図書目録ヤンチャ コドク資料番号:000001897

やんちゃ狐独

サブタイトル
菊のカーテンの中の一人の人間記録 読売文庫 2
編著者名
東久迩 稔彦 著者
出版者
読売新聞社
出版年月
1955年(昭和30年)6月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
198p
ISBN
NDC(分類)
288
請求記号
288/H55
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 百姓家の里子雲に乗る
農家へ里子に出される
デキモノ頭で魚とり
村童から学習院へ
里見〓を相棒にいたずらほうだい
恩地塾へ預け人
恩地轍先生について
“お前はお嫁にゆかないやね”
おもしろくない幼年学校
こわい感じの明治天皇
“皇族舎”の孤独と悲哀
皇族なるがゆえのがんばり
『復活』を読んで皇族追放さわぎ
しゃれっけ満々の小隊長
天皇の御陪食をことわる
皇族辞退でまたひとさわぎ
爆発した“皇族”の不満
挙手の礼に喜ぶ仙台市民
毎日敬礼する“電気ばばあ”
自慢だった“東久迩型”調髪
嫁さんとは式場で初対面
登山熱にうかされる
美人の多い金沢
2 パリよいとこ、うかうか七年
自由のフランスへ留学
ここでも貧乏農家の経験
ジョッフル元帥がヒゲの頬っぺで
“私の手は荒れています、皇后さま”
天皇の御名代でルーマニアへ
王室美人の思わせぶりな親切
ルーマニアの農地改革に注目する
ハンガリアで王様を頼まれる
厳重すぎる天皇の警衛
マルクスの『資本論』を読む
“皇族は自動車運転いけません”
北白川宮の遭難
挫折した歌舞伎の訪仏計画
クレマンソーをやりこめる
日本人の劣等感はどこからくる
早くもフランスで日米戦争論
アメリカの手をクレマンソーが予言
東条ついに忠告をきかず
あたった手相見の予言
陸軍近代化意見に“赤”のレッテル
朝鮮人との因縁話
帰国がおくれたわけは
3 宮さま師団長、大いに伸す
徹夜で語る菊五郎
羽左衛門、常陸山との交友
はりきり近衛歩兵第三連隊長
美しかった名古屋西川流の踊り
満州事変問題で真崎大将と衝突
新生活運動“東久迩時間”
もてあましの石原莞爾をもらう
傑作“連隊長戦死!”
仙台の想い出いろいろ
“阿古屋というのは男か”
酒合戦、われに敵なし
右翼団体から脅迫状
とりわけ好きな荷風の小説
4 やんちゃ通らず、ついに孤独
漢口で和平を主張してしかられる
感銘深かった中野正剛の自決
弱気の近衛文麿を激励する
飾りものの防衛総司令官となる
最初の東京空襲について
メッカチとビッコの多い高射砲隊員
弱音をはきにきた東条
B29捕虜の死刑に反対する
“特攻隊”編成を許さず
頭山満と久原房之助に和平工作を頼む
期待の繆斌工作もならず
終戦内閣の首相をひきうける
占領軍へのレジスタンス
自由な一人民となる
跋(里見〓)

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