天皇昭和紀 下
- サブタイトル
- 象徴帝国の誕生
- 編著者名
- ねず まさし 著者
- 出版者
- 至誠堂
- 出版年月
- 1961年(昭和36年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 280p
- ISBN
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/Sh97/2
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 年表:p267
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 最初にして最後の皇族内閣
戦争犯罪人をならべた東久迩内閣
「一億総ざんげ」
第2章 天皇のマッカーサー元帥訪問
支配階級の心配
GHQ、元帥と天皇の会見写真を発表
第3章 天皇制をほりくずすGHQ
自由の指令
神道の特権廃止の指令
驚くべきぼう大な皇室財産
第4章 不敬罪をのこそうとする幣原内閣
政府、不敬罪の有効を主張する
公職追放のあらし
第5章 神から人間へ
天皇の人間宣言
皇室財産の縮減
皇族の整理
英国王室の三倍の宮内庁
第6章 天皇の心配
退位問題をめぐって
天皇、教育基本法に不満
フランス大革命と天皇
第7章 マッカーサー、天皇をすくう―国際軍事裁判
裁判官は「文明と正義」
天皇をすくったマッカーサー
戦時中の天皇
命令の実行者は死刑
第8章 主権は国民の手へ―新憲法の制定
マ元帥、憲法改正を要求する
三月六日の革命
天皇、新憲法の遵守を誓う
第9章 赤旗、宮城にはいる
第10章 苦悶の象徴―プラカード事件
「なんじ人民飢えて死ね」
名誉毀損罪から不敬罪へ
無罪論の裁判官はただひとり
第11章 天皇の地位はどう変ったか(上)―敗戦前の天皇
神としての天皇
大元帥
元老と内大臣
帝国憲法における天皇
第12章 天皇の地位はどう変ったか(下)―象徴帝国の誕生
平和と国民主権の宣言
天皇には国事行為のみ
皇室典範もかわった
新憲法における矛盾と妥協
「象徴帝国」
第13章 依然としてのこる菊のカーテン
「帝国」議会
守られていない国事行為の条項
天皇の旅行
四つんばい事件
菊のカーテンあれこれ
いまもありがたい勲章
第14章 近親結婚はつづく
照宮と東久迩宮
戦後も血族主義
第15章 天皇家の将来
君主制から共和制へ
天皇家の永続は象徴帝国にある
付録・年表・索引あり
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626

