私の履歴書
- サブタイトル
- 編著者名
- 賀屋 興宣 [著]
- 出版者
- [賀屋興宣後援会]
- 出版年月
- 1963年(昭和38年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 96p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Ka98
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 出版年月は推測による。
- 昭和館デジタルアーカイブ
はしがき(迫水久常)
1 おいたち―その日は孝明天皇祭、広島の母の実家で生まれる―
2 少年時代―夢は文学、政治、医者、中学の同級に瀬越名誉九段―
3 一高入学―真剣に人生を考える、目を開いてくれたなき友―
4 一高、東大時代―大学卒に六年かゝる、強くひかれた筧教授の哲学―
5 大蔵省にはいる―主計局生活が十六年、いばりもしたが努力もした―
6 大蔵省ぐらし―合理化へ大なたふるう、技術面も突っ込んで調べる―
7 海軍々縮会議(上)―理論に反することが……、外務省もいいかげんだった―
8 海軍々縮会議(下)―海軍側と激しい論争、調印の夜、ついに爆発する―
9 主計局幹部時代(上)―際限ない軍部の要求、高橋・藤井両氏の下、身を挺し抵抗―
10 主計局幹部時代(中)―政治的とりまとめの苦心、板ばさみの農村問題―
11 主計局幹部時代(下)―成功だった予算方針、理論と政治の開きも読む―
12 高橋さんと西野さん―「二・二六」に心中暗然、西野氏は主計局の“恩人”―
13 理財局長時代(上)―只一人、軍部迎合の中で…、俊秀を集めて金融室つくる―
14 理財局長時代(下)―統制経済論者への批判、経済行き詰まり広田内閣崩壊―
15 大蔵次官―「財経三原則」の構想、次期蔵相に白羽の矢―
16 近衛内閣に入閣―商相に吉野氏を懇望、財経三原則の実行のために―
17 歴史の岐路―「三原則」で戦時経済乗り切り、財政収拾がかえってアダ―
18 戦時経済へ―芦溝橋事件が大事に、株価暴落対策―
19 三原則の実行―資金調整法の制定、貯蓄ムードづくりに全国へ―
20 蔵相をやめる―戦時経済も軌道に、池田成彬氏にバトン渡す―
21 北支開発総裁―ききん救済、石炭開発、日中提携北支開発構想―
22 東条内閣に入閣―入閣に際して政治家としての態度、開戦回避、一筋の望み―
23 開戦の前夜―万事休す!開戦に決定、撤兵要求のハル・ノート来る―
24 戦争時代―思い切った増税断行、日銀・正金銀行の若返り―
25 敗戦―勲章などを全部返納、インフレ防止運動を計画―
26 戦犯―十二月八日に巣鴨入り、“現実直視”の悟り開ける―
27 巣鴨時代(上)―戦犯世話業を始める、健康法をあみだして実行―
28 巣鴨時代(中)―面会、食費、恩給の世話、マッサージの学校もつくる―
29 巣鴨時代(下)―戦争責任に対する自主的判断、市ケ谷裁判の意味するもの―
30 結び、近況一束―陛下(全国民)にお詫び、戦争責任者としての心境―
年譜
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