敦軍縮会議
倫敦会議開催の由来
海軍側との意見対立
倫敦条約の成立とその反響
臨時首相代理となる
第二次若槻内閣に留任す

第12章 幣原外交の退陣
幣原外交に反対気運昂まる
日満関係の危機と幣原外交
幣原外相の対満外交理念
満洲事変を中心に
幣原外相掉尾の対満外交
遂に「柳条溝事件」勃発す
満洲事変に対する外交的処理
幣原とスチムソン
幣原外相の引退

第13章 失意不遇の十四年
その高風仰ぐべし
満洲国成立より国際聯盟脱退まで
一九三五・六年の危機
霞ケ関の軍事占領と二・二六事件
「在野外交」の成功
興亜外交と幣原外交
支那事変のころ
日支和平交渉の斡旋
遵法の精神を貫く
日独伊同盟には断乎反対
松岡の無軌道外交を憂ふ
支那事変処理策に腐心す
近衛文麿公との往来
大東亜戦争下の苦闘
日米交渉を繞つて
日本の敗色濃厚となる
大東亜戦争和平観
戦災に遭遇し一切を焼尽す
終戦とその善後策

第14章 内閣総理大臣時代
日本の敗戦とその国際的地位
幣原再び政界に返り咲く
組閣の大命下る
幣原内閣成立す
占領行政下に於ける幣原内閣の使命
幣原内閣の業績
幣原内閣は何をなしたか
日本の「非軍事化」体制成る
国内諸体制の民主化促進

第15章 幣原内閣の憲法改正事業
憲法改正発案の経過とその態度
幣原首相の真意
幣原内閣の憲法改正態度
幣原内閣の憲法改正要綱
総司令部突如として憲法草案を勧告す
所謂「マックアーサー憲法草案」の内容
幣原内閣の改憲態度転換す
日本国憲法改正草案要綱の成立顛末
天皇制維持と幣原首相の苦衷
国体護持と天皇制維持
「人間天皇」の宣言
幣原の誠意、マックアーサー元帥を動かす
「戦争放棄」は何人の発案か
日本国憲法第九条の規定
幣原発案説を是認するもの
幣原発案説を疑問視するもの
幣原首相の信念
憲法改正問題を吉田内閣に引継ぐ

第16章 晩年の政治活動
後継内閣首班奏請問題の紛糾
進歩党総裁として吉田内閣に協力す
進歩党解党より民主党脱退まで
進歩党の解党顛末
初めて衆議院議員に出馬す
幣原は何故民主党を脱退したか
同志倶楽部より民主自由党の結成へ

第17章 衆議院議長時代
再び衆議院議員に当選す
衆議院議長に推任さる
大貫禄の衆議院議長
超党派外交の提唱

第18章 逝世
幣原衆議院議長急逝す
栄光燦たり衆議院葬
逝去とその真価

年譜索引

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